――最後に、今回の『浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる -大阪の巻-』を観覧に来られるお客様に対して一言いただけますか。
浦沢:僕ら「描いている人間から見た漫画」というのと、「読者から見た漫画」というのがけっこう遊離してるかもしれないんですよね。だから、本当の意味での「漫画家が何を原稿に込めているのか」みたいな事が……それが少しでも伝わると良いなぁと思います。
――今回は、描き手の人間、漫画家の視点から読者に向けた漫画展なんですね。
浦沢:ええ、そうなんです。大阪でもたくさんの方に見に来ていただけると嬉しいですね。