【インタビュー】『浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる -大阪の巻-』浦沢直樹スペシャルインタビュー

漫画家が原稿に込めた思い、
何を描いているかを体感して欲しい。

――最後に、今回の『浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる -大阪の巻-』を観覧に来られるお客様に対して一言いただけますか。

浦沢:僕ら「描いている人間から見た漫画」というのと、「読者から見た漫画」というのがけっこう遊離してるかもしれないんですよね。だから、本当の意味での「漫画家が何を原稿に込めているのか」みたいな事が……それが少しでも伝わると良いなぁと思います。

――今回は、描き手の人間、漫画家の視点から読者に向けた漫画展なんですね。

浦沢:ええ、そうなんです。大阪でもたくさんの方に見に来ていただけると嬉しいですね。

<プロフィール>
浦沢直樹(うらさわ・なおき)

漫画家。1960年1月2日、東京生まれ。
1983年、『BETA!!』でデビュー。スポーツものからSF、ミステリーまで、幅広いジャンルの漫画作品で読者を魅了し続け、世界的に人気が高い。手塚治虫文化賞、メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、アングレーム国際漫画祭最優秀長編賞(フランス)をはじめ、数々の漫画賞を受賞。

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2.5news(編集部)

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