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新木宏典がフォトブック発売イベントで地元愛を語る! 「丹波市を盛り上げていく活動に全力で協力していきたい」

新木宏典フォトブック「〝新〟発見 丹波ガイド」好評発売中

40歳を機に改名、俳優として新たなスタートをきった新木宏典が、ふるさとの兵庫県・丹波市にフィーチャーしたフォト&ガイドブック『新木宏典フォトブック「〝新〟発見 丹波ガイド」』を発売。本書は、新木が生まれ育った兵庫県丹波市を訪れ、地元の魅力を“新”発見する様子をたっぷり収録。新木自身も初めて訪れる観光スポットであらゆることに挑戦している様子のほか、観光地や飲食店20か所以上の情報はもちろん、宿泊施設の案内などトラベル情報が満載で、観光ガイドとしても役立つ一冊となっている。

新木宏典フォトブック「〝新〟発見 丹波ガイド」の発売を記念したイベントが、8月5日(土)に開催。
会見に登場した新木は、完成したフォトブックを手に取った感想として「フォトブックでもあるということが大前提にある中で、どこまでガイドブックとしても成立するものが作れるのかが、今回の課題になっていたと思います。観光協会の方にも協力していただいたので、丹波市を観光する上で必要な情報がしっかり入っていて、1冊あれば丹波市を回りやすいように作れたなと思います。撮影の過程で、僕自身も丹波のことをより知ることができたので、撮影して良かったです」と、振り返った。

お気に入りの1枚には、森林の中に佇んでいるページをセレクト。「ガイドブックなので、非常に見開きページが少ないから(笑)。どうしても写真のサイズが小さくなってしまうので、見開きページから選ぼうと思ったことと、僕が持っている『田んぼと山と川しかない』という丹波市のイメージから、やっぱり自然が近いところが魅力だと思いますし、表紙に着ている服とは違うパターンの服だったので、このページを選びました」とその理由を明かした。

フォトブックの制作を通して、改めて感じた丹波市の魅力については、まずは「『若い子たちが頑張っている』と新しく感じた」と回答。続けて、「決してネガティブな言葉でなく、 “何もない”、これが丹波の魅力だと思っています。東京で生活している中で環境がすべて整っていることは便利で魅力的だなと感じますが、丹波市はそれほど整っているわけではない。だからこそ、自然と触れ合える時間があり、人口が多くないからこそ、どこに行ってもご近所付き合いのような距離感で人と接することができるところが、僕自身感じている丹波の温かみでもあります」と地元の良さを教えてくれた。

さらに「観光に来ていただいたときに非常に困る点は、交通の不便さ。都会に住まれている方からすると、タクシーが走っていないことに驚かれると思います。丹波市も車で生活する方が多いですが、やっぱりタクシーの台数が圧倒的に少なく、拾うことが非常に困難だと思います。そのように観光する上で問題が起きるところに関しても、レンタカーが借りられる場所もガイドブックにきちんと記載しています」と、ガイドブック機能を備えた本作の見どころをちゃっかりアピール。「ゆかりがある場所というよりは、丹波市で人が集まることを喜んでくれるお店や観光スポットを取り上げていますので、いっぱい観光を楽しんでいただきたいです。周りの方に決して迷惑がかかるような場所はないので、全ページ回っていただけたらなと思います」とコメントした。

そんな丹波市で、行ってほしい場所やおすすめのグルメについて聞かれると「難しいですね…(笑)。今回観光協会の方にも手伝っていただいたので、来てほしい場所しか載ってないんです。5月ぐらいだと、白毫寺の藤の花が開花しているのでとてもきれいな景色が見られると思いますし、水分れ公園は、ガイドブックを撮影した4月頃に桜並木ができるので、とてもいいんじゃないかな。パラグライダーの体験ができるところも紹介していますが、夏に行ったら気持ちいいと思うので、どのシーズンでも楽しめる、それぞれのベストのタイミングがあるかもしれません。食べ物で言うと、黒豆や栗、秋口くらいに旬の食材、オススメのグルメが出てきますし、冬は寒いので難しいかもしれませんが、雪も積もるので、あったかいものを食べていただけたらなと。一年中四季を楽しめるというのが、自然の多い丹波市の魅力につながると思うので、どのシーズンに行っても楽しみ方が変わるのかなと思ってます」と自信満々に答えた。

そんなフォトブックの出来栄えに、記者からの「これを機に(丹波市の)観光大使まで目指しますか」という提案には、「丹波市が望むのであれば」と謙遜しつつも、前向きに回答。「僕が丹波市出身の丹波市民だからこそ感じているところで言うと、ガイドブックを作るまでは『うちなんかに来ても何もないよ』と謙遜してしまう人が多かったと思いますし、僕もその1人だったので、観光協会の方に問い合わせないと出会えなかったお店や観光スポットもたくさんありました。そういう意味では、丹波市長さんや観光協会からお声がけいただけるのであれば、これを機に観光協会と手を組んで、丹波市を盛り上げていく活動に全力で協力していきたいなという思いはあります。丹波市が盛り上がることは僕自身すごくありがたいことなので、観光大使という名前をいただけるのであれば、ぜひ新木宏典に渡していただければなと思います」と地元への貢献に意欲を見せつつ、笑顔で会見を締めくくった。

商品概要

新木宏典フォトブック「〝新〟発見 丹波ガイド」
●発売日 : 2023年7月31日(月)<好評発売中>
●定 価 : 4,000円
●撮 影 : MARCO/吉田一之
●発 行 : 東京ニュース通信社
全国の書店、ネット書店にてご購入いただけます。詳細はTOKYO NEWS magazine&mook<https://zasshi.tv/>をご確認ください。

Rie Koike