2016年11月26日より2017年1月25日まで大阪南港ATC特設会場にて開催中の『浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる -大阪の巻-』。
この展示会は、実写映画化もされた『20世紀少年』をはじめ『YAWARA!』『MASTERキートン』『Happy!』『MONSTER』『PLUTO』――などを発表し、作品のすべてが代表作品とも呼べる鬼才・浦沢直樹のペン先の全てが集結した展示会です。
2016年1月には東京の世田谷文学館にて初の個展として開催され、2箇所目となる今回の大阪では、東京・世田谷文学館で展示しきれなかった作品も加えた1000点強の手稿が展示されています。
今回、開催前日11月25日に行われた内覧会とトーク&ライブのレポートをお送りします。
大阪南港、大阪市営地下鉄・中央線のコスモスクエア駅から、展示会や同人誌即売会などの会場となる施設インテックス大阪の手前を海のほうに抜け、大阪府咲洲庁舎の入るWTCビルを越えると今回の会場のあるATCが姿を現します。(ニュートラムトレードセンター前駅からはATC直結)
ATC内ITM棟2階の特設会場の前では、浦沢直樹展の看板と共に各作品のキャラクター達のスタンドPOPが出迎えてくれました。
楽しい気分で入り口のタイトルグラフィックの前を奥に向かうと、薄暗い中『MONSTER』のヨハンが「おかえり」と出迎えてくれる。『MONSTER』16巻の内容を思い出しすこし気持ちが引き締まります。