【オフィシャルレポート】小林亮太のファースト写真集『温度』5月30日(火)発売! 目標は「大河ドラマに挑戦したい」

映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」や映画「兄に愛されすぎて困ってます」など、数多くの舞台やドラマ・映画に出演し、グランドミュージカルにも活動の幅を広げる俳優・小林亮太のメモリアル写真集『温度』(KADOKAWA)が、5 月 30 日(火)に発売される。リリースに先駆け、5 月 28 日に東京・渋谷の MODI 内、HMV&BOOKS SHIBUYA にて、発売記念イベントが開催された。

小林は現在の心境について「ひとりで受ける囲み取材は今まで経験がなかったので、朝からド緊張していたんですけど、写真集を作ってもらったスタッフチームがフォローしてくれました。写真集はみなさまの応援がないとできないものだなと感じますし、昨日も名古屋でイベントの初日を迎えたんですけど、こうして直接手渡しできる機会をいただけてうれしい気持ちでいっぱいです」と笑みを浮かべた。

写真集のタイトルにつけられた『温度』については、「2 月の氷点下の青森で、スタッフチームを含め関わった人達が温かくて、いい意味での温度差を感じました。今回の写真集のなかで現状の僕のさまざまな温度が見られたらいいなというのと、役者としていろんな人物を演じる上で、もっと色んな温度感の人物を演じられたらいいなと思って『温度』にしました」と理由を説明した。

2 月に青森県の八戸市を中心に、2 泊 3 日の旅で撮影したという本写真集。報道陣から感想を訊かれると「楽しかったですね。年齢的には先輩のスタッフ陣も多いなかで、楽しくゆるく撮影してもらいました。2 泊 3 日純粋にみんなで旅をしたなって想いが大きいです」と回顧。料理にも舌鼓を打ったそうで「2 月の八戸なので、外は寒いんですけれども中に入って温かいセンベエ汁頂いたりとか。小さい頃に八戸市に行ったことがあるんですけど、当時の記憶ではホヤが美味しかった思い出があったので、20 歳を超えてからホヤの塩辛をお酒と一緒に頂きました」と振り返った。

16 年ぶりに八戸市に再訪した小林は、当時について「写ルンですで八戸の写真を撮っていたことがあるんです。小学 2 年生の僕はおもちゃのカメラだと思っていたので、実際撮れるなんて知らなくて。なので当時の思い出の写真が一枚もないんです。今回、これだけ八戸を回って撮影できていい時間でした」とポツリ。新たな魅力も見つけられたそうで「自分は人と喋るのが好きなんですけど、最初から言いたいことを言えるタイプではないんです。八戸は、色んなことを喋りたいと思ったときに、自分が落ち着けて話したいことを話せるって場所だったなと思います」と魅力を熱弁していた。

また、青森県の八戸市にはかつて、小林のひいおばあちゃんの家があったそうで「広大な畑を持っていて、色んな野菜を育ててたんです。その畑で一緒に野菜を採ったことが印象的」と当時を思い起こすと、「今は跡地になっているんですけど、撮影の合間に連れて行ってもらって、裏口を通ると『あ、ここに畑があったな』ってことを思い出したりして。それって実際に行かないと思い出さなかったと思う」しみじみした様子で話していた。写真集の中でもお気に入りのカットについては「お芝居をしていてとか、先輩だったり、見てくれる人達から『目が印象的だね』と言ってもらえることが多いんです。お気に入りのカットは、本当に朝イチで撮ってもらっていて、僕的にも感覚が鈍い状態。その瞬間が素の自分に近いというか、別の場でも撮ってもらうことがあまりなかったのでお気に入りです」と胸を張っていた。

ことし挑戦したいことについて質問が飛ぶと、「ハンバーガーが好きと言い続けて連載とかもやらせてもらっていて、6 月 9 日、10 日、11 日で『JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2023』で審査員を担当させてもらうことになりました。ハンバーガが好きと言い続けて、まさか 24 歳で大会の審査員をするなんておもってもみなかったので、好きを突き進むって大事なことなんだなって自分では改めて気づかせてもらった気がします」と返答。役者としては「ここ 2、3 年演劇でやらせてもらうことが多かった。フィールドを広げて映像の方にも進出していきたい。それと大河をやりたいです!『鎌倉殿の 13 人』(2022,NHK)で小栗旬さんがやっていたのもありますし、舞台の作品の方で大正時代の少年役で殺陣とかをやっていたので、そういう部分を少しでも大河作品で活かしたい」と目を輝かせていた。

プライベートで挑戦したいことにも話が及んだ。小林は「プライベートも捧げるぐらいの気持ちで仕事に打ち込みたい」と切り出し、「僕は切り替えが得意じゃないので、一個作品があると集中し過ぎてしまう。そうなると周りが見えなくなってしまうので、そこまでなりすぎないように程度に、芝居に繋がるようにいっぱい演劇を観に行きたいですし、映画も観に行きたいです」と目標を掲げていた。

今回の写真集に点数をつけるならという質問には、「自分で考えると、ある種自分のことを評価するのは怖いという思いもあります。僕自身でつけるのは納得がいかないので、よければ写真集を実際に手に取ってもらった人達に採点してもらえたらうれしい」と答えて報道陣を沸かせていた。

最後に、ファンの方に向けて「みなさまの応援で写真集を出させていただく機会を貰いました。本当にいいチームと撮影させていただいたので、色んなカットがファースト写真集の中にあると思います。さっき自分で点数をつけないと言いましたけど、ファーストにしてはやりたいことをやらせてもらったのもありますし、恥ずかしいですけど個人的にはいい物にしていただいたという想いが強い。ぜひみなさんもお気に入りのカットを見つけてもらいながら、日々眺めてもらえるとうれしいなと思います」とコメントしていた。

写真集詳細

◼︎タイトル:温度
◼︎著:小林 亮太
◼︎定価:3,300 円(本体 3,000 円+税)
◼︎発売日:2023 年 5 月 30 日
◼︎判型:A4 判
◼︎商品形態:単行本
◼︎ページ数:96

◼︎撮影:横山マサト

©KADOKAWA 撮影:横山マサト

Rie Koike

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