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【レポート】『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Bad Ass Temple VS 麻天狼》-Cinema Edit- 舞台挨拶の様子をお届け!

キングレコード EVIL LINE RECORDS が手掛ける音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」の舞台化作品『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage(通称:ヒプステ)。
ヒプステの映画館限定のオリジナル編集版である「-Cinema Edit-」は、2023年1月に1作目「《どついたれ本舗 VS Buster Bros!!!》 -Cinema Edit-」を「3面ライブスクリーン」という日本初のスクリーンで上映。2作目となる本作では、【3面ライブスクリーン上映】に加えて、【Dual 3D上映】という全く新しい3Dでも期間限定で上映しています。

この度、映画公開を記念した公開記念舞台挨拶が東京・丸の内ピカデリーで開催されました。

左から:青柳塁斗、加藤大悟、廣野凌大、鮎川太陽、荒木宏文、井出卓也

舞台挨拶には、本作に出演している廣野凌大さん、加藤大悟さん、青柳塁斗さん、鮎川太陽さん、荒木宏文さん、井出卓也さんら6名が登壇。
シリーズを通して印象に残ってるシーンや舞台で大変だったことなど、映画公開の感想と合わせて語りました。

3面ライブスクリーンで本作を観た感想を聞かれた鮎川さんは「僕は2階席のちょうど真ん中から観させていただきました。音の迫力もすごいですし、皆さんも3面での上映は初めて観ると思うのですが、本当の舞台を観ているかのような感覚になれるかと。見たいところがちゃんとフォーカスされるので、これから観る皆さんも是非堪能していただけたらと思います」と、3面ライブスクリーンならではの魅力を語りました。

一方の井出さんは「舞台の最初の方のシーンで、四つん這いでセットの下に入っていくようなお芝居をしたんです。そしたらその場面がスクリーン1面まるまる使って、僕のお尻が映るんです(笑)やめとけばよかったなと思いましたね(笑)」と、まさかのシーンが大きく映し出され、少し恥ずかしそうに明かしました。

そして、メインでやっている場面以外のキャストもこうして抜かれているかもしれないという話になると、青柳さんは「休憩しているところが見られちゃう(笑)」と漏らし、さらに司会者から「いつ自分がカメラに抜かれているか分からなかったですか?」と質問されると、荒木さんが「それを考えないのが演劇なんですよ!だから演劇が3画面の映画館にはすごく相性がいいと思うんです!」と熱く語り、会場からは大きな拍手が。続けて「(マスコミの皆さんが)記事に書きやすいようなキャッチーな言葉を考えた結果、『演劇と相性がいいのが3画面スクリーン』になりました。是非、使ってください!」と言い、会場の笑いを誘いました。

また、3面ライブスクリーン上映に加えてDual 3Dでも上映されている本作ついて、荒木さんは「これまでもライブビューイングで映画館配信されることはありましたけど、本作は公演期間を終えてからも楽しんでもらえる。それも3面ライブスクリーンとDual 3Dで、それぞれ3画面と1画面と、楽しみ方も変わりますしね」と、廣野さんは「(Dual 3Dでは)メガネを外してもボヤけずに2Dで観れて目が痛くならないですからね。メガネを付けながらでも、外しても楽しめるようになっています」と語りました。

共演者について聞かれると、荒木さんは「塁斗とは17年ぶりの再共演です。初共演をした時は16歳の頃で、細マッチョだった。17年ぶりに会ったときはゴリマッチョでした(笑)」と、青柳さんとの再会について語りました。そして廣野さんが、青柳さんが舞台でライダースジャケットを着た姿について「肩パット入れてないのに入れてるかのよう」と言うと、荒木さんが「肩が“メロンパン”ってよく言うけど」とコメント。それに対し、青柳さんが「肩が“メロン”はよく言いますけど、“パン”はいらないんです」と訂正。すかさず井出さんが「記事の見出しは『肩がメロンパン』でお願いします」と言い、仲の良さが伺える掛け合いを披露しました。
また、加藤さんは「ヒプステが初舞台で、ホームに帰ってきたような気持ちです。全てを教えてもらった舞台です」と本作について語り、廣野さんは「頼もしくなって帰ってきてくれた。塁斗さんとニヤニヤしながら『成長したな』って言って見てました」と、加藤さんの成長が嬉しいという想いを明かしました。

本作品は大千秋楽を撮影したものということで、大千秋楽を迎えたときの心境を聞かれると、青柳さんは「無事に終わってくれ、でした。ご時世的に、急に中止になったりすることもあったので、28公演という怒涛のスケジュールを体調を崩すことなく終わってほしいという気持ちでいました」と、加藤さんは「BoP(Battle of Pride)には出演させていただいていましたが、お芝居で出演するとなるまで2年間くらい間がありました。なので千秋楽を迎える時は、初舞台の時を思い出しました。周りの人たちに『お前はすごいよ』って言われて、泣かせられました」と、感慨深そうに振り返りました。そんな中、「僕はいつクビになるかわからなかったです…」と気まずそうに言う廣野さん。舞台監督に怒られていたことなどを共演者に暴露される場面も。

最後に、廣野さんより「みなさまの感想が本当に僕らに直に届くので、すごい励みになるし、それが直接仕事になるので惜しみなく言ってくれたらと思います。そして本当に僕らが本作に注いできた熱量を感じていただき、僕たちが作る舞台『ヒプノシスマイク』を、そして『ヒプノシスマイク』のコンテンツを、これからも愛していただけると幸いです」と挨拶があり、舞台挨拶の幕は閉じました。


■「Dual 3D(仮称)」とは
シーンやご自身の好みに合わせて、2D/3D の鑑賞方法を自由に選択できる新しい上映体験です。通常の 3D 映画では 3D メガネを外すと映像が重なってぶれて見えますが、「Dual 3D(仮称)」では、メガネを外しても綺麗な 2D 映画として鑑賞できるため、同じ上映回の中で、メガネ無しの 2D/メガネ有りの 3D どちらでも作品をお楽しみいただくことができます。メガネをかけた場合は “登場人物をより近く自然に感じる、臨場感のある映像美” で作品をご鑑賞いただけます。

■「3 面ライブスクリーン」とは
松竹が未来のエンターテイメントのかたちを目指して導入する日本初の劇場スクリーンで、2019 年に熊本ピカデリー(熊本)に導入され、2021年には丸の内ピカデリー(東京)にも導入されました。
常に 3 面に映し出される迫力の映像とカスタマイズされたデジタル音響システムで、これまで再現が難しかった舞台上の繊細な表情、ダイナミックな躍動感、ミュージックライブの高揚感を、まるでそこにいるかのような没入感や臨場感でお客様に体験いただけるスクリーンです。

作品概要

劇場版タイトル
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage
《Bad Ass Temple VS 麻天狼》 -Cinema Edit-

公開日
2023 年 3 月 24 日(金)
「Dual 3D」&「3 面ライブスクリーン」2 週間限定同時上映

原作 EVIL LINE RECORDS

演出 植木 豪
脚本 亀田 真二郎

出演
ナゴヤ・ディビジョン“Bad Ass Temple”
波羅夷 空却:廣野 凌大
四十物 十四:加藤 大悟
天国 獄:青柳 塁斗

シンジュク・ディビジョン“麻天狼”
神宮寺 寂雷:鮎川 太陽
伊弉冉 一二三:荒木 宏文
観音坂 独歩:井出 卓也

ディビジョン・ダンス・バトル“D.D.B”
RYO gash! SHINSUKE GeN KIMUTAKU SNACK RyuICHI SOUTA

劇場版公式サイト
【《BAT VS M》 -Cinema Edit-】 https://hypnosismic-stage-cinemaedit.jp/2/
【-Cinema Edit-シリーズトップ】 https://hypnosismic-stage-cinemaedit.jp/

劇場版 Twitter https://twitter.com/hm_rts_ce (@hm_rts_ce)

ヒプステ主催 『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会
ヒプステ公式サイト https://hypnosismic-stage.com/

Ⓒ『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

Rie Koike