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【インタビュー】舞台「ラストアンコール~死者の夜明け~」KOSHINさん×MINATOさん×野口準さん

2023年3月23日(木)より、銀座 博品館劇場にて舞台「ラストアンコール~死者の夜明け~」が上演されます。
原作は、アプリ「マンガボックス」のオリジナル作品として、2020年3月より大好評連載中の「ラストアンコール」。

死神であるにもかかわらず、この世を彷徨う霊を救うため暗躍する海役に、ダンスボーカルグループ「BUGVEL」のKOSHINさん、妹の命を握られ不本意ながらも海を手伝う探偵・大牙役に、同じく「BUGVEL」のMINATOさん。
初舞台かつW主演の二人が演じる、相反する正義がぶつかり合うバディストーリーが、「BUGVEL」の主題歌とともに舞台となって新たな軌跡を刻みます。それぞれの死生観と正義が激突するダークかつエモーショナルな世界観を、メンバーのMAHIROさんがこの舞台のために書き下ろし、3月29日(水)18時の公演回では、舞台主題歌初披露となるBUGVEL SPECIAL AFTER LIVEも実施。

メインキャストには、大規模コンテンツの演劇で活躍する野口 準さん、2022年4月にHKT48を卒業し、声優・女優として新スタートを切った熊沢世莉奈さん、小劇場から商業演劇まで様々な舞台で活動する実力派の久下恭平さん、元宝塚歌劇団で現在も多数の舞台に出演する花奈 澪さん、2.5次元舞台を中心に輝きを放つ阿部快征さん、女優・タレントのみならずタロット占い師としても活動する西尾まうさんら、活躍著しいキャストが出演します。

この度、KOSHINさん、MINATOさん、野口 準さんにインタビューを実施。
初舞台・W主演となる本作にかける想いや、意気込みなど伺いました。

最後に直筆サイン入りチェキのプレゼントも♪

KOSHINさん×MINATOさん×野口準さん インタビュー

左から:KOSHINさん、MINATOさん、野口準さん

KOSHINさんとMINATOさんは、初舞台でW主演を務めますが、決まった時のお気持ちをお聞かせください。

MINATO:信じられないほど嬉しかったです。それと同時にプレッシャーも感じました。共演者が演劇のプロの方ばかりで、僕らは歌やダンスは得意ですが、どうやって言葉を伝えるかを考えたことがあまりないので不安もあります。

KOSHIN:『BUGVEL』の宣材写真の撮影中に、マネージャーさんからこの作品の出演が決まったと伝えられて、本当に信じられない気持ちでいました。普段アーティストとして活動をしている僕らを、こうして選んでくれたんだと思うと嬉しかったです。共演者の方々と稽古場でお会いてみたら、本当に凄い方々ばかりで、僕らも頑張らないといけないなという気持ちでいます。

同じグループのメンバーでW主演というのも、なかなか経験できないことですよね。

KOSHIN:そうですね。僕は一方的に結構喋るタイプで、MINATOくんはその逆であまり喋らないタイプなんです。なので「真逆のこの2人なんだ!」って、少しビックリしました。MINATOくんもそう思わなかった?(笑)

MINATO:僕じゃなくても、他のどのメンバーとペアになってもKOSHINが基本的に1人で喋ってる状態になるとは思いましたね。

KOSHIN:おい!(笑)

MINATO:今回、KOSHINが演じる海の方が静かで、僕が演じる大牙の方が大きな声出したり熱血キャラで、いつもとは逆の性格のキャラクターを演じるということなので、僕は、普段のKOSHINを参考にしながら頑張っていきたいと思います。

野口さんは、本作に出演が決まった時はどのようなお気持ちでしたか?

野口:出演者の一覧を見た時に、今をときめく「BUGVEL」のおふたりが主演で、しかも主題歌も担当されるということだったので、全力で脇を固めていこうという気持ちになりました。初舞台初主演、しかもこの規模でやれるというのは、なかなか経験できることではないので、しっかりと支えていけたらと思います。

コメント動画で「悪役を演じるのが好き」とおっしゃっていました。今作で演じる樹は『死神としての役割をこなす反面、海を疎ましく思い、暗躍する』という役どころなので、どう演じるのか楽しみです。

野口:悪役って、面白いじゃないですか。舞台ではそれぞれ役割があって、その中で嫌われたら勝ちみたいな役って、お芝居をやっている人だったら1回は通っておきたいと思うんじゃないかな。そっちの方が魅力的に感じる人もきっと多いですし、僕もそうだったので。なので僕自身も、今からすごく楽しみです。

原作を読んでの感想をお願いします。

KOSHIN:死神のイメージがあまり自分の中で想像できないでいたんですけど、漫画を読んでイメージが掴めました。死神としての仕事をこんなふうにこなしているのかと、リアルに感じることが出来ました。自分が演じるんだということを意識しながら読んでいたのもあり、親身になりながら、他の人の数千倍は楽しんだと思います!

MINATO:キャラ設定だけじゃなく、話の作り込みがすごく細かくて、僕は人より数億倍楽しみましたね。

KOSHIN:(笑)

MINATO:あんまりウケなかったか…。

野口:1人しかウケてない(笑)

MINATO:ストーリーが難しいけど、面白い。なので、舞台にしたら観ているお客さんも考察しながら、楽しみながら観れると思うので、そこが楽しみだなと思いました。

野口:死神が登場したり、幽霊が見えたりするファンタジーな要素がテーマになっていて、現実離れしている世界観なのに、妙にリアリティがある作品だと思いました。人間性がすごく強くて、実際にこういうことが現実でも起こっているんじゃないかと感じて、物語に没頭できました。そんなリアリティがこの作品の肝なんじゃないかな。

演じる役の印象はいかがでしょうか。

KOSHIN:海には海の正義があって、他の人も各々の正義がある。その中で、なぜ海は人間を殺すのかと疑問に感じる人も多いと思います。物語を読み進めていくと理由が分かってきて、殺すのは良くないことだけど、海の気持ちにも寄り添えるな…と思わせてくれる人物だと感じました。

MINATO:大牙は、わかりやすく熱血で直球で真面目な人だと感じました。そして優しい部分もすごくあって、嫌いな相手であっても、困っているのなら助けてあげたいという正義感が格好よくて男らしくていいなと思っています。

野口:本当に謎の多い死神だなというのが第一印象でした。すごく悪役っぽく登場してくるんですけど、少しドジなところがあったりして、掴みどころのない部分もある人物です。これから先、もっともっと新しい展開が待っているかもしれないので、楽しみです。樹はそうしたところも含め、死神だけど1番人間味がある人物だと思います。自分とはタイプが違うので演じるのが難しそうだなと感じました。

KOSHINさんとMINATOさんは、本作が初舞台ですが、役作りはどのようにしていきたいと考えていますか?

MINATO:役作りの前に、すごく基礎的な部分なのですが、自分はいつも関西弁でしか話していないので標準語の発音を練習するところから始めています。

KOSHIN:確かに、僕らの中ではMINATOくんが1番関西弁が強い気がする。

MINATO:僕が思ってる標準語のイントネーションが違っていたりするので、なかなか難しいです。

野口:僕も大阪出身なので、関西の人が標準語喋ろうとする時の違和感や難しさ分かります。

MINATO:やっぱりそう思いますよね(笑)。台本を読んでいてもやっぱりイントネーションが難しいので、そこからクリアしていきたいです。

KOSHIN:僕は役作りする前から、友達やBUGVELのメンバーに「感情ゼロ男」って言われることが多くて、もしかして無自覚に海に近いのかもしれないです(笑)。

MINATO:違うよ!これはみんなが面白がって言っているだけだから(笑)。KOSHINはグループの中で1番年下なのに、1番アツいんですよ。その勢いに年上のお兄ちゃん達は突き動かされているので。だから感情ゼロじゃないし、冗談だよ。

野口:おいおい、イチャイチャは他所でやってくれよ!(笑)

KOSHIN:ごめんなさい!(笑)野口さんともこれからイチャイチャしていきたいです。

一同:(笑)

KOSHIN:僕が演じる海は、自分を縛り付けることもなく、ラフな感じな役なので、緊張しないようにすることを心掛けています。演じている僕が緊張してガチガチになっていると、海らしくなくなってしまうので、稽古をしながら自然体でいられるようにしています。

野口さんはいかがでしょうか?

野口:自分とはタイプが違いますが、そこは稽古で色々と試して、全体のバランスを見ながら役作りをしていきたいです。W主演のおふたりの仲の良さが、お芝居にも出てくると思いますし、僕が演じる樹のバディでもある夢乃との関わり方も相談しながら作っていきたいです。

KOSHIN:本読みの前に、予告アニメのアテレコ収録をやったんですけど、その段階で物凄く上手くて衝撃を受けました。

野口:僕もアテレコは初めてですよ(笑)。

KOSHIN:ビジュアル撮影の時に少しだけご挨拶をして、アテレコ収録で会うのが2回で。お互いすごく緊張していたので、楽屋がめちゃめちゃ静かだったのを覚えてます(笑)。

野口:本当にそうだった(笑)。

BUGVELメンバーのMAHIROさんが、舞台「文豪とアルケミスト戯作者ノ奏鳴曲(ソナタ)」に出演中(※取材時)ですが、なにかアドバイスはもらいましたか?

MINATO:どういうふうに意識をしたら上手くいったかとか、話してくれました。あとは、恥ずかしがらずに本気でぶつかり合うのが大事。熱量を出した分だけ返してもらえるし、すごく勉強になると、教えてくれました。

KOSHIN:僕はまだ話せていないので、先輩グループ『ORβIT』の宮島優心くんがミュージカル「マギ」-迷宮組曲-で主演を務めていたので、相談にのってもらいました。台本の覚え方や、舞台上でどう立てば綺麗に見えるかアドバイスをもらいました。優心くんは、変な間を作らないように意識をしていたそうです。台本の覚え方は、自分のセリフの部分を空けて、他の人のセリフを読んで録音して、それを使いながらしっかり自分のセリフを言えるように実践していたと教えてくれたので、それを実践しています。いざ稽古になってみたら、共演者の方々の気迫に負けて全部セリフ飛んじゃったりして…。なかなか上手くできず、苦戦中です。

野口さんは、初めて舞台に立った時のことを覚えていますか?

野口:覚えています。14歳の時で、当時所属していた事務所主催の小劇場での公演でした。それがアカデミーに入所して1ヶ月後くらいで、本当にお芝居の右も左も分からないような頃だったので、すごくビックリしました。
稽古の段階では、お客さんが観てることを意識していなくて、本番になったら嫌でも視界に入っちゃって。不意に客席を見て、「やばい、こっち見てる!」って思った瞬間にセリフが飛んだりするんですよ。それがすごく怖くて、でもこれも醍醐味かなって思ったり。そんなにセリフも多くなかったけど、千秋楽でめっちゃ泣きましたね(笑)。
2人はアーティスト活動を通して、人に伝える力は既に持っているので、自信を持ってやってください。

MINATO:ありがとうございます。

KOSHIN:一生ついて行きます!

お互いの印象はいかがでしたか?

KOSHIN:準くんは本当に陽気な方で、1人だけ光が出てるんですよ。そこに縋ってます(笑)。最初に会った時も、おどおどしている僕らに話し掛けてくれたので、感謝、感謝です!

MINATO:本当に話し掛けてもらえてありがたかったです。これからもっと仲を深めていけたらと思います。

野口:ビジュアル撮影の時は、お互い違うジャンルから来ているのもあって、なんだこいつらとか思われてたらどうしようって、少し怖かったです(笑)。でも次に会った時、自分の仕事に真剣に向き合う姿勢がすごく素敵で、いい方々だなと思いました。

今回インタビューをさせていただいた、KOSHINさん、MINATOさん、野口準さんの直筆サイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!
チェキの応募方法は2.5newsのTwitterをフォローし、対象ツイートをRTをするだけ!
応募締め切りは2023年3月19日(日)23時59分です!沢山のご応募お待ちしております!

※サイン入りチェキは当選者1名様につき1枚とし、TwitterのDMにて当選された方にのみ、ご連絡いたします。その際にチェキの種類は選べません。
※仕様上2.5newsのTwitterのアカウントをフォローして頂かない場合はDMが送れませんのでご注意ください。
※DM送信後は48時間以内にご連絡が無い場合、当選は無効といたします。

公演概要

タイトル:舞台「ラストアンコール~死者の夜明け~」

原 作 :志宇「ラストアンコール」(マンガボックス)
脚 本 :鳥澄ワカタ
演 出 :田邊俊喜

出 演
KOSHIN(BUGVEL)……海
MINATO(BUGVEL)……大牙

熊沢世莉奈………明音
久下恭平…………杏一郎
阿部快征…………朝日
西尾まう…………沙矢

花奈 澪 …………夢乃
野口 準 …………樹

<エピソードキャラクター>
窪田美沙…………三谷智子
上田一成…………滋賀一真
金澤慎治…………村瀬春人
冨永尚毅…………国武
CHIRI……………真木里菜
白井サトル………川澄 薫
嶋崎裕道…………満也

公演日程 :2023年3月23日(木)~4月2日(日)

会 場:銀座 博品館劇場
〒104-8132 東京都中央区銀座8-8-11
●JR『新橋駅』銀座口より徒歩3分 ●東京メトロ『新橋駅』出口1より徒歩3分
●東京メトロ『銀座駅』A2出口より徒歩5分

■チケット料金は S 日程・A 日程の2パターンをご用意!
公演回ごとに S・A の2パターンのチケット料金を設定しております。アフターイベント盛りだくさんの S日程もお得に観劇できる A 日程も、どちらで観てもラストアンコールの世界に存分に浸ってください!

<AFTER EVENT>
◆3月25日(土)13:00=CREATER AFTER TALK
登壇者:志宇(原作)、田邊俊喜(演出)、MAHIRO(主題歌作曲)、KOSHIN、MINATO
原作、演出家、主題歌作曲のMAHIRO(BUGVEL)の制作裏話に、W主演のKOSHIN、MINATOが迫ります!

◆3月26日(日)13:00=CAST AFTER TALK
登壇者:MINATO、熊沢世莉奈、久下恭平、西尾まう
タロット占い師としても活躍する西尾まうが、“人間チーム”の大牙役・MINATO、明音役・熊沢世莉奈、杏一郎役
・久下恭平の未来を占います!

★3月29日(水)18:00=BUGVEL SPECIAL AFTER LIVE
ダンスボーカルユニット「BUGVEL」が公演後に登場!舞台主題歌を初披露します!
※AFTER LIVEに関する諸注意事項は公式HPにて発表いたします。

◆4月1日(土)13:00=CAST AFTER TALK
登壇者:KOSHIN、野口 準、花奈 澪、阿部快征、西尾まう
タロット占い師としても活躍する西尾まうが、“死神・猟奇チーム”の海役・KOSHIN、樹役・野口 準、夢乃役・花奈 澪、朝日役・阿部快征の未来を占います!

■A日程でもお客様とともに!『GUEST Thanks Day!』実施!
●3月24日(金)18:30回、●3月27日(月)14:00回では、ご来場のお客様に感謝の気持ちを込めて『GUEST Thanks Day!』と銘打ち、A日程のチケット料金そのままに、全てのご来場者様に非売品のオリジナルグッズをお渡しいたします。
3月24日(金)18:30回ではオリジナルTシャツ、3月27日(月)14:00回ではオリジナルタオルをプレゼント!
グッズを集めてフル装備で公演を楽しんでください!

チケット料金
S日程 パンフレット付11,500円/一般9,500円
A日程 パンフレット付8,800円/一般6,800円
※パンフレットは物販での販売品(2,200円)と同様の商品となります。
※前方席の確約はございません。

チケット発売中
ローソンチケット https://l-tike.com/lastencore/ (L コード:33543)
※PC/スマートフォン共通
※ローソン、ミニストップ店内端末「Loppi」にて一般発売後直接購入可能

公式ホームページ:https://lastencore-stage.com
公式 Twitter :https://twitter.com/lastencore_st
@lastencore_st

≪スタッフ≫
原 作:志宇「ラストアンコール」(マンガボックス)
脚 本:鳥澄ワカタ
演 出:田邊俊喜
主 題 歌:BUGVEL

舞台美術:照井旅詩
音 響:今里 愛
照 明:太田明希(Light Vision)
映 像:曾根久光
衣 裳:八重樫伸登
ヘアメイク:松田 陵(Y’s C)
特殊造形:平野雅史
アクション監督:加藤 学
音 楽:manzo
演出助手:荻原秋裕
舞台監督:田中 聡

宣伝デザイン:成川 研
宣伝写真:撫井健一
WEBデザイン:岡本宏輔

票 券:Mitt
ロビー運営:MIMOZA
制 作:桃山大輝

プロデューサー:川瀬良祐

協 賛:ローチケ

主 催:舞台「ラストアンコール」製作委員会

お問い合わせ
公 演▶SET インフォメーション info@set1979.com
チケット▶Mitt TEL:03-6265-3201(平日 12:00~17:00)

【原作情報】
「マンガボックス」アプリダウンロード URL
https://app.adjust.com/wn4qbyk (※iOS・Android 共通)
「マンガボックス」ホームページ URL
https://www.mangabox.me/
「マンガボックス」内『ラストアンコール』作品ページ
https://www.mangabox.me/reader/121042/

©志宇・マンガボックス/舞台「ラストアンコール」製作委員会

Rie Koike