2023年2月17日(金)品川プリンスホテル ステラボールにて、舞台「文豪とアルケミスト戯作者ノ奏鳴曲(ソナタ)」が開幕。
原作となる「文豪とアルケミスト」は、人々の記憶から文学が奪われる前に、文豪と共に敵である“侵蝕者”から文学書を守りぬくことを目指すDMM GAMESで配信中の文豪転生シミュレーションゲーム。
その舞台版シリーズ6作目となる本作では、第一弾「余計者ノ挽歌(エレジー)」ぶりの登場となる織田作之助役:陳内将さんが主演を務め、坂口安吾役:小坂涼太郎さんが第二弾ぶり、北原白秋役:佐藤永典さんが第三弾ぶりに出演。
そして、檀一雄役:赤澤燈さん、中野重治役:MAHIROさん、徳永直役:反橋宗一郎さん、草野心平役:佐野真白さんが、シリーズ初登場となります。
本稿では、開幕に向けたキャストコメントと併せてゲネプロの様子(写真掲載:10枚)をお届けします。
皆様こんにちは。織田作之助役を演じます陳内将です!
私自身は第一弾ぶりの出演で、あの頃と変わったものや変わらないものを染み染みと噛み締めながら、ここまでの稽古を重ねて参りました。
その中でも、特に今回吉谷さんが拘られた部分は『生感』なのかな、と思います。
用意された台詞ではなく、その場での人と人の会話を当たり前に交わす。
音合わせや、色んなきっかけ台詞はもちろん吉谷さん演出ですので多様に用いられていますが、その中でも、ここぞ!というシーンでは、何も気にせずに目の前の相手と生の会話をする。
そのメリハリに、温度差に、なかなか精神も擦り減ります。笑
カンパニーみんなが、魂を削って来た分、お客様には存分に堪能して頂きたい!
そして、こんな情勢下ですし、気分の上がらない時もあるはずです。
でもね、堕ちていいんだな。って今作を観て思ってもらえたら嬉しいです。
だってワシら無頼派は堕落してなんぼやろっ!
檀一雄役の赤澤燈です。
文劇 6 いよいよ開幕。稽古が始まった頃はまだ気づいていなかった自分の役回りのハードさ。
稽古が進んでいき、この「戯作者ノ奏鳴曲(ソナタ)」という作品に深く深く潜書するにつれ、覚悟が決まりここまで来ました。稽古場では演出吉谷さんという名の侵蝕者をぶっ倒してきたので(冗談です)、ここからの公演期間は作品を観劇してくださる皆さんと一緒に作品を守っていけたらと思います。筆を太刀に持ち替え戦い抜きます。
坂口安吾を演じさせていただきます、小坂涼太郎です。
みんなで作り上げたこの作品を、皆様にお届けるのが楽しみで仕方がありません。
熱く、そして楽しい物語になっていますので、楽しみにしていてください!!
こうしてゲネプロまで来られたこと、嬉しく思います。無事千秋楽まで駆け抜けられることを願って、最後の最後まで楽しんで演じます!
応援の程、宜しくお願いします!
北原白秋役の佐藤永典です。
舞台「文豪とアルケミスト」という作品に再び戻ってこられたこと、そして稽古を経てここまで全員無事に辿り着けたことをとても嬉しく思います!
この作品の持つ熱さ、力強さ、美しさ、儚さ、醜さ全てを舞台上で皆さんに届けられたらなと。
今回のチームでだからこそ魅せられる文劇 6 の世界を皆さん是非劇場で、そして配信でも楽しんでいただきたいです。
皆様改めまして、中野重治役を担当させていただきます MAHIRO と申します。
まず初めにこの素敵なステージに立てることがとても嬉しく思います。
初めての舞台でこんな素敵な方々と一緒にできる事がとても光栄です!
今回の舞台で私の事を知る方もたくさんいらっしゃると思いますが精一杯頑張りますのでどうぞ宜しくお願い致します!
今回のキャストさんやスタッフさんはもちろん、これまでこのシリーズに携わっている方々に誠意を持ってこの役を演じさせていただきます。
同じプロレタリアの中野重治演じる MAHIRO の舞台初出演となる文劇 6。
役者人生最高の初日を迎えられるように、こんなに毎日稽古後に残って稽古をするのは初めてかもしれないと思うほど、僕の伝えられることを伝え、それと同時に自分も確認するという時間を積み重ねました。
今回出演できるプロレタリア文学代表 2 名として、その想いを、歴史を、しっかりと舞台に刻みたいと思います。
草野心平役の佐野真白です。
文劇の世界、初めての参加で不安もありましたが、演出の吉谷さん、座長の陳内さんをはじめ、これまで文劇を支えてくださった先輩方に学び支えられ、皆様に僕たちの物語をお届けする日を迎えることができました。
文学を通し言葉の持つ力を信じ、皆様ひとりひとりの背中押すような、そんな言葉を僕も紡いでいきたいと思います。心平さん、ぎゃわずと共に。参ります!
文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。
終わりの見えない戦いに虚無感を抱きつつも、
織田作之助は同じ無頼派の坂口安吾、そして檀一雄と合流を果たした。
残るはその中心的存在の太宰治だけ……。
だが、まだ太宰の姿が見当たらない……。
プロレタリアの中野重治や徳永直ともそのことを共有していると、『蟹⼯船』の侵蝕が発生。
戸惑いを抱え潜書することができない織田に対し、
坂口は共に寄り添い、檀は二人に代わりに戦うことを選び、
中野・徳永・草野心平らと奮闘の末、無事浄化成功。二人が待つ図書館へ帰還する。
戦いでの傷を癒し過ごす穏やかな時間、織田は自分の知らない無頼派、
そして太宰との日々を語る檀に劣等感を覚える。
そこに一足先に転生をしていたという北原白秋が現れ、
かつて、ここではない別の図書館で太宰と共に文学を守り戦っていたことを語る。
そうして探し求めた太宰の行方が判明した矢先。
突然、坂口の身に異変が起き『不良少年とキリスト』から鈍い光が漏れ――
公演日程
〈東京公演〉2023 年2月17日(金)〜2月26日(日)品川プリンスホテル ステラボール
〈大阪公演〉2023 年3月 3日(金)〜3月 5日(日) 森ノ宮ピロティホール
チケット
<東京>S 席:¥10,500 A 席:¥9,500 学割席:¥7,000
<大阪>S 席:¥10,500 A 席:¥9,500 学割席:¥7,000
配信
<東京>2月 18 日(土) 12:30 & 17:30
<大阪>3月 5 日(日) 12:30 &17:30
DMM 動画/3800 円(税込)
https://www.dmm.com/digital/stage/-/theater/=/name=bunal6/
出演者
織田作之助 :陳内将
檀一雄 :赤澤燈
坂口安吾 :小坂涼太郎
北原白秋 :佐藤永典
中野重治 :MAHIRO(BUGVEL)
徳永直 :反橋宗一郎
草野心平 :佐野真白
仲田祥司、町田尚規、多田滉、山口渓、田中慶、平澤佑樹、安久真修、丸山武蔵
原作 :「文豪とアルケミスト」(DMM GAMES)
監修 :DMM GAMES
世界観監修 :イシイジロウ
脚本 :なるせゆうせい(オフィスインベーダー)
演出 :吉谷晃太朗
音楽 :坂本英城(ノイジークローク)/宮里豊
主催 :舞台「文豪とアルケミスト」6 製作委員会
【公式 HP】 http://bunal-butai.com/
【公式 Twitter】 @bunal_butai (ハッシュタグ #文劇6)
©2016 EXNOA LLC / 舞台「文豪とアルケミスト」6 製作委員会