なお、ゲネプロ前に会見があった。各キャストのコメントは以下の通り。
演出の臣太朗さんには、「日本を変えるつもりで演じてくれ」と言われました。僕が演じる有利の、自分というものを強く持った、芯の強い、正義感の強い部分を意識して演じたいと思います。マ王シリーズには初参加で主演なので、初めてのことが沢山あり緊張もしますが、原作と前作の舞台も見て本当に楽しい作品だったので僕自身も楽しみです。
第3弾の舞台である今回は、主人公有利と僕が演じるグウェンダルとの関係に少し変化がある所が見どころです。初めて舞台オリジナルストーリーですが、原作の世界観は変わらないので違和感なくお楽しみいただけると思います!
いつもは有利を優しく見守っているキャラクターなのですが、今回はアーダベルト(下村)とのやり取りで少し違った雰囲気を出すシーンがあるので、ぜひ注目してほしいです。
僕が演じるヴォルフラムは初演では有利を魔王と認めていなかったのですが、再演では有利と恋人のように会話をしていて、それが今回は夫婦のような仲を見せられたらと思います。今回で第3弾ですが、新しい『マ王』をお見せできると思います。
僕が演じるギュンターは、今回初めてお城を飛び出して殺陣にも初挑戦しています。違った一面を見せられると思いますので楽しみにしていてください。
女装が趣味みたいなヨザックを演じますが、今回も女装が飛び出すかな…?飛び出すと思います(笑)!スパイシーさと、セクシーさを披露したいと思います!
隠された正体をもつ有利の地球の友達、村田健を演じます。正体は見てのお楽しみですが、村田は3作品目にして沢山出演シーンがあり、ソロ曲もあります!ぜひ注目して下さい。
兄弟である有利を溺愛する勝利は、原作には登場しないオリジナルのエピソード、オリジナルの活躍をするので舞台では異なった側面を見せていて、それがどうストーリーに絡んで行くかをぜひ見てほしいと思います。演出の臣太朗さんには「兄弟に見えない!」と言われていたので(笑)、頑張って兄弟を演じきりたいです。
アーダルベルトは太マッチョの体でありながら、愛していた女性ジュリアを思って恋に生きるという、体格とは相反する繊細な心情が今回は出ていますので、そこが見どころだと思います。僕はこれまでの3作全てに出演していますが、今回のカンパニーは今までで一番いい雰囲気だと思います。僕も魔族と一緒にいるシーンが今までで一番多いので、楽しく演じています。