2022年9月11日(日)東京・SHIDAXカルチャーホールにて、新里宏太&大薮丘によるTalk&Live「太陽と月~sun and moon~」イベントが実施された。
イベントでは、ミュージカル「ロミオの青い空」(略称:ロミミュ)でW主演として共演を果たした2人が、ロミミュ劇中歌含む楽曲をピアノとバイオリンの生演奏で1日限りのスペシャルライブと、10月28日(金)に発売予定のロミミュBlu-rayの映像と共に名場面を振り返り、裏話や当時の思い出などを語るトークを展開。
本稿では、1部(13:30スタート公演)の様子をお届けします。
オープニングトークでは、小道具について「この服に合っているのか疑問だけど」と話す大藪に、新里が「めちゃめちゃお金稼いで帰って来たみたいな見た目してるよ(笑)」とツッコミを入れ、早速仲の良さを見せる。
新里は「今から歌う曲は、どちらも大切な人を追いかけているけど届かない。なんでこの気持ちを伝えられなかったんだろうという想いが共通している楽曲です」とコメントをして、山崎まさよしの『One more time,One more chance』、新里が「碧の海〜LONG SUMMER〜」の挿入歌として歌った『Regret』、ふたつのバラード曲を優しく美しいハーモニーで届けた。
『スパッツァカミーノ!!!』~『初めての世界』のシーンでは、大藪は「ロミオはこれが買われてから初めての仕事で、熱くて苦しくて火傷もしたりして、辛い思いをして。普通だったらこんな仕事辞めたい、投げ出したいと思うはずなのに、ロミオは煙突の上から景色を見て、辛いことはどうでもよくなって心を奪われるっていうのが凄いと思いました」と振り返った。
『アルフレドの死』のシーンでは、新里が「このシーンでは丘が一番しんどかったんじゃないかな。稽古でもこのシーンが来る前に先行して気持ちが行っちゃって、号泣しちゃってた時もあったよね」と、当時の大藪の様子を振り返る。大藪は「僕にも大切な友達が居て、今の歳でも友達が死んじゃったら悲しいのに、10代でこんな辛いことを経験するなんて…。そう思うと本当に苦しかった」と、ロミオを演じる大変さを語った。
大藪が『ハッピーバースデートゥーユー』を歌いながらケーキを持ってくると、新里は少し照れくさそうな笑顔を見せた。
ロウソクに火を点ける大藪の手が震えており、新里が心配する場面もあったが、ロウソクの火を吹き消すと「ありがとう!」と、新里は嬉しそうに会場にいる全員に感謝の気持ちを伝えた。
■日程
9月11日(日)
①開場12:45/開演 13:30
②開場16:45/開演 17:30
■会場
SHIDAXカルチャーホール(東京都渋谷区神南1丁目12)
新里宏太Twitterアカウント:https://twitter.com/kota_shinzato
大薮丘Twitterアカウント :https://twitter.com/TAKA_O_official
■価格
13,200円(税込)