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【インタビュー】舞台「BOYS DOLL HOUSE~はい!よろこんで!~」古谷大和さん×石渡真修さん×大見拓土さん

10月7日(金)より新宿村 LIVEにて上演される、舞台「BOYSDOLLHOUSE~はい!よろこんで!~」。

本作は、俳優・演出家でもある和久井大城さんの渾身のオリジナル作品。
W主演を古谷大和さん、石渡真修さんが務め、自由に自分の人生を選択出来る昨今において、本作は自分の生き方を選ぶ事の出来ない人形をモチーフに、愛する人との別れや他人に翻弄される人生をユーモアたっぷりに描きます。
他人より自分の事を考えて行動する現代社会に対して、「自由」とは「責任」と同義語であり、「幸せ」とは「利他」である事を、笑いと涙を持って主張し、昭和的世界感を若い感覚で、味わい深く且つセンセーショナルに、温かくスピード感の有る作品となっています。

共演には、⼤見拓土さん、加藤慶秋さん、河合健太郎さん、瀬戸啓太さん、立道梨緒奈さん、吉田知央さん、そして日替わりゲストには、五十嵐雅さん、杉江⼤志さん、山本裕典さん、横田龍儀さんを迎え、主演の古谷さん・石渡さん、演出家の和久井さんと交流の深い人気俳優が集結しました。
また、チケット一般発売は、本日9月24日(土)12:00~となっています。

この度、支配人役:古谷大和さん、ケン役:石渡真修さん、アオイ役:大見拓土さんにインタビューを実施。
念願のW主演となる本作にかける想いや、ビジュアル撮影を終えての感想、共演で楽しみにしていることなどを語っていただきました。

最後に直筆サイン入りチェキのプレゼントも♪

古谷大和さん×石渡真修さん×大見拓土さん インタビュー

左から:大見拓土さん、古谷大和さん、石渡真修さん

出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

古谷:脚本・演出の和久井くんとは同じ事務所で、僕の後輩なんですけど、企画している段階でお話をいただいていました。同じ事務所・後輩とか関係なく、僕が尊敬する役者さんのひとりなので、和久井くんが演出をやるのなら、出演したいなと。なので、出演が決まった時は純粋に嬉しかったです。出演者の方の中には知らない方もいらっしゃるんですけど、同期の真修くんや、共演経験のある拓土くんとか、心強いメンバーが揃ったので、楽しみな気持ちでいっぱいです。

石渡:わっくんから、古谷くんも出演する予定の作品を考えているんだけど、どう?って聞いた時に、それならやります!っていう感じで出演が決まったと思います。古谷くんとはずっと同期でここまで頑張ってきて、2~3年目ぐらいから、いつかこの2人でW主演やりたいねって話していたんだよね。してたよね?

古谷:間違いなくしてたね。

石渡:なので今回、10、11年目にしてやっとそれが叶って嬉しいです。

W主演というのは、最初の段階から決まっていたんですか?

古谷:真修くんが出る出ないとかで、もしかしたら変わっていたかもしれないですね。

石渡:なので、W主演って決まった時は「頑張らなきゃ!」っていう気持ちも大きかったです。

古谷:念願のW主演、頑張らないとね。

石渡:舞台での共演は6、7年ぶりなので楽しみです。

大見さんは、出演が決まった時どうでしたか?

大見:僕が出演のお話をいただいた時は、確かほとんどのキャストさんが決まっていて。その時点で、共演経験がある方や、知り合いが多かったので、一緒にやれたら嬉しいなと。なので、本作に出演が決まって本当に嬉しい気持ちでいっぱいでしたね。
あとは、W主演の大和さんとは2年半前に共演させていただいたことがあり顔見知りなんですけど、真修さんは6、7年くらい前に舞台を観させていただいていて。今日初めて会って先ほどご挨拶させていただいたんですけど、本当に格好いいなと。絶対いい作品になるだろうなって、確信をもって望めそうです。

久々に会う方も居て、今日こうして集まってみていかがでしたか?

大見:大和さんとは久々にお会いして、今日初めて会った真修さんを見て感じたんですけど、ボケのニュアンスがちょっと似てるなって。

古谷・石渡:似てないよ!!

大見:力技じゃなくて、オシャレなボケ方が似てます。

古谷:まあまあ力技だよ!

石渡:僕に関しては、第一印象だから。これからまた変わってくるよ。

古谷:真修はまた方向が違うから。

石渡:僕、全然ふざけたりしないんで。俳優で一番ふざけない人間です。

古谷:ほんとに真修はふざけるから。

大見:既にふざけてる(笑)。

古谷:和久井くんが演出でW主演がこの2人だから、舞台でもこういう空気がずっと流れてそう。

石渡:楽しむことに真剣だから。真剣にふざけよう。(大見さんについて)僕はさっきのコメントを聞いて、もう大好き!コメントで株が上がりました。

古谷:取材だから良い子な感じにしているんじゃなくて、拓土は本当にこういう子なんだよ。

石渡:態度変わったらビックリしちゃうから(笑)。

古谷:ずっと前から好印象のままなんだよね。だからこれ以上でも以下でもなく、ジャストでこの印象。

石渡:えっ、もうこっから上がらないの?

大見:(爆笑)

台本を読んだ際の印象を教えてください。

古谷:僕が演じる支配人は、台本を読んだ印象だとミステリアスな雰囲気を強くしようと思えばもっとそれを前面に出せるかとは思うんですけど、自分らしさをどこまで反映させるか迷うだろうなという感じがしました。あえて自分のキャラクターの印象や詳細は言いませんが、和久井くんが愛を込めてキャラクターを作ってくれていると思いました。

石渡:僕が演じるケンくんは、主人公らしいキャラクターだなと感じました。周りの影響を受けて、どんどん変わっていくような役なので、色々と試しつつ、自分らしさとのバランスを考えていきたいです。

大見:役者の大見拓土と、演じる人形のアオイは、立場や置かれている状況が重なるところが多くあるなと感じました。劇中で言われる言葉が、そのまま僕自身が言われているような感覚になって、台本を読んでいてちょっと辛くなったりもしました。
和久井さんも、もしかしたらこういう悩みを持っていたのかなと、考えちゃうような台本でした。

古谷:それだけ拓土に刺さるってことは、和久井くんと似ている感覚があるのかもね。

ビジュアル撮影を終えての感想をお願いします。

大見:今日初めてフィッティングもしたんですけど、衣装からの印象も含めてちょっと中性的に、男らしくならないように意識して撮影しました。衣装のお気に入りポイントは、アオイの絶対領域のソックスガーターベルトです。初めての経験なので、舞台でも是非注目して見ていただけたら嬉しいです。

石渡:僕がイメージしていたより、凄く格好いい衣装だなと思いました。衣装に負けないようにしなきゃって思ったので、ちょっと痩せようかな。本番までに痩せます。衣装のお気に入りポイントは、ジャケットの真ん中、ボタンのチェーンの所です。

古谷:和久井くんとメイクさんが話し合っていたイメージ、支配人として綺麗にキリッとしていてほしいとのことだったので、そのまま受け取って撮影させていただきました。特にこうしたオリジナル作品では、まだ役のイメージが完成されていないので、最初の撮影段階で自分の印象だけを込めちゃうと稽古をして印象が変わった場合、写真とのズレが出てしまうんですよね。だから僕はどっちにでも行けるように意識しながら撮影をさせていただきました。今回、こうして自分の衣装だけではなく真修や拓土のキャラクタービジュアルも見れて、台本だけでは得られなかった情報を手に入れたので稽古場に持っていけるものができた良い撮影日になりました。衣装のお気に入りポイントは、全部です!出演者も沢山居て、ひとりひとりの衣装も凄くこだわってくれているので、本番までにまた新しいアイテムが増えたり改良されていくような衣装になると思うので、そこも是非本番で注目してほしいです。

稽古で楽しみなことはありますか?

古谷:この3人の絡みが結構多いので、早く一緒に稽古をしたいです。あと、共演したことのある役者さんと一緒にやれるのは勿論楽しみなんですけど、どこの現場でもそうですが、初めてお会いする方のお芝居を見れるのが楽しみです。

石渡:古谷くんとがっつりお芝居をし合ったことがないので、今回こうして濃い絡みが出来るのが本当に楽しみです。アオイとも関係性の深い役なので、稽古でどう絡んでいけるのか楽しみです。あと、日替わりゲストも豪華な方々が来てくれるので、本当に心強いですね。

大見:僕もゲスト出演される方は皆さん知っていて、良い意味で場の空気を変えてくれると思うので、負けないようにしたいです。暴れた後、しっかりと立て直せるかが心配です(笑)。

3人でのシーンが多いとのことですが、特に楽しみにしていることは?

古谷:2人の役作りと、稽古で一番最初のセリフを言う瞬間を見るのが、今からすっごく楽しみです!どんな風に役を作ってくるんだろう。

石渡:そんなの考えて行かないです。その場で作るんですよ。

古谷:真修くん凄いでしょ(笑)。こんなこと言いつつも、ちゃんとやってくれるって僕は知ってるよ。

石渡:凄いな、ハードルがどんどん上がってくる。

古谷:僕もセリフ覚えられないタイプだからなぁ。

大見:えっ、そうでしたっけ?!

古谷:僕、セリフ覚えられたことないんですよ。稽古場が初めてだから…。

大見:すごい嘘付く!とんでもないな、なんだこの2人(笑)。

古谷:支配人という立場で、人形を演じる2人がどんなふうに役を作ってきてくれるのか楽しみですね。

大見:楽しみにしているシーンがあって、すごくシリアスになりそうな場面での空気感を、大和さんはどう作ってくるんだろうって思っています。大和さんと共演したことがあるのでイメージは出来るんですけど、実際どうなるのかワクワクします。W主演のおふたりが、稽古場にどんな影響を及ぼしてくれるのか楽しみです。

古谷:僕らが稽古場で出す空気なんて、「明日オフにしようよ」くらいだよ。

石渡:「早く終わって早く帰ろう」って感じですね。

大見:(爆笑)いい現場になりそうです!

最後に、本作を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。

大見:素敵なキャスト・ゲストの皆さんと、最高に楽しくもありつつ、凄く深い作品になると思うので、ぜひ劇場に足を運んで、一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

石渡:僕が一緒にお芝居をしたかった方々とお芝居ができるので、わっくんの演出もそうですけど、どういう風に影響し合ってお客さんに届くのか、僕自身も楽しみにしています。是非、期待して待っていてください。

古谷:脚本・演出の和久井くんに絶大な信頼を持っているのと、共演者の皆さんも本当に素敵な方が集まってくれました。こうしたご時世で、お客様が劇場に来て観劇することはハードルが高くなっているかと思います。そんな中でも物語は毎日生まれていて、今回もオリジナル作品で0からみんなで一生懸命作っていくので、演劇好きな人も、演劇を観たことない人にも一番最初に観た演劇がこれで良かったと思っていただけたら幸いです。是非、劇場でお会いしましょう。お待ちしております。

今回インタビューをさせていただいた、古谷大和さん×石渡真修さん×大見拓土さんの直筆サイン入りチェキを抽選で3名様にプレゼント!
チェキの応募方法は2.5newsのTwitterをフォローし、対象ツイートをRTをするだけ!
応募締め切りは2022年9月30日(金)23時59分です!沢山のご応募お待ちしております!

※サイン入りチェキは当選者1名様につき1枚とし、TwitterのDMにて当選された方にのみ、ご連絡いたします。その際にチェキの種類は選べません。
※仕様上2.5newsのTwitterのアカウントをフォローして頂かない場合はDMが送れませんのでご注意ください。
※DM送信後は48時間以内にご連絡が無い場合、当選は無効といたします。

公演概要

■作品名
舞台『BOYSDOLLHOUSE~はい!よろこんで!~』

■出演
古谷大和 石渡真修 大見拓土 瀬戸啓太 吉田知央 立道梨緒奈 河合健太郎 YAE 絵理子
淺川眞來 和久井大城 加藤慶秋 ・ 柴小聖 / 横田龍儀 杉江大志 五十嵐雅 山本裕典

■⽇程
① 2022 年 10⽉7⽇(金)開場 18 時時 30 分/開演 19 時 日替わりゲスト:横田龍儀
② 2022 年 10⽉8⽇(土)開場 13 時 30 分/開演 14 時 日替わりゲスト:杉江大志
③ 2022 年 10⽉8⽇(土)開場 17 時時 30 分/開演 18 時 日替わりゲスト:杉江大志
④ 2022 年 10⽉9⽇(日)開場 13 時 30 分/開演 14 時 日替わりゲスト:五十嵐雅
⑤ 2022 年 10⽉9⽇(日)開場 17 時 30 分/開演 18 時 日替わりゲスト:五十嵐雅
⑥ 2022 年 10⽉10⽇(月/祝)開場 11 時 30 分/開演 12 時 日替わりゲスト:山本裕典
⑦ 2022 年 10⽉10⽇(月/祝)開場 15 時 30 分/開演 16 時 日替わりゲスト:山本裕典
※ロビー開場は開演1時間前
※グッズの販売は、開場中・終演後
※ダブルキャスト:加藤慶秋①②③/和久井大城④⑤⑥⑦

■劇場
新宿村 LIVE(住所:東京都新宿区北新宿2丁目1-2地下2階)

■チケット料⾦ 全席指定
●VIP 席 11,000 円(税込):最前列確約+特典(ご希望キャストの直筆サイン入り台本)
●特典付き指定席 8,500 円(税込):特典(ご希望キャストの非売品写真・回替わり)
●指定席 6,500 円(税込)

■チケット発売情報
●一般発売 2022 年 9 月 24 日(土)12:00 ~ 各公演開演 30 分後まで
受付URL https://eplus.jp/boysdollhouse/

脚本・演出:和久井大城
プロデューサー:舟橋清美(アイエス・フィールド)
エグゼクティブプロデューサー:大垣修也(ポニーキャニオン)・小林信介(ジ・ズー)・嶋田豪
(アイエス・フィールド)
主催:ポニーキャニオン / ジ・ズー / アイエス・フィールド

<あらすじ>
とある人形屋がオープンした。ショーケースには世界各国、様々な種類の人形が並べられている。
人形たちの目的はただ一つ。”売れる”こと。
どこまでも自由になりたい。お金持ちと裕福な暮らしがしたい。貧しくとも大切に扱われたい。
自分の持ち味を武器に、人間にアピールする。
売れた者にだけ見える景色、それはどんな景色なのだろうか。
今日も様々な事情を抱えたご主人様が来店する。
そして今日も選別されていく。
売れる者と売れない者。
選ぶ者と選ばれる者。
人間と人形。
“価値”とは、誰が決めるのだろうか?
“自由”とは、どこにあるのだろうか?

<公式サイト>
ホームページ https://www.boysdollhouse.com/
ツイッター https://twitter.com/BoysDollHouse

©ポニーキャニオン/ジ・ズー/アイエス・フィールド

Rie Koike