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【レポート】ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“烏野、復活!”

2幕は常波高校と伊達工業高校との試合がメインとなる。

バレーボールはチームプレイ、6人でボールを繋ぐスポーツだ。だから一致団結しなければならない。様々なダンスの動きを取り入れているが、ストンプというコリオがある。文字通り、足を踏みならす動きだが、ルーツはアフリカン・ブート・ダンスでステッピングとも呼ばれている。正確なステップを踏んでリズムを刻む。元々、グループとしての“団結”や“結束”を表現する。試合前にストンプを踏みならすシーンもあるが、チームとしての結束を表現するシーンとして、力強く、勇壮に感じる。
友情、絆といった普遍的なテーマを“部活”という設定で見せる。現在、こういった“部活もの”の舞台が数多く出現、もちろん、この『ハイキュー!!』もそのひとつだが、誰しもが通った道、たとえ“帰宅部”だったとしても、部活は身近なもの。スピーディーに立体的に舞台上で表現し、部活がちょっと遠い昔になってしまっている観客でもその熱かった時間を思い出させてくれる。ちょっとノスタルジックな気分も相まって笑ってちょっと心に染み入る作品だ。
この『ハイキュー!!』、物語はまだまだ、続く。原作を知っていれば、次回はどんな試合展開になるかは先刻承知、烏野高校のメンバー、どのくらい大きくなって舞台に戻ってくるだろうか。

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2.5news(編集部)

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