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【レポート】藤田玲・佐藤流司 W主演!映画『アウトロダブル』完成披露舞台挨拶の様子をお届け!

俳優・アーティスト・バラエティーなどでマルチに活躍し人気を博す藤田玲と佐藤流司。彼ら二人が培ってきたシリーズ最新作にして最終章の本作『アウトロダブル』が9月2日(金)から劇場公開します。
2017年に藤田主演の「ボーダーライン」、2018年に藤田主演「ダブルドライブ‐狼の掟‐」佐藤主演「ダブルドライブ‐龍の絆‐」がぞれぞれ公開され、彼らのファンのみならず映画ファンにも話題となったシリーズ。 藤田玲と佐藤流司は舞台での共演歴も多く、2022年最大の注目作と言われた舞台「呪術廻戦」では佐藤流司が主役・虎杖悠仁役、藤田玲が夏油 傑役で再び共演を果たしました。
そんな息があった二人の若き雄が、自身の役者史上、最も危険でハードなアウトロー役に挑む新世代のピカレスク・バディー・ムービーが誕生!

左から:佐藤流司、藤田 玲、西海謙一郎監督

8月20日(金)東京・一ツ橋ホールにて行われた映画『アウトロダブル』完成披露舞台挨拶では、 我妻アベル役:藤田玲、五十嵐純也役:佐藤流司、西海謙一郎監督が登壇。

これまでのシリーズ作品を振り返っての感想を聞かれると、藤田は「今回の映画で、アベルがまさかあそこまで人間になるとは(笑)。これまでの作品と比べると『本当に同じ人間なのか?』と思うかもしれません。純也と出会って、時を一緒に重ねるにつれて、アベルも純也から影響を受けて人間味を取り戻したということで」と自身の役の変化について語り、その後に「2作目から流司が出演してくれたことが、凄く意味のあることだったし、アベルが成長できた要因を一番作ってくれたんだなと、最終章まで来て思いました。流司に感謝ですね、ありがとうございます」と、純也役を演じた佐藤に感謝の気持ちを伝えた。

続いて佐藤は「3作品観ていただいた方には分かると思うのですが、純也はひとつも成長しないんですよ。人に影響を与えて、純也を見て他の人が変わったりするのは結構あるのかなと思いますが、純也は最後の最後まで変わらないっていう、それが彼の持つ魅力だと思っています。やっぱり身近にもこんな感じのダメ可愛い人間って居るので、そいういうのが主役を演じるのがまた面白いなという印象でした。でもカッコイイところはカッコイイですし、真面目な時は真面目に喋ったりもしているので、3作品を通して、今回でさらに純也の持つ人間らしさや泥臭さみたいなものを、演じている自分自身もさらに魅力に感じました」と、演じることで魅力が増したと語った。

撮影中の2人とのエピソードを聞かれた西海監督は「前3作でキャラクターが出来上がっていると思ったので、僕は余計なことはせず、延長線上に加速させることを心がけました。なので、本当に好きにやってもらいました」とコメント。「2人の空気感が完成していた」と絶賛した。

続いて、本作で共演した牧島輝、中村太郎、高橋怜也についての話題に。牧島について藤田は「最初のカットから、彼はフルスロットルでしたね(笑)。もう本当に素晴らしいなと思って。本当はもうちょっとクールにやりたかったと思うんですけど、太郎とのバランスを考えて、もっとガツっと来てくれた方が楽しいなと思って本番前に『もっといけるよね?』って言ったんですよ。そしたら最高のものを出してくれたので、もう彼は才能の塊だな」と褒め、佐藤に「どうでした?」と話を振る。それに対し、佐藤は「右に同じで」と一言だけ言い、会場の笑いを誘った。
「ほんとに言い過ぎっす。俺の言う分も残しといてくださいよ」と佐藤が言うと、藤田は「そうだね。じゃぁ、逆に太郎は?」と、気をきかせて質問を投げる。
佐藤が「太郎は、別に無いですね」と言うと、藤田がすかさずツッコミを入れ、会場は再び笑いに包まれた。その後「太郎も良かったですよ。太郎と怜也くんが、クランクインした日は、2人がめちゃくちゃ緊張してたのは凄く覚えてます。で、太郎は最後の方はずっとふざけてましたね。悪い意味で(笑)」と佐藤が話すと、藤田が慌てて「これが記事になったら、マジで太郎落ち込んじゃうから!」と言い、それから「太郎と共演していると、いつも強い感じの役が多くて。今回の役はずっと可愛い。太郎の新たな一面が引き出せたんじゃないかな」とコメント。
また、高橋について佐藤は「瑞々しい葉緑素のような、フレッシュなお芝居で助かる。淀んだ人間たちを浄化してくれるようで」と、独特な褒め方をして「真っ直ぐな瞳で『緊張してます…!』って言ってて。物の見事に緊張してましたね」と撮影時の様子を語った。

舞台挨拶の最後には、西海監督より「公開が9月2日ということで、今日来ていただいた皆さんも是非、もう一度劇場に足を運んでいただけたらと思います」と、藤田より「この『アウトロダブル』は最終章ということですが、皆様の応援があったら、最終章じゃなくなるかもしれないので、是非9月2日から始まってからも応援していただいたり、普及していただけるとありがたいなと思います。この最終章までアベルと純也を愛してくださり、本当にありがとうございます」と真面目な挨拶で締めくくった一方で、佐藤は「日本語には『サバを読む』という言葉がございますが~」と、突然雑学を披露。雑学を話し終えた後「本日は本当にありがとうございました!」と言って、最後までボケを交えたコメントで舞台挨拶は幕を閉じた。


映画「アウトロダブル」主題歌『BOND』2022年9月2日発売予定

収録曲
1,BOND
作詞:藤田玲/佐藤流司
作曲:DUSTZ
編曲: L!th!um
2,BOND(off vocal ver.)
作詞:藤田玲/佐藤流司
作曲:DUSTZ
編曲: L!th!um

発売元:DOLCESTAR RECORDS
型番:DOL-0015
JAN:4562447715535
価格:1200 円(内税)

ドルチェスターストア(https://dolcestarstore.shop-pro.jp/)、amazon にて販売予定!

本予告映像

場面写真


映画『アウトロダブル』【上映時間:79分】

主演:藤田玲×佐藤流司
牧島 輝 中村太郎 高橋怜也 内浦純一 星ようこ なだぎ武 千原せいじ
監督:西海謙一郎 脚本:池谷雅夫
主題歌:「BOND」藤田玲/佐藤流司 (DOLCESTAR RECORDS)
制作プロダクション:ラインバック 制作協力:T-REX FILM 製作・企画・配給:AMG エンタテインメント

■公式HP:https://outrodouble.com/
■公式Twitter:@doubledrive_m
■公式instagram:doubledrive_m

【STORY】
腐れ縁となり、行動を共にしているアベル(藤田玲)と純也(佐藤流司)が、愛車を売った金も底をつき、辿り着いたキナ臭い街。寂れた駅前で二人がチンケな商売でジャリ銭を集めていた時に通りかかった、最高にロッキンな男・久保寺(なだぎ武)と出会い運命が転がりだす。
トラブルメーカーの純也が、塚本(牧島 輝)や池畑(中村太郎)に一杯喰わされ、金貸しの藤波(内浦純一)やケツ持ちの穴熊ダルマ(千原せいじ)からマトに掛けられる始末。そして、久保寺の一人息子・則夫(高橋怜也)をも巻き込んだ事態に、アベルは立ち向かうのであった。

© 2022AMG エンタテインメント

Rie Koike