2022年6月9日(木)ヒューリックホール東京にて、舞台『死神遣いの事件帖 -幽明奇譚-』が開幕しました。
本作は、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ×ステ】の第四弾。
プロジェクトは第一弾・映画『GOZEN-純恋の剣-』(2019年7月公開)&舞台『GOZEN-狂乱の剣-』(2019年9月上演)、第二弾・映画『死神遣いの事件帖 –傀儡夜曲-』(2020年6月公開)&舞台『死神遣いの事件帖 –鎮魂協曲-』(2020年7月上演)、第三弾・映画『漆黒天-終の語り-』(2022年初夏公開)&舞台『漆黒天-始の語り-』 (2022年8月上演)と続き、第四弾では、第二弾の『死神遣いの事件帖』の続編が描かれます。
舞台『死神遣いの事件帖-幽明奇譚-』は、映画『死神遣いの事件帖-傀儡夜曲-』、そして、舞台『死神遣いの事件帖-鎮魂侠曲-』と今作、映画『死神遣いの事件帖-月花奇譚-』をつなぐ物語と、主人公・久坂幻士郎の死神遣いとしてのルーツにまつわる物語を展開。
探偵と死神が織りなすファンタジー時代劇。本作舞台ではある殺人事件をめぐるミステリー、そして、死神や霊界を巻き込んだ冒険活劇が繰り広げられます。
公演前に実施された囲み取材では、久坂幻士郎役:鈴木拡樹さん、亞門役:小林亮太さん、久坂衒太夫役:神尾佑さん、恐山寂蓮役:凰稀かなめさん、脚本・演出:毛利亘宏さんが登壇。●鈴木拡樹さん
死神遣いの事件帖は、ムビステの第二弾・映画『死神遣いの事件帖 –傀儡夜曲-』から始まりました。そして、ムビステの中では初めて続編を描いた作品です。今回は舞台『死神遣いの事件帖 -幽明奇譚-』から始まり、この後には映画『死神遣いの事件帖 -月花奇譚-』も控えております。前作も楽しんでいただいた方、そしてこの作品から入っていただいた方、両方に楽しんでいただいて、映画も心待ちにしていただけたらと思います。今日からが勝負だと思っています。よろしくお願いします。
●小林亮太さん
凄く朝から緊張しています。コロナ禍で、こうして初日を迎えられて、嬉しく思います。死神遣いの事件帖のシリーズで新たに登場する死神として、皆さんに受け入れてもらえるよう、楽しい亞門を演じたいと思います。
●神尾佑さん
拡樹くん演じる幻士郎の父親ということで、名前だけはずっと前から出ていたのですが、ようやくこうして登場することが出来てワクワクしております。一生懸命稽古をしてきたので、最後までトラブルなく終われるようにしたいです。よろしくお願いします。
●凰稀かなめさん
長い期間、皆さんと稽古をしてきて、こうして初日を迎えられて幸せです。死神遣いの事件帖のシリーズでは初めて登場する役ですが、皆様に楽しんでいただけるよう精一杯頑張りたいと思います。
●毛利亘宏さん
二作目となりますが、今回初めて久坂幻士郎役の鈴木拡樹さんに会うことが出来ました!そんな想いを全力でぶつけて、非常にいい作品が出来上がっております。キャストの皆さんが素晴らしくて、稽古をしていても毎日が本当に楽しくて、自信を持って皆さんにお届けできる作品だと言えます。是非とも、ご期待下さい。
●鈴木拡樹さん
「かぶく」というのがひとつのテーマになっていて、仰々しく格式高い歌舞伎とかではないのですが、所々でそうしたのが散りばめられています。それぞれのキャラクターがしっかり愛してもらえる作品になっていると感じています。
●小林亮太さん
個性豊かなキャストが集まっていて、稽古場で素笑いしてしまうことも多くて、そうした面白い所が見どころだと思います。あとは、稽古場で毛利さんに「天丼しようか」って言われて、初めて演出家の方に天丼(同じギャグを繰り返して笑いをとること)っていうオーダーをいただきました(笑)
そうしたコメディーな部分も楽しんでいただけたらと思います。
●神尾佑さん
今作のひとつのテーマとして、父と子の深い愛情というものがあります。今回はあまり言葉で交わすことはなく、息子との会話はほとんどが剣を通してになります。そこを観ていただけたらと思います。
●凰稀かなめさん
皆さんの立ち回りが本当に凄いので、そこが見どころです。アクションにもご注目ください。
●毛利亘宏さん
ムビステの、死神遣いの事件帖シリーズのように2時間以上続くような作品が、こうして続いていくというのはなかなか無いと思うので、しにつかワールドを楽しんでいただけたら嬉しいです。かなり立体的な世界観が出来上がってきたと思います。
大前提として、怪我や体調に気を付けて、一同頑張っていきたいと思います。千秋楽まで駆け抜けて、そして映画に繋げたいと思いますので、よろしくお願いします。
目を醒ますと幻士郎は見知らぬ世界にいた。果ての無いその世界を、幻士郎は船で漂っている。幻士郎はお藤を救うためにすべての命を使い、水野を倒したはずだった。それなのにどうして…。そんな中、どこからともなく声が聞こえる。
「君はまだ死んじゃいない…」
困惑の中、光に飲み込まれる幻士郎。
次の瞬間…幻士郎は町の中にいた。すぐに、自分が誰にも見えない存在、つまり「幽霊」になっていることに気がつくのであった。
6/9(木)~19(日)東京・ヒューリックホール東京
6/23(木)~26(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
原案:須藤泰司
脚本・演出 :毛利亘宏(少年社中)
出演
鈴木拡樹 小林亮太
廣瀬智紀 安西慎太郎 稲垣成弥 飯山裕太 山川ありそ 北村健人
清水宏 / 神尾佑 / 凰稀かなめ
杉本佳幹 夛田将秀 永森祐人 久留康太
声の出演
鳥海浩輔 安井謙太郎(7ORDER)
<アフタートーク>
全アフタートーク 司会:松本寛也
東京会場
12 日(日) 18:00 ゲスト:押田岳 鈴木拡樹 毛利亘宏
15 日(水) 18:30 ゲスト:陳内将 小林亮太 毛利亘宏
16 日(木) 13:30 稲垣成弥 飯山裕太 山川ありそ 北村健人
16 日(木) 18:30 鈴木拡樹 廣瀬智紀 安西慎太郎 凰稀かなめ
17 日(金) 13:30 ゲスト:安井謙太郎 鈴木拡樹 小林亮太
大阪会場
23 日(木) 18:30 鈴木拡樹 神尾佑 毛利亘宏
24 日(金) 13:30 廣瀬智紀 稲垣成弥 飯山裕太 清水宏
24 日(金) 18:30 小林亮太 安西慎太郎 凰稀かなめ 毛利亘宏
25 日(土) 18:00 鈴木拡樹 小林亮太 毛利亘宏
<ライブ配信>
6 月 9 日(木)18:30
(アーカイブ視聴:6 月 12 日(日)23:59 まで 販売期間:6 月 12 日(日)21:00)
配信サービス: Streaming +(https://eplus.jp/shinitsuka22-st/)
PIA LIVE STREAM(http://w.pia.jp/t/shinitsuka22/)
視聴チケット:4,500 円(税込)
プロジェクト特設HP https://shinitsuka.com/
公式Twitter @toei_movie_st
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