オープニングは華やかな殺陣と歌、番町ボーイズ☆の面々が賑やかに登場する。歌詞はスクリーンに映し出されるので、一緒に歌うのもOK、それからキャラクター紹介の後、“本編”が始まる、という趣向。まずは設定の説明、客席に回答用紙があり、全ての役割を当てたら何かもらえる、という仕組み、観客参加型であるのは、今迄の『人狼』の舞台と変わらない。しかし、今回は恋愛アプリとの掛け合わせなので、“ヒロイン”がいるが、もちろんヒロイン役の俳優はいない。客席に向かって語りかけるので、ここが従来の『人狼』と異なる点。そしてヒロインは『人狼』の呪いにかけられている、という設定で、このヒロインを救出するために『人狼』探しをする、というスタイルになっている。もちろんメンバーの中に“人狼”、“人間”、“予言者”といった役割を開演直前にカードを引いて決めるのは従来と同じ。そしてオープニングのみ台本があって“本編”はアドリブ、となるのは『人狼』の“お約束”だ。