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【インタビュー】舞台「観劇者(再)」林 明寛さん×吉田翔吾さん×長戸勝彦さん

2022年5月4日(水・祝)より、舞台「観劇者(再)」が東京・シアターグリーン BIG TREE THEATERにて上演されます。

本作は、2021年6月30日(水)~7月4日(日)に上演した舞台「観劇者」の再演。
〈客席にこそドラマがある〉をテーマに、客席開場から終演後までの観劇者たちの物語が描かれます。
舞台「観劇者(再)」では、前回9名だった“観劇者”たちが今回は10名となり、彼らがどのような経緯でこの舞台を観劇することになったのか、どのような想いで予定を空け、チケットを買ったのかを、個性豊かな俳優たちが最後まで観劇マナーを守って演じます。

脚本・演出は、前回に続いて開沼 豊さんが担当。キャストは、外岡えりかさん、林 明寛さん、大滝 樹さん、岩佐祐樹さん、吉田翔吾さん、長戸勝彦さんが続投。今作より新たに毎熊宏介さん、清水麻璃亜さん(AKB48)、伊藤あいみさん、井上 薫さんら4名が加わり、さらにバージョンアップした物語をお届けします。
また、本作のチケット一般発売が、本日4月9日(土)10:00より開始となります。

この度、大澤亮太 役:林 明寛さん、佐々木真 役:吉田翔吾さん、一条勉 役:長戸勝彦さんにインタビューを実施。
初演の感想や、今作で力を入れたいところ、そしてご自身で観劇をする際の注目ポイントなどを語っていただきました。

最後に直筆サイン入りチェキのプレゼントもあるので、奮ってご応募ください!

林 明寛さん×吉田翔吾さん×長戸勝彦さん インタビュー

左から:林 明寛さん、長戸勝彦さん、吉田翔吾さん

まず初めに、初演を終えての感想をお願いします。

林:メンバーのバランスが凄く良くて、非常に楽しかったです。この作品は一人でのシーンが多く、稽古も個々でやることが多かったんです。それからみんなで通し稽古をして、新しい発見があったり、お互いのシーンを見てワクワクしながら楽しく稽古をやらせていただきました。

吉田:居心地のいい座組でした。他の舞台だと、なるべく短期間で集中して稽古を終わらせたいと思うことが多いんですが、この作品は早く稽古場に行って、長く稽古をしていたくなるような気持ちになれました。良いスタッフとキャストに出会えた作品です。
あとは、通し稽古をやるのが楽しかったです。

林:他の役とちょっと絡んだりするのが楽しかったよね。僕は相方(大滝樹演じる田淵舞)が居るから一人じゃなかったけど、基本的にはみんな一人でいることが多くて、ちょっとしたところで他の役と話せたのが嬉しかった。

吉田:最初と最後のシーンで、全体で絡めるのが楽しかったですね。

長戸:ずっと個々で演じていたから、すれ違うだけでも嬉しい気持ちになったね。

吉田:林さんなんて、すれ違う度にいつも違うことを言ってくるから(笑)

林:僕、飽き性だから違うことしてないとダメなんだよ(笑)でもお客さんにバレないように、こっそりと吉田とセッションしてました。

長戸:稽古を終えて本番を迎えてみたら、自分たちが想像していた以上にお客さんが笑ってくれて、舞台の質も稽古のとき以上のものに出来たので、改めて凄く良い作品になったなと感じました。この作品は、劇場にお客さんが入って初めて完成する舞台だと思いました。

林:こういったご時世で、舞台でも映像配信が多い中、お客さんと一緒に作れる舞台は楽しいなと感じました。

舞台「観劇者」の再演となる本作で、ブラッシュアップしたいと考えている点はありますか?

林:前回はやれることを全力でやったので、再演では稽古に入ってから改めてブラッシュアップしたいところを探していきたいです。でも、人って1年で成長出来るかな…?

吉田:成長しますよ!!

林:言ったね(笑)成長楽しみにしてるよ!

吉田:そういう”フリ”だったんですか?!若手俳優とか、2ヶ月くらいで凄く成長するじゃないですか。

林:自分のこと若手だと思ってるの?

吉田:違うってば(笑)

長戸:前作でも凄かったけど、(吉田が出演する)あのシーンがどう進化するのか楽しみだね。

林:再演だけど、台本がちょっと変わりましたよね。その変化を、どう楽しむのかを考えながら、よりパワーアップした作品にしたいです。

長戸:今回の再演では奥さん役の方が変わったので、2人でのシーンがどういう雰囲気になるのか今から楽しみです。自身としては、共感してもらえるような父親の姿を演じて、奥さん役の井上(薫)さんと稽古でしっかり合わせていきたいです。

吉田:この前、前作のDVDを客観視しながら観たのですが、自分の狙い通りに演技できていない部分があると感じました。耳心地が悪かったり、単調になるなと思うところがありまして…そこをしっかり直したいです。
あとは、(開沼)豊さんと相談して、前と同じ雰囲気になりすぎないようにブラッシュアップしていけたらと思います。

ご自身で観劇をする際に、同じ役者としての目線で注目しながら観ているポイントなどがありましたらお教えください。

長戸:笑ったり感動したり、普通の目線では観れなくなりましたね。セリフ回しが気になったり、照明の色使いやタイミングなど、どういった意図での演出なのかとか考えながら観ることが多いです。

林:あとは、どうして感動しているんだろう、この表現や動きがあったからか!とか、演技が観ている方にどう響いているのかを考えちゃいますよね。役者だからどうしても同じ目線で考えちゃって、物語に集中出来なかったり、そういうところがしんどさでもあります。
純粋に物語の世界に浸って楽しんでいた10代に戻りたいって思うこともあります(笑)

吉田:1年くらい前までは、舞台を分析しながら観ることが格好良いと思っていたところもあったのですが、他の俳優さんに「お客さんとして楽しんで観るのが一番ですよ」と言われて、それからお客さんと同じ目線で楽しもうと思いながら観劇しています。

林:僕も最近、お客さんと同じ目線で観ようと思って、初めてオペラグラスを使って観劇をしたんですよ。実際に使ってみたら、楽しかった!ずっと引きで観ていたんですけど、オペラグラスを使うことでまた違った景色が観れて感動しました。
あとは、役者だけをやっていた頃は「あの役やってみたい!」って思うことが多かったんですけど、演出もやるようになってからは全体を観る事が多くなりました。

長戸:アッキー(林)も翔吾(吉田)も、経験と歳と共にこれから先も観方が変わってくると思うよ。俺なんかは一周まわって、純粋に作品を楽しめるようになるかもしれないしね。そうなれば良いなと思います。

舞台上から客席を見るときはいつもどんな気持ちでしょうか。

長戸:いつもカーテンコールで大きな拍手をいただけると、本当にありがたいなと感じています。1人1人を見る事は出来ませんが、客席全体を見回して、喜んでくれているなと実感できるのが嬉しいですね。

林:僕は拍手の勢いとか入り方で、本当に喜んでもらえたのかどうかが分かるようになりました(笑)

吉田:それは凄い(笑)

長戸:我々はいつもお客さんに助けられてます。観劇者の皆さんに助けていただいて舞台をやることが出来るので、いつも感謝しています。

吉田:台本を読んでいて、このシーンは笑いが取れるとか気付いたりするんですけど、実際に公演が始まってみたら予想もしていなかったところでお客さんが笑ってくれたりして。ここも笑いが取れるシーンなんだなと分かった時は嬉しかったです。やっぱり反応してもらえるのはありがたいですし、嬉しいです。

林:分かる!出演している側からだと気付けないところもあったりするからね。

最後に、本作を楽しみにしているお客様へメッセージをお願いします。

林:再演ですが、登場人物も増えて、僕も前作とセリフが違っていたりもするので、そこを楽しみにしていただけたら嬉しいです。また新しい「観劇者」をお楽しみに!

長戸:前回同様に、自然体で父親を演じ、若い人が観ても、年配の方が観ても、受け入れてもらえるような姿を演じられたらいいなと思います。新しい奥さん役の井上さんと一緒に頑張ります。

吉田:初演があっての再演ということで、確実にパワーアップした作品になりますので是非楽しみにしていてください!

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チェキの応募方法は2.5newsのTwitterをフォローし、対象ツイートをRTをするだけ!
応募締め切りは2022年4月15日(金)23時59分です!沢山のご応募お待ちしております!

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Rie Koike

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