丸美屋食品ミュージカル「アニー」の新演出家発表&アニー・孤児役合格者発表会が10 月 2 日に都内で行われた。
ミュージカル「アニー」は1977年にブロードウェイで初演されロングランされた人気作で、2度の映画化(1982年、2014年)もされ、さらにテレビドラマ化(1999年)もされた、アメリカの国民的作品といえるタイトルだ。原作は1924年に新聞連載で発表されたコミックが50余年の月日を経ての舞台化だった。数えてみれば後8年でアニーが世に出て100周年になろうとしている。
日本では、1978年にいちどミュージカル公演をされているが、1986年から今回発表された公演に続く日本テレビ主催・制作の公演が始まった。毎年アニーほか子供たちの役は厳しいオーディションを勝ち抜いた力量のある子供達が出演しており、そのオーディションの模様は何度となくテレビで紹介されているので、ご覧になられた方も多いと思う。このアニー役、現在も活躍している“OG”に、岩崎ひろみ、冨田麻帆らが知られている。
さて、来年2017年に登場する“アニー”が本日発表された。
この公演からスタッフも一新され、全く新しい「アニー」になる。演出には『ラ・カージュ・オ・フォール』『天使にラブソングを〜シスター・アクト〜』の山田和也、音楽監督にミュージカル『テニスの王子様』やミュージカル『薄桜鬼』の作曲で知られる佐橋俊彦、振付・ステージングにはジョン・ケアード演出の『ベガーズオペラ』や蜷川幸雄演出の『お気に召すまま』で手腕を発揮した広崎うらんが迎えられた。演出の山田和也は「20分前まで審査、この作品のバランスで選びました。優れている、そうでないで選んだ訳ではありません。皆さん素晴らしかったです。アニーらしいとはなんだろうな?ふたりと一緒に新しいアニーを作っていければと思います。(子供達に向かって)“あなたたちはあなたたちでいいのでがんばりましょうね”。映画でアニーを最初に見まして、それから舞台も見ました。自分が(演出を)やる……そんな日が来るとは思わなかった。責任重大です。頑張ります!」とコメントした。続いて佐橋俊彦は「新しいアニーを実現してくれるふたりを、このふたりしか出来ないアニーにわくわくしてます!」と語った。広崎うらんは「発想力やイメージ、自分から湧いて来るものを見ていました。みんなすばらしかったです」とコメントした。
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野村里桜(のむら りお)
出身地:千葉県/小学校4年生(9歳)
芸歴:ミュージカル「アニー」 2014年 モリー役
ミュージカル「ジャッキー!」 2016年 ジャッキー役(主役)
会 百花(かい ももか)
出身地:東京都/小学校5年生(11歳)
芸歴:舞台「アリス ~不思議の国の物語~」 2015年 Sアリス役
CM 「木更津かんらんしゃパーク キサラピア」 2016年
【公演データ】
丸美屋食品ミュージカル「アニー」
2017年4月下旬〜
新国立劇場・中劇場