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【インタビュー】未成年犯罪者×SPY×忍者 舞台「COLOR CROW -蒼霧之翼-」高本学さん×設楽銀河さん×内田裕也さん

男達の「戦い」と「生きる意味」「絆」をテーマに、【舞台】【映画】等を連動させるメディアミックスによる新プロジェクト「COLOR CROW」(カラークロウ)が始動!

「COLOR CROW」の舞台は、近未来の日本。国家特別防衛課『トクボウ』内の【NEST(ネスト)】(※クロウ達のいる機関)。この課に集められるのは、『未成年犯罪者収容所』から AI がピックアップした【訳アリ】の人材。彼らには、日本国特有の職業であった“シノビ”が持つ特殊な訓練を受けさせ、更にその訓練の中でも【適合者】 に当たる素質のある人材は、『クロウ』として扱われます。 諜報、防諜、暗殺、警護など多岐に渡るクロウ達の任務を遂行するために協力しながら、忘れかけていた『絆』というものを取り戻し、共に成長していく姿を描きます。

そのメディアミックスプロジェクト第1弾となる、舞台「COLOR CROW -蒼霧之翼-」が、3月12日(土)より新宿シアターサンモールにて上演されます。

この度、舞台・映画共通で『クロウ』を演じる高本学さん、設楽銀河さん、そして原作を手掛け、本作に出演もする内田裕也さんにインタビューを実施。
本作にかける想いや、役作りについてなど、それぞれの意気込みをお届けします。

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高本学さん×設楽銀河さん×内田裕也さん インタビュー

左から:設楽銀河さん、高本学さん、内田裕也さん

まず初めに、内田さんが本作の原作を手掛けているとのことで、この作品をやろうと思ったきっかけや物語が出来るまでの経緯をお教えください。

内田:作品の構想を始めたのはコロナ禍になる前でした。その時は、男だけでの熱い物語をやりたいなぁと、形だけを考えていて、それからコロナ禍で自分の中でいろいろと考える事や時間があり、今回こうして上演することになりました。
本作は、絶望を経験し、そこから立ち上がって仲間とひとつの任務に立ち向かう男たちの物語となっています。
そこに、僕自身も含め、忍者やSPYを好きな人が多いので、“未成年犯罪者×SPY×忍者”という題材を取り入れました。立ち回りや殺陣がある作品が好きなので、それも併せて盛り込みたいなと。ただ、全部詰め込めば良いというわけでもないですし、ストーリーとのバランスを考えながら設定を考えました。そこが物語を作る上で難しかったです。

内田さんの思いが詰まった本作への出演が決まった時の気持ちを、高本さん、設楽さんそれぞれお聞かせください。

高本:座長をやらせていただくというお話をいただいた時、純粋にやってみたいなという気持ちでした。これまで経験したことがなかったので、人としても成長できるいい機会だと思いましたし、作品も男のロマンが沢山詰まっているので、熱い舞台が作れるんじゃないかなと。先頭を切ってやれるような、そんなメディアミックスプロジェクトの第1弾にしたいです。
熱い作品を作りたいという、内田さんと同じ志で、そして作品に込められた想いを尊重しながら丁寧に演じていきたいと考えています。
こういうご時世ではありますが、観に来てくれたお客さんに「劇場に来て良かった」と思っていただけるように、これから頑張っていきたいです。

設楽:僕はこういった世界観が凄く好きで、男のロマンが詰まった作品にいつか関われたら良いなと思っていたんです。それで今回お話をいただいて、非常にテンションが上がってます!
僕が杏莉を演じるからには、絶対に面白い作品にしたいです!みんなで盛り上げていって、「COLOR CROW」をいろんな人に知ってもらいたいなと思います。

演じるキャラクターの印象はいかがでしたか?

高本:僕が演じる煉は、真っ直ぐで熱くて力も強い、王道なキャラクターだと感じました。「COLOR CROW」の世界に生きるキャラクターは、どの登場人物も複雑な過去があり、それを乗り越えられるかどうかの葛藤が描かれています。その中で煉の人生を自分なりに演じていけたらなと。
このシリーズは、舞台や映画を重ねてどんどんキャラクターたちが進化し、成長していくと思います。その中でお客様もキャラクターの解釈が深まると思うので、僕たちだけではなくお客様と一緒に作っていきたいです。
オリジナル作品ならではの、役作りをしていけたらと思います。今から楽しみです。

設楽:杏莉くんは、僕とは全然違う、今まで演じたことのない性格のキャラクターなので、どう役作りをしようかワクワクしながら考えています。
この作品で新たな扉を開いていけたらなと思っています。
また、煉とはバディを組んで行動するので、この2人の関係性を表現出来るようにしっかりと話し合っていきたいです。

高本さんが演じる煉と、設楽さんが演じる杏莉はバディで活躍するとのことですが、そのうえでお互い演じるのが楽しみなところはありますか?

高本:台本を読ませていただいて僕から見る杏莉は、凄く可愛いなと感じました。そこに銀河の良さが詰まればもっと良いキャラクターになりますし、煉の魅力と合わさることで、より面白い作品になるんじゃないかなと。
お互いの魅力が上手く融合することで、良いバディとして輝けると思っているので、これから稽古でディスカッションを交えながら頑張りたいと思います。

設楽:いま全部言ってもらったんですけど、お互いの関係性をしっかりと積み上げて、お客さんに届けたいと思っています。
最初はお互いの事が嫌いみたいなので、稽古が始まるまでは僕も(高本さんを)嫌いになってみようかな(笑)

高本:えぇ?!

設楽:今はもちろん好きなので、一度好きな気持ちを断ち切って、嫌いという感覚を掴んでみようと思います(笑)

内田さんは、原作を手がけ、そして椿 役として出演もされますが、それぞれの目線から本作の見どころをお願いします。

内田:クロウの全員が、それぞれ違った形の絶望を経験しているというところが重要なポイントで、ただ若者が活躍するだけではなく、絶望を乗り越えて人を助ける物語となっています。
絶望を経験しているからこそ、出来ることがある。その深い部分をしっかりお見せ出来たらいいなと思っています。
そこが上手く表現出来れば、お客様も喜んでくれると思っています。

僕が演じる椿は、司令官でもありますが、父親のような立ち位置でクロウたちを見守っています。役者としても、キャラクターとしても、それぞれの成長が凄く楽しみで、僕自身もみんなと一緒に成長していけたら嬉しく思います。

本作で、気になる役や共演者の方はいますか?

高本:どのキャラクターも魅力的で楽しみなんですけど、原作を書いて司令官の役も演じる、内田さんと演じるのが楽しみです。今回の作品で初めてお会いしたのですが、作品への想いがお芝居にどんな感じに乗るのか凄く楽しみにしています。
僕らにも沢山指導してもらえたら嬉しいですし、本当の父親のように慕っていきたいです。よろしくお願いします。

内田:原作やりながら出演するっていうのはあまり無いよね。僕は出たがりだから(笑)

設楽:でも心強いですよね。今回はシリーズ第1弾で、みんな手探りでやる中、この作品の生みの親である内田さんがカンパニーに居てくださるので安心します。

内田:シリーズ化するのを前提に作ったので、第1弾の本作を大成功させたいという思いでいます。また、稽古場でみんなの個性を見ながらこの先のストーリーを作っていきたいと考えているので、あえてキャラクター像を深く掘り下げていないんです。どんなふうにキャラクターが掘り下げられるのか、僕も楽しみにしています。みんなのことをずっと見ています(笑)

最後に、本作を楽しみにしている読者の方へメッセージをお願いします。

高本:シリーズ第1弾で、僕は初座長を務めます。内田さんが書いてくださった台本もとても面白いものになっていますので、僕らが想いを受け取って、そしてお客様にしっかりと届けたいです。このシリーズがどんどん続いていって、「COLOR CROW」が僕らの帰ってくる場所、ホームのような存在になればいいなと思います。
男のロマンが詰まった作品を、観てくださった方に面白かったと思っていただけるよう、丁寧に作っていきたいです。期待していてください!

設楽:見どころが凄く沢山ある作品となっています。どのキャラクターも魅力的で、目が足りなくなるくらい壮大なスケールの物語です。殺陣も見どころになりますので、カラス(クロウ)のように舞う姿をお見せできればと思います。是非、楽しみにしていてください!

内田:未成年犯罪者×SPY×忍者をテーマにしていて、その中で若者たちが未熟な部分をどう補い克服し、成長していくかを皆様に見届けてほしいです。

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Rie Koike