26 歳女性ライター(杉枝)がカメラマン(上田)とともに、クセが強いヤバイ奴らと出逢いまくり厄介な出来事に巻き込まれていく様子が描かれる本作。同イベントでは、2 月 25 日からの公開に先駆けて本作の出演者が集結し、映画に関するフリートークや、坂本による本作のテーマソング『BITTER SWEETS〜苦い果実〜』と自身の楽曲『LOST プロポーズ』の歌唱。この日限りのプレゼントが当たる抽選会などを行い、来場したファンを楽しませた。
トークコーナーで、本作のテーマの 1 つでもある“貧困女子”についてのエピソードを尋ねられると、大阪の実家で祖父母とも暮らしていたという杉枝は「小さいときから割り箸を洗ってまた使っていたので、それは貧困女子かもしれない(笑)」と打ち明けてキャスト陣を驚かせ、「小さいときからずっとそれで育ったので、1 人暮らしをしてからも割り箸を洗っていたんですよ。友だちが遊びに来たときに『なんで割り箸洗ってるの?(工作などで)使うの?』って質問されて、『え!? 割り箸って洗ってまた使わない?』って言ったら『使わないでしょ!』って言われて、みんな洗っていないことを初めて知って、そこからは使い捨てになりました(笑)」と恥ずかしそうに話した。これに瀬戸は「でもコンビニでもらう(プラスチック製の)スプーンは洗いません?」と投げかけると、杉枝は「洗う!」と嬉しそうに賛同していた。
続けて、テーマの 1 つである“心霊”についてのエピソードを聞かれると、地元の京都には心霊スポットが多いという上田は「違う地区の友だちと遊ぶことになって、『今、墓池で釣りしてる』って言うので行って、石畳の池で釣りをしていたので“こんなところで釣れるんやなあ”と思ってパッと下を見たら『◯◯の墓』って書いてあって、(石畳が)全部墓石だったんです」と告白し、「夜になったら出るらしいです」とコメントして会場を震え上がらせた。
また、撮影時のエピソードを尋ねられると、撮影が多忙で十分な睡眠が取れず肌が荒れてしまったという杉枝は「お肌のケアはしていたんですけど、マスクも頻繁につけるし、お化粧も重ねるしで、あごにニキビができちゃったんですけど、その日のヘアメイクさんから『上田さんも同じところにニキビができています』って言われてびっくりしちゃいました(笑)」と回顧し、「(上田と)撮影中は長い時間ご一緒させていただきましたし、お弁当とかも同じものを食べているから、生活リズムが一緒になると同じところの肌が荒れたりするんだってビックリしたんですけど、ヘアメイクさんから『それはあるあるなんです』って言われたときに、ほかの現場でも起きていることなんだってビックリしました」と目を丸くした。
さらに、本作の見どころを聞かれると、怪しい詐欺まがいのセミナー運営者・浜崎さとし役を演じる瀬戸は「エキストラのみなさんに催眠術をかけるんですけど、そこでエキストラのみなさんがアドリブをしてくださって、毎回それを見るのが楽しかったんですけど、映画でも面白いシーンになっていますし、僕はすごくわかりやすい詐欺師を演じさせてもらっていて、短い中でもいろんな表現をさせてもらっているので注目してください」と力を込めし、バーの店長・天月亮役を演じる土井は「役どころとしてはオムニバスをつなぐ橋みたいなイメージがあって、忘れた頃に“また出てきた”って思ってもらえたらいいかなというのと、窪田(美沙)さんと同じ時間、撮影をさせてもらったので、僕だけじゃなくて窪田さんも見ていただけたらなと思います」とコメント。
怪しい商品を販売する闇の販売屋で、悪い奴だが主人公を助ける八神カイジ役を演じる川上は「いろんな闇グッズが出てくるんですけど、実際にあるんだろうなというのもあるので、その辺も楽しみにしていてください」といい、ヤクザ組織の若頭補佐の長谷部役を演じる北代は「井川監督が元ライターで、裏社会のことをより深く知っている人だからこそ、リアルに近いものが撮れて、井川監督だから撮れた作品だなと思います。スタッフも役者も愛を込めて作った作品ですので、ぜひお楽しみにしてください」と力強く語ると、エグゼクティブプロデューサーの大勝ミサ氏から拍手が飛んだ。
カメラマンの半沢海斗役を演じる上田は「“裏社会”というものがテーマになっていると思うんですけど、僕も本をいただいて読んだときに“こんな世界があってこんな人がいるんだ”って思いました。その中で(杉枝演じる浅間は)ゴーイングマイウェイな人で、何かに立ち向かう姿を見て、“こういう人が世の中や身近にいたら助かるのにな”って思ったり、基本クセが強い人が多いので、各話、楽しんでいただけるんじゃないかなと思いました」とアピールし、「僕は(本作を)見たんですけど、想像の 10 倍面白かったです」と太鼓判を押した。
そして、裏社会を取材する我が道を突き進む女性ルポライター浅間綾乃役を演じる杉枝は「この 5 人だけでもかなり個性的なんですけど、ほかにも出演者さんがたくさんいらっしゃいます。全員色が濃くて、みなさんに共感してもらえるキャラもいたりするんじゃないかなと思います」と話し、「闇社会に切り込むというところで、ミステリーとかホラーっぽく思われたりするんですけど、6 つの物語がテンポよく進んでいくので、サクッと見られて最後には爽快感を得られるんじゃないかなと思います。楽しみにしていただけたら嬉しいです」と笑顔で語った。
<日 程> 2月13日(日)
<場 所> 中野 ZERO 小ホール (東京都中野区中野 2-9-7)
<登壇者> ダブル主演:杉枝真結、上田堪大 / 共演:川上将大、北代高士、瀬戸啓太、土井一海
主題歌:坂本つとむ ※坂本による主題歌歌唱あり。
<時 間>
19:30 プレミアイベント スタート ※メイキング映像を流しながらのトークあり
19:50頃 主題歌披露
20:00頃 抽選会
20:30 プレミアイベント 終了
杉枝真結×上田堪大
監督 井川楊枝
窪田美沙 川上将大 瀬戸啓太
土井一海 斉藤悠 北代高士 西守正樹
中山峻 石山雄大 三浦浩一
プロデューサー 大勝ミサ 岩崎悟 片岡稔 lopi lopi TETSU
主題歌 坂本つとむ「Bitter Sweet~苦い果実」
製作 MARCOT サンブリリアント グッドプラニング lopilopi
<URL>http://connection-movie.com/
<ツイッター>https://twitter.com/connection225
©映画「コネクション」製作委員会