脚本に、すごくサラッと『煙と共に消える』って書いてあって、こりゃ大変だぞ…と思いました。
それと同時に、早く『煙と共に消える』のシーンをやりたい!とワクワクしたのを覚えています。
小さい子供が最高の遊び道具を見つけた時みたいに、ニコニコで演出していたのが印象的でした。
完成を観ないと分かりませんが、夏を『曇天に笑う』にささげました。
和気藹々になりすぎず、良い緊張感もあり素敵な現場でした。
難しい点はやはりアクションです。
どちらかと言うと、『動けるっぽい!!』という芝居に集中しました。
忍者らしい動きをコピーした感じです。
<プロフィール>
■若葉竜也(わかば・りゅうや)
1989年、東京都生まれ。1990年、若葉劇団にて1歳3ヶ月で初舞台を踏む。1998年、持ち前の舞台度胸と演技力が評価され、NHK大河ドラマ「徳川慶喜」に出演。陰のある役からアクの強い役まで作品によって180度違った表情を見せる幅広い演技力で数多くの作品に出演。主な出演作に、映画『恋する日曜日 LOVE ON SUNDAY』(06)、『MAYU 〜ココロの星〜』(07)、『赤い糸』(08)、『恋極星』(09)、『雷桜』(10)、『GANTZ Ⅰ・Ⅱ』(11)、『源氏物語』(11)、『DOG×POLICE』(11)、『旅立ちの島唄~十五の春~』(13)、『明烏』(15)、『葛城事件』(16)、『Anniversaryアニバーサリー』(16)、TVドラマ「4TEEN」(04/WOWOW)、「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(06/NTV)、「赤い糸」(08/CX)、「さばドル」(12/TX)、「吉原裏同心」(14/NHK)、「新解釈・日本史」(14/TBS)、舞台「ロミオとジュリエット」<NINAGAWA×SHAKESPEARE>(14)、「muro式.9~=~」(15)などがある。