2022年2月4日、東京建物Brillia HALLにて舞台「ぼくらの七日間戦争」が開幕した。原作は累計発行部数は2000万部を突破、1985年に宗田理により書き下ろされた「ぼくらの七日間戦争」(角川文庫・角川つばさ文庫 刊)である。
本作は大人による管理教育に反抗した主人公たちが廃工場に立てこもり、爽快な逆襲劇を繰り広げるストーリー。思いがけず起こる事件や難題に立ち向かう子どもたちの勇気と知恵と行動力も本作の魅力の一つである。彼らの成長や冒険心に、観るもの全てが青春時代に胸を熱くした思いを蘇らせるような名作であり、登場する大人たちも子どものためを思うがあまり、衝突してしまったり、中には理解を示すものがいたりと、誰もが現在の自分に置き換えられるような作品だ。
また、本作では原作に描かれていない、“ぼくら”が大人になった姿にも心注目である。
今回、開幕にあたり、主役となる菊地英治役の校條拳太朗、相原徹役の瀬戸啓太、ヒロインとなる中山ひとみ役の北澤早紀、そして、教頭役の渡辺裕之からコメントが到着!
「ぼくらの七日間戦争
原作の小説から、映画やアニメなど様々な形で、沢山の方々に愛されて来たこの作品に出演させて頂けてとても嬉しいです。
作中で解放区から中学生が訴えかける言葉の中には、今のぼくらにも言えることがあると思います。
胸を張って「生きている」と言える様なそんな人生を送れているのだろうか、菊地たちと同じようには出来なくとも、自分を見つめ直し納得出来たら良いなと自分自身思います。
観て下さった方の小さなきっかけになれたら嬉しいです。」
「相原徹役の瀬戸啓太です。
子供の頃抱えてた悩みや疑問って、大人になっても思ってる部分があるかと思います。
大人になればなるほど誰かにぶつけづらくなっていくものだと思いますし、それをこの作品では仲間がいる事で子供達がぶつけていく様が描かれています。
やってる僕自身どこか爽快感もあったり、皆さんにも共感が得られる事も多いと思います!
大人側からの視点でも共感する部分も多いはずです。
色んな見方で楽しんでいただけたら嬉しいです!!」
「はじめまして!中山ひとみ役を務めさせていただきます、北澤早紀と申します!
中学3年生の役ということで、フレッシュさを心がけて稽古してきました。
仲間意識、ひたむきさ、威勢の良さ、正義感など、中学生ならではの我武者羅さをたくさん感じることができました。
クラスの仲間達と、私たちを取り巻く大人達と共にこの作品を精一杯お届けします!!」
「どんな人も通り過ぎた、10代のきらめきに満ちた時。稽古の度 いつの間にか忘れてしまっていた 感情が疼き出す。
この感動を 是非劇場で味わって頂きたいと思います。」