2022年1月13日(木)東京・シアターサンモールにて、舞台「BASARA」が開幕!
「BASARA」(バサラ)は、田村由美さんによる漫画作品で、「別冊少女コミック」(小学館)にて、1990年9月から1998年6月まで連載され、1993年に平成4年度(第38回)小学館漫画賞を受賞。1998年にテレビアニメ化、2012年から2019年にかけて舞台化され、連載終了後の今でも各世代に多くのファンを持つ人気作品です。
そしてこの度、2012年に上演された舞台「BASARA」で揚羽を演じ、今作でも10年ぶりに揚羽役(Wキャスト)で出演する久保田悠来さんが、初の演出に挑戦。
キャストは田中珠里さん、宇野結也さん、瀬戸祐介さん、細貝 圭さん、野口 準さんら、若手から実力派まで様々なメンバーが揃いました。
また、1月16日(日)17時公演と1月23日(日)16:00公演のライブ配信が決定しているので、「BASARA」の世界が自宅からでもお楽しみいただけます。
本稿では、囲み取材での開幕に向けたキャストコメントと併せて、ゲネプロの様子をお届けします。
舞台出演が2回目で、初主演をやらせていただきます。今回、殺陣も初挑戦なので最初は凄く不安な気持ちの方が大きかったんですけど、演出の久保田さんをはじめキャストの皆さんに、本当に丁寧に教えていただいて、今日まで来ることができました。胸を張って、この舞台に立てると思っています。よろしくお願いします!
今回はW主演というかたちで、更紗役の珠里ちゃんが背中を支えてくれていて、そして初演出の悠来くんが小ボケを挟みつつ温かく接してくれてここまで来れました。優しい雰囲気が、この座組には凄くあって、僕はのびのびと稽古場にいることが出来ました(笑)
タタラ側と赤の軍が正面からぶつかり合う、熱い戦いを是非、皆さんに観ていただけたらと思います。よろしくお願いします。
作品の見どころの一つとしては、殺陣が沢山ある舞台なんですけど、その中でも珠里ちゃんが初めての殺陣に挑戦して、この一ヶ月の稽古で凄く成長したので、そんな彼女の疾走感のある殺陣を見てほしいと思います。そして、この物語の展開がどんどん進んでいくところも見どころです。
あとは、久保田が初演出を務めるということで、久保田ワールドが細かく散りばめられているので、そこも楽しんでいただけたらなと思います。是非、ご観劇ください。よろしくお願いします。
今回、久保田悠来さんが初演出ということで、どんな演出をするのかなと稽古の時から楽しみにしていたんですけど、怒号や罵声が一切飛び交うことなく、ただただ小ボケが飛び交う稽古でした(笑)そんなことをやりつつも、周りがしっかりと見れる人なので、みんなを良い感じに導いてくれました。見ごたえのある、この時代にあった作品になったと思っています。なので、多くの皆さんに届いてほしいですし、このカンパニーで最後まで駆け抜けたいと思います。
舞台『BASARA』を始めるにあたって、ドラマ撮影の現場で、再び田村由美先生とお会いしまして。そこから僕自身、節目というもあり、舞台の演出をやりたいなと思っていた時に、過去に1度やった作品ではありますが、田村先生の作品の数々の名言をこの時代に伝えていきたいなと思い、立ち上げました。そしてその想いに応えてくれた、僕の旧友や戦友たち、オーディションや出会いに来てくれた人たちと共に、こうして無事に初日を迎えることができました。また新たな『BASARA』を、自信を持ってこのカンパニーでお届けできるので、是非多くの方に観ていただけたらと思います。よろしくお願いします。