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【レポート】舞台「フランケンシュタイン-cry for the moon-」開幕!

2022年1月7日(金)東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて、舞台「フランケンシュタイン-cry for the moon-」が開幕しました。

数々の映画・ドラマの原作や題材となり、世代を超えて語り継がれてきた名著『フランケンシュタイン』。この不朽の名作が、岡本貴也さんによる脚本と、錦織一清さんによる演出で舞台化!

本作の主演・七海ひろきさんが演じるのは、若き科学者が禁忌を犯した実験で生み出した名もなき【怪物】。
そして、怪物の創造主で若き科学者【ビクター・フランケンシュタイン】を岐洲匠さん、怪物と心を通わせる盲目の娘【アガサ】を彩凪翔さん、ジャスティーヌを裁く【判事】やアガサの兄【フェリクス】など一人多役を蒼木陣さん、知的障害があるビクターの弟【ウィル】ほか一人多役を佐藤信長さん、ビクターの婚約者【リズ】とフェリクスの新妻【サフィ】の二役を横山結衣さん、フランケンシュタイン家に仕える召使い【ジャスティーヌ】を北村由海さん、アガサたちの祖父【ラセー】を永田耕一さんが演じます。

本稿では、囲み取材での開幕に向けたキャストコメントと併せて、ゲネプロの様子(写真掲載:10枚)をお届けします。

キャストコメント

七海ひろき

2022年になって初めての作品になるので、気合を入れてスタートしたいです。そして、今のこの厳しい状況の中で、この作品を通して、愛の形というものをお届けできたらと思っています。誰もが知っている「フランケシュタイン」という作品を、素敵な8人で千秋楽まで誰一人かけることなく、走り続けられるよう精一杯頑張りたいと思います。
また、この作品は私にとっても挑戦もあり、お芝居はみんなと一緒に空気を作っていくのが最高に楽しく、やり甲斐を感じています。
お客様に最高のものをお届けできるように、精一杯頑張ります。絶対に損はさせません、よろしくお願いします!

岐洲匠

今回、皆さんのおかげで自分の見たことのない姿をたくさん引っ張り出してもらえたので、僕がこの作品を一番楽しみにしているかもしれません。本当にたくさんの人に見てほしくて、友達をめちゃくちゃ招待しました(笑)
僕も毎公演、とても楽しみにしていますので、皆様よろしくお願いします。

彩凪翔

宝塚を卒業して初めてのお芝居であり、節目の作品になります。この作品で、難しい役に巡り会え、とてもやりがいのある役をいただいたので、この役を通して成長できるように精一杯頑張ります。

蒼木陣

2022年1作品目になるのもそうなんですけど、僕は今年30歳になるので、これから30代になるにあたって、自分の可能性を広げられる作品になれば良いなと思っています。最後まで応援よろしくお願いします。

佐藤信長

ウィルだけではなく、他の役もやらせていただくんですけど、ひとつひとつのシーンを大切にしたいなと思っています。作品を良く出来るように、そして爪痕も残せるようにやっているので、お客様にも楽しんでいただけたらと思います。
2022年最初の作品であり、26歳最後の作品になるので、良い26歳の締めくくりになるように頑張ります。よろしくお願いします。

横山結衣

私はAKB48を卒業して、初めての舞台になるので、これが良いスタートになったら良いなと思っています。この素敵なカンパニーで、素敵な舞台を絶対にお届けすることをお約束できるので、来てくれる皆さんは期待しててください!

北村由海

私がやるジャスティーヌを突き詰め続けていけたらなと思っています。頑張ります!よろしくお願いします。

永田耕一

今作では4役ほど演じるんですけれども、いろんな役をやらせていただいて、とてもやりがいのある作品だなと思っております。よろしくお願いします。

【ストーリー】
19世紀、欧州。若き科学者ビクター・フランケンシュタイン(岐洲匠)は、科学の力で死体を蘇らせる禁忌の実験に成功し、名もなき【怪物】(七海ひろき)が誕生する。【怪物】は言語や知性を習得し、感情が芽生え、やがてコントロールできなくなるほどの怪力を身につける。その怪力に身の危険を感じたビクターからは見捨てられ、周囲の人々からも拒絶され疎外されて孤独になった時、盲目の娘・アガサ(彩凪翔)と出会う。彼女の美しい心に触れたことで、人間の理解と愛を求めた【怪物】が彷徨い行き着く先とは…。

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Rie Koike