初日を迎えることが当たり前ではないご時世で、こうして無事に幕を開けることができ本当に嬉しく思います。
2022 年の皆様のパワーになる様に、慢心せずに毎日全力に全身全霊で一瞬一瞬を生きます!!
個人的な注目ポイントは沢山ありますが、ジェットコースターに乗ってる感覚を体感できること。
沢山の想いや感情に出会い、振り返り、前を向き、一緒の時間を体感して、桜の季節が恋しくなってもらえたら幸いです。
劇場で満開の笑顔と共にご来場お待ちしております。
新年一発目の作品をこの『天使は桜に舞い降りて』で迎えられることをとても嬉しく思います。
毛利さんの”今”届けたいメッセージが詰まった今作。しっかりと作品の一部として体現できるように一公演一公演を集中して臨みたいと思います。
本作の見どころはなんと言っても桜にまつわる物語の登場人物たちの業と、感情の機微です。
それをみて皆さんは何を感じるのか。
ぜひ受け取っていただけると幸いです。
スタッフさん、キャスト一同でこの作品がまず初日を迎えられること。本当に嬉しく思います。
この作品を観て頂くと色々な方が違う感想を持ったり、共感するポイントが沢山あると思います。
その中で僕は『人間』のことを改めて考えました。ファンタジーな物語ですが、深く考えさせられる作品です。普段疲れていたり、悩みごとがあったりするじゃないですか。
人生、みんな悩んで苦しんでいると思うのですが、それがまた生きている証拠だと思うんですよね。
この作品を観るとまた明日頑張ろう!って思えるような気がするので、是非とも皆さんに観に来て頂けたらと思っています!
2022 年の幕開けを本作から歩み始められること、心から嬉しく思います。
この作品のお稽古を進めていく中、「人間」の様々な一面を扱う上で自分自身、色んな事を思い返しました。今日まで歩んできた全て。そうして今ここにいる。
笑顔、涙、怒り、喜び、悲しみ、絶望、全てが詰まった人間という生き物。本作で描かれる様々なカケラ達。お客様には純粋にこの物語から「人」を感じてほしい。
そして思いを巡らせて、この桜に聞かせてほしいのです。桜の下に繰り広げられる物語。
今だからこそ届きますように。
初のストレート舞台、そして初の歴史上の人物を演じさせていただくということで、とても新鮮な気持ちで作品に取り組んでいます!!
元々、義経公のことが好きでよく知っていたのですが、今回演じさせていただくにあたり、書物を読んだり、義経公にまつわる神社巡りをしていたらもっと大好きになりました!
義経公を演じられることを誇りに思って僕の精一杯を劇場でお見せするので、是非ご観劇頂きましたら嬉しいです!
まずはこの日を迎えられてホッとしております。
舞台公演を打つのが簡単ではないこのご時世、より一層意識を高く作品と向き合うことができたのは良かった点でもありました。
本作の注目ポイントは、桜にまつわる数々の物語。それぞれの物語がギュッと濃縮したような長さになっていて、原作を読んだことない方でも楽しめるようなつくりになっていると思います。
そんな中でも「人間って綺麗な部分だけじゃないよね、こういう所もあるよね」と共感してもらえるような物語たちを皆様にお届けしたいと思います。
演劇の毛利さん、Vol.0 を経て、旗揚げ公演です。何かを始める、しかもひとりで。すごいことです。毛利さんの新たな挑戦に私も勇気づけられています。誰かの背中を押すような、いや押さなくてもいい、背中にそっと手を添えられるような、そんな作品になっていたらいいなと思います。
新春らしい華やかなメンバーで桜に纏わるあんなお話やこんなお話をお届けします。私も元気いっぱい駆け回りますので楽しんでご覧ください!!
毛利さん作・演出の作品に初めて出たのが 1991 年の夏頃、高校の演劇部でのことでした。
あれから 30 年後、ボクらの地元でもある愛知公演を含むこんな素敵な座組みで、しかもユニット名に毛利さんの名前を冠し、さらには自分が出演しているということになんとも言えない不思議な感覚を覚えています。本作は毛利さんらしい優しさの詰まった作品です。その「らしさ」が伝われば幸いです。
ボク自身はバカみたいな表現になりますが、あの頃のように元気いっぱい舞台であばれまわりたいと思います。
この作品は、作家・毛利亘宏のメッセージを高純度に集約し、強靭に昇華させた作品になっています。一カ月間の稽古を重ねて、いよいよ皆様にこの作品をお届け出来るかと思うと、胸躍る思いです。僕が演じる平知盛という役は、平家一族の最期を全て見届けて、無念を抱きながら海に身を投げていった敗戦の将。義経と出会い、その無念をどう晴らしていくのか、そこに注目して欲しいです。特に今回は、出身地である名古屋での公演もあり、そのあたりも、思い入れ強くとても楽しみです。劇場でお待ちしております!
このような状況下、新年の幕開けに舞台に立てることを心から嬉しく感謝いたします!スタッフ、キャスト、徹底した感染対策の中で稽古し積み上げた作品がお客様に届けられる喜びで意気込んでおります。
私の役所、十六桜は一人語りとなっております、皆様の想像力に頼り、お客様と創って行ければと考えます。人間が素敵な生き物であることが伝わりますように!
人間が死に絶えようとする絶望に満ちた世界。
花が咲かない桜の木の下に天使が舞い降りる。
その天使の名はラウムとクロセル。
「人間に『再生』の価値があるか確かめよ」
”かみさま”にそう命じられたふたりの天使は、そこで桜の精に出会う。
桜の精は語りかける。
「僕には夢があります。また僕の周りに人間たちがたくさん集まって笑いあってほしい」
そして、桜の精は桜にまつわる数々の「物語」を見せ始める。
坂口安吾「桜の森の満開の下」
梶井基次郎「櫻の樹の下には」
小泉八雲「十六桜」
歌舞伎「義経千本桜」
それは天使に人間の本当の姿を見せるためだった。
かつて、満開の桜の木の下に集い、笑いあった人間たち。
人間たちはまた笑いあえるのだろうか。
これは、どこまでも愚かで美しい人間の『絶望』と『再生』の物語。
予約限定版:10,780円(税込)
通常版:8,580円(税込)
※予約限定版はhttps://www.toei-onlinestore.com/のみで受付。