ゲネプロ前に囲み会見があった。登壇したのは、佐藤流司、鳥越裕貴、有澤樟太郎、小越勇輝、高橋健介、伊万里 有、そして演出の茅野イサム。長丁場の公演、佐藤流司は「初めての人でも楽しめる」とコメントしたが、時代劇では定番の“幕末物”、新撰組といえば有名な池田屋事件もあり、もう解説不要なくらいだ。有澤樟太郎は「全力で千秋楽まで駆け抜けます!」と語ったが、殺陣、アクションが多く、文字通り俳優陣はところ狭しと走り回る。小越勇輝は「60公演、怪我なく!」とコメント、舞台中央には階段があり、これが縦横無尽に“活躍”、ダイナミックなアクションシーン、ここは必見だ。演出の茅野イサムは「新撰組の刀が中心になっています。短い動乱の時代を駆け抜けた彼らの刀、新撰組のそばにいて厳しい思い、辛い思いをしています……稽古場で5回ぐらい泣きそうになりました。(ここで鳥越裕貴が「よし!!」)今回の作品は心の部分に迫っています」と語ったが、とにかく最後まで目が離せない。ストーリー的にも特に後半は意外性のある展開があり、感涙ポイントが多数、仕掛けられている。ミュージカル部分はしっかり、2時間10分程の1幕もの、ゲームファンはもちろん、ゲームに馴染みが薄くても堪能出来る作品に仕上がっていた。
15分の休憩をはさんでライブ、ここは応援グッズ使用OK、団扇やサイリウム等仕込んできた方が絶対楽しめる。こちらはおよそ40分、タテノリで難しいことは考えないで思いっきり楽しんだ者勝ち、といったところだ。