新選組局長・近藤勇は虎徹の持ち主として有名であるが、これが贋作だったと言われている。それは長曽祢虎徹、 二尺二寸五分の虎徹である。刀剣業界では「虎徹を見たら贋作と思え」と言われている程だ。しかし、近藤勇が使用していたものは、大変丈夫な剛刀であったそうで、激しい戦いを経ても折れも曲がりもしなかったと伝えられている。
そして登場する刀で唯一、新選組に絡んでない刀である蜂須賀虎徹は徳島藩主の蜂須賀家に伝来、これは虎徹の真作、風格、美しさは申し分ない。
ストーリーは、もちろん新撰組中心、悲劇的な最期を遂げるのは先刻承知。新撰組誕生からそのラストまで、しかし、そこはミュージカル『刀剣乱舞』、新撰組にどのように刀剣男士が絡んでいくのかは観てのお楽しみ。
