2015年にトライアル公演、そして2016年に本公演、早くも新作が上演されるミュージカル『刀剣乱舞』、」サブタイトルは“幕末天狼傳”、幕末といえば新撰組、大河ドラマや小説等で古くから馴染みがある。今回登場する刀も主に新撰組にまつわるものである。
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沖田総司の愛刀は加州清光と大和守安定、総司が池田屋で使用したのが加州清光、この戦闘後、加州清光はボロボロになったと伝えられている。もうひとつの愛刀である大和守安定は切れ味が鋭い刀だったそうで、良業物（注１）に分類される刀工によって作られたそう。
土方歳三の愛刀、和泉守兼定は今も日野にある土方歳三の子孫が運営している土方歳三資料館で保管されており、命日には一般公開されるそう。遺品として届いた兼定は刃が零れ、柄糸が擦り切れており、戦いの日々が激しかったことが容易に想像される。堀川国広もまた土方歳三の脇差として有名だ。
