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【映画】「曇天に笑う」第8弾キャスト発表!!

加治将樹/犬飼善蔵(いぬかい・ぜんぞう)

◆加治将樹 コメント

1.原作・脚本を読まれた時のご感想は?

原作を読んだ時、めちゃくちゃ面白い視点の時代劇だなと思いました。
何様だよって話なのですが、これをずっと憧れであった本広監督がどのように作られるのか楽しみで仕方ありませんでした。脚本はやはり激しいアクションなので、ト書きの多さにビックリしました。
ん?ん?どういうこと??こりゃやってみなきゃわからないぞって(笑)。なので、現場に入るまで不安でした。
 

2.クランクアップされたばかりですが、監督の演出はいかがでしょうか?

漠然とした内容になってしまいますが、この人物がこう動けば、周りの心はこう動く。
結果緊張感が生まれ空気も動く。というような演出方法で見事にそれが画の中でも緊迫した空気や高揚が伝わるという、気持ちや空気すべて演出されていた印象です。憧れであった方の演出だという事もあり、日々興奮でした。
本広監督の「笑」という観点にも触れる事が出来た気がします。
監督から「セリフが終わり、カットがかかるまでの間でキャラは生まれる。」というお話を聞き、これは何処かで試されるんじゃないかと思い、日々準備に気が抜けず、必死でした。
しかしそれこそが私の好きな本広監督作品の人物像であったので、その時間は変な汗は出ましたが、幸せでした。
 

3.手応えはいかがでしょうか?

自分では全くわかりませんが、原作を読んだイメージの通り愛される犬飼を演じられたのではないか‥と思います。
もちろん100の力は出しました!
 

4.撮影現場の雰囲気はいかがでしたでしょうか?

男だけという事もあり、特に「犲」はかなりうるさかったのではないでしょうか‥そこは心から申し訳ない気持ちであります。
誰に謝っているのか‥あいつらうるせーな。と気分を害された皆々様です。
しかし、おかげさまで、あそここうしましょ、こうしたら面白い、という意見交換もみんなで出来、とてもありがたい現場でした。

5.「犬飼善蔵」という役への意気込みは?演じて、難しかった点は?

原作に敬意を持ちつつどうしても自分の犬飼を作り上げたかったのが正直な気持ちであります。
なので、犬飼の代名詞でもある、頭の葉っぱについてどうしようかというのは、かなり悩みました。結果色々と活用できたので、犬飼=葉っぱというイメージは残せたと思います。
がしかし、「犲」キャストは皆身長が大きいので、原作では1番でかいはずの犬飼がまさかの1番小さいというどうにもならない問題はありましたが‥気持ちと気分は1番大きくしたつもりなので、そこは大目に見てくださいませ。
 

6.アクションへの気概はいかがでしょうか?

犬飼はありがたい事に素手で闘います。
剣や銃の中に素手という、かなり捨て身なスタイルではありますが、だからこそ生まれた人間っぽさや、生々しいアクションはかなり良いスパイスになっているのではないかと思います。

◆加治将樹 プロフィール

1988年1月29日東京都生まれ。若手実力派俳優として、ドラマ・映画・舞台と活動の幅を広げている。
近年の主な出演作としてドラマ「HOPE~期待ゼロの新入社員~」(16)「お義父さんと呼ばせて」(16)「釣りバカ日誌~新入社員浜崎伝助~」(15)、NHK大河ドラマ「篤姫」(14)
映画では、『サムライフ』(15/森谷雄監督)、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(08/塚本連平監督)、『ソフトボーイ』(10/豊島圭介監督)、『ランウェイ☆ビート』(11/大谷健太郎監督)などに出演。
舞台では、「トーキョー・スラム・エンジェルス」で高い評価を得た他、「人民の敵」(15)、ミュージカル「GARANTIDOガランチード」(15)など多ジャンルに出演。10月には舞台「お気に召すまま」(演出:青木豪)への出演を控えている。

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2.5news(編集部)

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