【3.0レポート】能×3D映像 世界初のコラボレーション『YU GEN 幽玄 HIDDEN BEAUTY OF JAPAN』

フォトコールの前に挨拶があった。「まだまだ実験で新しい感覚、これは第1歩」と企画監修の土屋恵一郎がコメントした。また、「その当時の新しい芸術を取り入れる、世阿弥が生きていたら、そういうことをするであろう」とも語った。“新しい”もの、それを創造するには試行錯誤の繰り返し、今回も、まさに“途中”という訳だ。能に3D映像、能自体が生まれた瞬間は当時では“全く新しい表現”だったに相違ない。そして3D映像が演劇に取り入れられたのは2015年『攻殻機動隊』の舞台版からで、こちらも“全く新しい表現”であった。それを考えると時間を超えて新しいもの同士が“融合”する、ということなのかもしれない。そして今回の舞台の映像は、もちろん『攻殻機動隊』の演出家である奥秀太郎と福地研究室(明治大学)、強力なコンビが担当する。

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2.5news(編集部)

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