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【インタビュー】永井豪×オーケストラ ダイナミックコンサート ロングインタビュー 〜後篇〜

今回の見どころは、
アニメ×オーケストラ の新しい姿。
当日しか見られないお楽しみもたくさん。

――最後に臼田さん
今回の見どころは、音楽だけじゃなくて音楽と映像とライブアクションの融合といったあたりなんでしょうか。

臼田:あとさっき和田さんもお話しになっていたように 楽曲の中の種のようなものを解説するコーナーもあったり、あとは、永井豪先生の49年間の作品をちょっとずつ見られるようなコーナーもあったり、クラッシックの演奏会のようにシンフォニーをオーケストラで聞くだけじゃなく永井豪作品にまつわるいろんな部分を見られるというコンサートなので、そのあたりを楽しみにして来ていただきたいですね。

竹澤:それから、キューティハニーはね、実際に今回のステージで舞台に出るから。
今回は演奏以外にも様々な見どころが用意されていて、ハニーのコスチュームのダンサーが出たりとかします。
臼田:ライブカメラも入れるのでお楽しみに。
和田:ほんとに、まだお話しできない企画もあるんですよ。今回のコンサートは「本当に楽しい」「見に来ていただきたい」と自信をもって言える。最初の方に竹澤プロデューサーがおっしゃったように、ただスクリーンに映像を流して音楽があるよという形式の演奏会は確かに増えてるんです。今回はその先にある姿を示しているということをわかっていただきたいなと!
――じゃあもう、すごく気合が入っている
和田:そうですね
竹澤:あとあれだよね、括りとして「一つの作品」ではなく「永井豪先生の作品全体」からだよね。
和田:あー、そうです! 作家の先生の作品が全部からっていう演奏会はそうそうないと思うんですよ。
和田:何度も言いますが、本当に楽しいです。みなさん、楽しみに来てください。(満面の笑みを浮かべながら)

この後、雑談の中で、「永井豪作品の主人公は人間臭くて、情念の強さとかの部分が大きい、感情の動きの部分で主人公がより魅力的に見える」という話や、『ススムちゃん大ショック』で本当に大ショックを受けた話などをしながらインタビューは和やかに終了しました。

次回、豪先生&マエストロ和田さん インタビュー!!

<和田一樹プロフィール>
東京都出身。尚美学園大学作曲、東京音楽大学指揮科をそれぞれ卒業。
2015年ルーマニアで開催された第6回ブカレスト国際指揮コンクールにて準優勝を果たす。2011年ブラジルロンドリーナ音楽祭にて優秀賞受賞。
ドラマ「のだめカンタービレ」、映画「マエストロ!」などのドラマや映画、CM等で指揮、指揮指導や音楽監修を務める。これまでに静岡交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢、東京混声合唱団をはじめ、全国での指揮活動を展開している。
2016年現在、豊島区管弦楽団常任指揮、アルテ合奏団常任指揮、リバティベルオーケストラ常任指揮、リベラルアンサンブルオーケストラミュージックパートナー。
永井豪作品をこよなく愛し、特にデビルマンは人生のバイブルである。

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2.5news(編集部)

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