本作は舞台が福岡ということもあり、監督・キャストの大多数が福岡出身の俳優となります。また、ほぼ全編福岡ロケを行いセリフも博多弁でとなり福岡の高校生たちの今をリアルに描きます。
一見すると普通の高校生の恋愛物語ですが、高校生の日常や恋、夢などをリアルに描写することにより「今を生きる」ことの尊さや儚さを問いかけ、同じく今を生きる日本の若者たちの心を揺らす作品となっています。演劇の小劇場で好評を博し、10年以上に渡り舞台で上演され続けてきた「徒桜」がついに映画作品として生まれ変わります。
その他のメインキャストとして2021年TVドラマ「ボクの殺意が恋をした」や「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」などで存在感を放つ永田崇人、兒玉遥と同じく元HKT48のメンバーで現在は年間10本以上の舞台出演をする岡本尚子が出演。他にも舞台「魔界転生」や「里見八犬伝」など重厚な作品でも際立った役柄を演じる財木琢磨、声優として活躍する一方「TrySail」としてアーティストとしても注目を浴び、本作が実写映画作品の初出演となる麻倉ももなどが脇を固めます。監督は数々の舞台の演出で好評を博してきた畑中晋太郎が初の映像監督作品に挑みます。舞台演出法として高く評価されている「リアリズムとドラマチックの融合」が映像演出にスライドしつつも十分に発揮されている作品となっています。
「今日」という日の、花を摘む。
ある日、真理は明に連れられて明の友人達と花見をすることになる。そして、満開の桜の木の下、真理は一平と出会う。
一平、真理、浩太、明の4人は高校最後の夏休みを過ごしていた。
桜の木の下での出会いから真理は一平に恋心をいだいており、この夏休みで告白することを決意する。そして、浩太も心を寄せている人と数年ぶりに偶然再会したのだった。
そして、夏休みの最後、4人は来年の春にまた花見をしようと約束をする。
高校生たちの恋愛、部活、受験。彼らのなんでもない日常をたった一つの波紋がすべてを変えてしまう…
中尾拳也 兒玉遥 永田崇人 岡本尚子
夕帆 馬越琢己 塩田みう 仲美海 藤木さら 篠原嵩人 飛葉大樹 石原千尋 小麦
麻倉もも / 財木琢磨
■スタッフ
監督・脚本:畑中晋太郎
企画・製作:SAB-on
カンフェティにてチケット発売予定
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