2018年に『信長の野望・大志』を舞台化し、これまでに第一弾公演「信長の野望•大志 -春の陣- 天下布武 〜金泥の首編〜」、第二弾公演「-冬の陣- 王道執行 ~騎虎の白塩編~」、第三弾「夢幻 〜本能寺の変〜」、第四弾公演「-零- 桶狭間前夜 ~兄弟相克編~」を上演。そして今回、昨年新型コロナウイルス感染拡大のため惜しまれつつも中止となった第五弾公演「〜最終章〜 群雄割拠 関ヶ原」の上演が改めて決定した。いよいよ舞台「信長の野望•大志」シリーズは最終章を迎える。
初日開幕を前に報道陣に向けてゲネプロが公開され、さらに初演から座長として織田信長役を演じる鶏冠井孝介、お市役の田中れいな、明智光秀役の谷佳樹、今井宗久役の彦摩呂が、ついに迎える最終章にかける想いを語った。
「ようやく最終章をお届けできることをうれしく思います。最終章ですが、冒頭にこれまでの4作をダイジェストにスクリーンと舞台上で紹介するシーンがあるんです。
ですので、今まで見てない方も十分楽しめる内容になっています。これが本当に最終章です!!ぜひ劇場に足をお運びください!」
「前回、明智光秀としての役を全うしたと思ったんですが、復活をぜひというお声をいただきました。さらにパワーアップしてお届けできるかと思います。最終章楽しんでいただけたら嬉しいです。
王道のストーリー、裏側の別ストーリー。軸である我々とは別のキャストからは『まったく別の作品が出来上がってる』と聞いています。そこを楽しみにしていただけたらと思います。」
「1年前に開催予定だったものが延期になってようやくお届けできる…、嬉しい反面、最終章が始まると終わりがあるんだな、といつもとは違う切ない感じにもなっています。
内容も、お市としても田中れいなとしても泣けるところがあって、稽古から号泣していました。お客様にもその思いを届けられたらなと思います。この作品は、5作品一緒に作り上げてきたというチームワークがしっかりできていて、新メンバーの方がいても、すぐに打ち解けてやってきました。最終章ということで本当に寂しいですが、最高のものをお届けします!」
「最終章、第5弾となりました。延期もありましたが、このように開催出来てとてもうれしく思っています。僕はストーリーテーラーも務めます。初演作からWサイドストーリーを続けてきたので、5作目だけど10作品分やってるのと同じなんです!この両サイドの演出、魅せ方は『信長の野望』ならでは。見方を変えると全然違って見えて面白いんです!!今日は五輪の開会式ですが、『信長の野望』最終章は、オリンピック競技です!和風フェンシング、射的、フットボールショーじゃないですがハーフタイムショーがありますよ!是非みてください!!」
【イントロダクション】
現代の記憶を持ちながら戦国を生きる織田信長。そして信長と同じく本来の歴史を知りながら自らの天下を狙う武将達。
VS武田&上杉、さらには本能寺の「乱」をも生き残った織田信長を待ち受けたのは、本来の戦場では”敵”として顔を合わせることのなかったはずの英雄たちが集結する関ヶ原の大地。
そこには、本能寺の「乱」で爆発の炎に包まれたはずの明智光秀の姿もあった…。
織田信長の視点で、関ヶ原の紅い大地を駆ける<SIDE 織田 紅血>と、明智光秀の視点で、私怨と葛藤に生きた男の紫色の想いを語る<SIDE 明智 紫炎>。
シリーズおなじみのWサイドストーリーで描かれる新戦国時代。
戦国を彩る武将と姫の物語。