プロモーション映像、チラシ画像、
ビジュアル撮影の際のキャストコメントが公開
世界的に有名な未解決事件として恐れられた殺人犯・通称“ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)”。19世紀末に英国ロンドンで発生したこの猟奇連続殺人事件をモチーフにした衝撃のミステリーミュージカル。
題材の印象に反して音楽は馴染みやすく、耳に残る素晴らしい曲の数々にのせて、事件に隠された悲しき愛の物語を展開していく。
東京公演は日生劇場にて9月9日(木)~29日(水)、その後大阪公演はフェニーチェ堺 大ホール10月8日(金)~10日(日)で上演。
チケットは絶賛発売中。
東京公演は、ホリプロステージにて<20歳以下限定・2000円チケット>のYシートが6月28日(月)より1週間限定で発売される。
《東京公演チケット料金》
SS席:16,000円/S席:13,500円/A席:9,000円/B席:4,500円(全席指定・税込)
Yシート:2,000円(※20歳以下対象・当日引換券・要証明書)
【東京公演】20歳以下限定2000円チケット:Yシート
6月28日(月)17:00~7月5日(月)23:59
https://horipro-stage.jp/jacktheripper2021-ticketinfo/#Link03
プロモーション映像
ビジュアル撮影キャストコメント
▼撮影レポート全文は公式サイトにて公開中
ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』ビジュアル撮影レポート
https://horipro-stage.jp/pickup/jacktheripper20210625/
木村達成(ダニエル役)
衣裳さんとも何度も話して、3着くらい試した中で今日の衣裳に決めました。アスコットタイをつけて、少し上品でクールなダニエルにできたらいいかなと。ダニエルは罪を犯してしまいますけど、誠実さとか相手を想う気持ちが深すぎて、闇に落ちてしまうと思うんです。まだキャラクターがつかみ切れてない段階での撮影は恥ずかしかったですけど、今の自分に出来ることはやれたかなと思います。
(小野)賢章くんとはもともと知り合いなんですが、一緒に仕事をするのは初めてです。初めましてはMay’nさんと堂珍さんですね。今日、堂珍さんとチラッとお会いしたら、やっぱりジャック役だからか、漂うオーラがすごかった……。ナイフで刺されるんじゃないかと思いました(笑)。
小野賢章(ダニエル役)
衣裳を着て撮影をすると、「いよいよ始まるんだな」「この方たちと一緒に作るんだ」という実感が湧きますね。まだ僕の勝手なイメージですけど、ダニエルは真面目な好青年であるがゆえに視界の狭さがあって、純粋さが狂気に変わっていくんじゃないかなと。演出の白井さんにお話を伺って作っていきたいです。
僕は普段声優の仕事がメインなので、ミュージカルに出ることで自分の身体や表情も含めて芝居をするということを、まっすぐに見つめさせてもらえるんです。プライベートで知っている木村くん以外は、今回ほぼ初めての方ばかり。ミュージカル界の方たちや、堂珍さんといったさまざまな世界の方たちの中で、僕にしか出来ない色を出せたらと思います。
加藤和樹(アンダーソン役/ジャック役)
韓国で観て以来、「日本でぜひやりたい!」と願っていた作品がようやく上演できるという喜びは大きいですね。役を深めていくのはこれからですけれど、今日の撮影で二役の衣裳に身を包んでみて、気持ちだけはジャックとアンダーソンという二人がちゃんとそこにいたかなとは思います。ダークな世界観の中で衝撃の事件が起きて、最後まで驚きの連続で目が離せない。楽曲もロックなものからしっとりとしたバラードまでバラエティに富んでいて飽きないですし、とにかく疾走感があるんです。韓国版のイメージを踏襲しつつも、日本版『ジャック・ザ・リッパー』の世界観が伝わるビジュアルになっていると思うので、皆さんもぜひ楽しみにしていてください。
松下優也(アンダーソン役)
まだ稽古も始まっていなくて、脚本を読んで頭の中で想像したキャラクターでしかないので、こういう撮影って一番難しいんですよね。ただ、今回の衣裳でアンダーソンのちょっと崩れた雰囲気は感じられたかなと思います。以前演じた『サンセット大通り』のジョーも同じでしたけど、アンダーソンもわりと振り回される役になりそうかなと。悪徳刑事に見えたりコカイン中毒だったり、表面的には悪そうな印象ですが、実は不器用で弱さもある、人間らしいキャラクターじゃないかなと思っています。
別の世界でも活躍されている小野さんや堂珍さんとの共演や、久しぶりに舞台で一緒になる木村達成くんとお互いの成長を確かめるのも楽しみにしています。
堂珍嘉邦(ジャック役)
海外でも日本でも色んなジャック像の解釈があると思うんですが、今回は最初の取っ掛かりとしてミステリアスに作りこんでみよう、と。つけ毛も初めてなので、自分の中では“変身した感”がすごくあります。普段はよく笑いますけど、口をつぐんでいるとわりとシリアスというか、ミステリアスに見えがちらしくて。でもそれも自分の個性かもしれないですし、そういう役をいただくのは光栄です。年を重ねるごとにヒール役が増えているのも楽しいですよ。
一つの作品を作り上げていく熱量、稽古から本番まで完走する充実感、言葉と音楽で質量共に多くの情報を届けること……。ステージで歌う人間として、ミュージカルにはいい影響をたくさんもらっています。
May’n(グロリア役)
今日は「どういう衣裳なんだろう?」ってドキドキでした。自分の中にはなかなかない色気をめちゃくちゃ引き出して(笑)撮影に臨みましたね。やっぱり衣裳を着ると「あ、グロリアってこんな感じかな?」というイメージがどんどん湧いてきて、このお芝居をやるんだと実感できましたし、稽古することが楽しみになりました。
個人的にはまだまだミュージカル経験が少ないので、とにかく頑張ろうと気合いを入れたところです。衝撃的なシーンがあるミステリーですけれど、胸にグッと来るようなシーンも多くて、これを大成功に導かなきゃという使命感がキャストとしてもありますね。とにかく白井さんの演出に食らいついていきたいです。
エリアンナ(ポリー役)
ウェストを絞るコルセットを着けたのが初めてで、あの時代の皆さまがあれを着けていたのかと思うと衝撃でした(笑)。本当に素敵な衣裳で、さらに飾りでバラをつけてくださって、台本でも一輪のバラがポリーにとってはキーアイテムなので嬉しかったですね。白井さんがポイントにしたいとおっしゃった赤は、ポリーの内面にある情熱や想い、血の色、バラの色、全部を反映した色でもあるなと思って。この衣裳とメイクとカツラをいただいて、すごくテンションが上がりました。
ポリーはアンダーソンとのシーンが多いんですが、優しさの塊のような加藤和樹さん、役に真摯に向き合う松下優也さん、これまで共演もしていて気持ちを作りやすいお2人とご一緒で良かったです。
田代万里生(モンロー役)
今回の扮装やヘアメイクは舞台版とは異なるとのことですが、あくまでモンローの内面が滲み出るよう意識して撮影して頂きました。これまであまりしたことのない表情もあるので、デザイナーさんの編集でどう新しくまた生まれ変わるのか、とても楽しみにしています。
韓国版の資料は拝見していますが、白井さんの演出のもと、日本版はまた新たに生まれ変わる気がしています。モンロー役を田代万里生に託して下さったことは意外でもあり、大きな喜びでもあります。比較的自由度が高い役どころだと思うので、あらゆる手段を使って印象的なモンローを創り上げ、作品に大きく貢献出来たらなと思っております。