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【レポート】舞台『まわれ!無敵のマーダーケース!!』開幕!

2021年5月26日(水)東京・銀座 博品館劇場にて、舞台『まわれ!無敵のマーダーケース!!』が開幕!

演劇集団イヌッコロにより2017年に初演、以降様々な団体にて上演され、笑いの渦を巻き起こしたワンシチュエーションコメディ作品『まわれ!無敵のマーダーケース!!』の再演となる本作。

シチュエーションコメディの演出に定評のある野坂 実さんを演出に迎え、小南光司さん、西葉瑞希さん、飯山裕太さん、谷川愛梨さん、武藤晃子さん、松村泰一郎さん、月岡弘一さん、鈴木遥太さん、畠山 遼さん、髙木 俊さん、君沢ユウキさん、特別出演として佐野瑞樹さんが出演します。

本稿では、公演に先駆けて行われたゲネプロの様子を写真(掲載数:28枚)と共にお届けします。

ストーリー

作家・藤澤智彦は悩んでいた。
何故なら、彼は全く書いたことのないサスペンス小説の執筆を引き受けてしまったのだ。
何日経っても、一向にアイデアは浮かんでこない。
それどころか根本的な描写の仕方すら分からない。
それ程、藤澤はサスペンスに疎かった。
そんな中、彼はとんでもない事を思い付く。
「そうだ! 嘘の殺人事件を起こして、人間のリアルな反応を見よう!!」
これでインスピレーションが湧かない筈は無い!
編集者の末国に協力を仰ぎ、人里離れたいかにもそれっぽいペンションを探し、売れない役者を雇い、知人を招き、いざ計画を実行し、までは良かったが…
なんと、そこに本物の殺人鬼が現れた!!


物語は、藤澤が考えた“嘘の殺人事件”の練習が上手く出来たところから始まります。
満を持して計画を実行するが、招かれた知人は予想外の行動ばかりで、全く練習通りに事が進まず…
そんな知人に振り回されながらも、藤澤と役者たちが“嘘の殺人事件”を台本通りに進めようと奮闘する様子がステージで繰り広げられる。

藤澤に招かれた知人は3人。台本通りに演じているはずなのに、毎回全く違った展開で笑いを起こし、賑やかに物語が進みます。
計画は1人目、2人目と失敗し、そして最後の3人目の際には、これまでのコメディー展開から一変、“嘘の殺人事件”に“本物の殺人鬼”が加わり、息を呑む展開に!?

最後の最後まで目が離せない、コメディーとシリアス、両方を楽しめる作品となっています。

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Rie Koike