昨年の2015年、六行会ホールで公演された舞台「DIABOLIK LOVERS」、好評につき、“re:requiem”と銘打っての再演。劇場はクラブeX、円形の舞台、客席を自由にレイアウト出来るホールで円形ステージと花道は0〜800㎜まで昇降可能、内円は回転も出来る。今回は劇場全体をヴァンパイアの屋敷に見立て、臨場感を出す。天井にはシャンデリア、舞台奥には深紅の布、「DIABOLIK LOVERS」をイメージするカラーだ。雷鳴が響き渡り、客席からこの物語のヒロイン・小森ユイが登場する。「誰か、いませんか?」と言うものの返事がない。奥のソファに寝そべっている人物がいる。父に言われて訪れた逆巻家だったが、ここの住人は全員、ヴァンパイアだった……。