シリーズ累計100万本を超える大人気ゲーム『薄桜鬼』を原作とした、ミュージカル『薄桜鬼』。
原作も新たに「志譚」から演出を務めていた西田大輔氏が、演出・脚本・作詞まで手掛ける新シリーズとなった、ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇が4/2(金)より日本青年館ホールにて開幕しました。
この度、オフィシャル公演リポートとキャストコメント、舞台写真が到着!
ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇は、4/4(日)まで東京で上演し、4/8(木)~4/11(日)にかけて、兵庫 AiiA 2.5 Theater Kobeにて上演を行います。
また、東京千秋楽となる4/4(日)と大千秋楽の4/11(日)にはライブ配信(※タイムシフト付き)、そして、アーカイブ配信も決定しています。
去年に引き続き、今年も本番を間近にして予期せぬ事態に見舞われましたが、どうにか公演が出来そうです。長い長い間、蕾のままでしたが、ようやく花開く時が来ました。
全編通して、殺陣あり歌あり盛り沢山なのは勿論のこと、動乱の只中でもがき、それでも突き進んでいこうとする登場人物たちの姿が見どころだと思います。そうした中、相馬は道半ばで倒れた者の想いを受け継いでいくこととなるので、一つ一つの想いが託される場面を見せ場にできればと思います。
間も無く、満開の桜の花をお目にかけます。お楽しみに。
1年という月日を経て、無事初日を迎えることができました。遂にこの作品をお届けできるという喜びを胸に、最後の最後桜が散りきるまで、温かく心強いカンパニーの皆さんと共に全力で生きていきます。
見どころは、千鶴の目線から見た、想いを託して果てていく新選組隊士の姿とそれを受け継ぐ新選組最後の局長としての相馬君の背中。それが本当に脳裏に焼き付くので、お客様にも感じていただきたいです。それと舞台に広がる星空がとても素敵で……! この物語に欠かせない景色の一つ。本当に美しいです! どうぞお楽しみに。
この日を迎えられたことを本当に嬉しく思いますし、待っていてくださった皆様、本当にありがとうございます。ミュージカル『薄桜鬼』の新シリーズ“真改”。我々も誠(真)を改めて挑みます。
「相馬主計 篇」と銘打っていますが、登場人物の一人ひとりに濃密なドラマがあり、その意味では全員が主役でもあります。各々の細かい心情の描写、一挙手一投足をお見逃しなく。
この素晴らしい舞台の上に立てることを嬉しく思います。その分、緊張もありますが……。
ずっと待っていてくださった方、初めてご覧になる方、配信で見る方等、お客様にもこの舞台に様々な想いがあると思います。とにかくいっぱい楽しんで、皆さんの思い出に残る作品になると嬉しいです。
見どころはたくさんあるのですが、ミュージカル『薄桜鬼』ならではの歌中の殺陣や、それぞれの役の生き様に注目して欲しいです。共演者の皆さんも、役に対して情熱を持っていますし、良い作品を届けたいというカンパニーの熱い想いや団結力もあります。そこも見どころの一つだと思います。
一年という期間を経て、そして僕は新しいミュージカル『薄桜鬼』を体験して、皆さんにも新しい西田大輔氏がつくるミュージカル『薄桜鬼』を見届けてもらえたら幸いです。
見どころは相馬主計の生き様です。一択。あえて言えば新しい楽曲や新演出、完全新作であること。光が美しく、そこで生きる俳優がどうあるべきかを知れる作品だと思います。
相馬主計が憧れた新選組もまたとてもかっこよく描かれています。とあるシーンは何回見ても泣ける。相馬主計がどう生きたのか、何に心動かされたのかを各ナンバーで皆様に届けることができたら嬉しいです。
白いだんだら羽織をまとった新選組の隊士たちが戦い、舞い、歌い上げる。疾走感あふれるオープニング。新たな「薄ミュ」の始まりを、この時を待ち焦がれていた観客の大きな拍手が彩った。
今作は新選組最後の局長という役目を担った男・相馬主計(梅津瑞樹)が主人公。相馬は新選組に武士としての理想を求めて入隊。先輩隊士らの背中を追いかけ続け、やがて誠の御旗を託される人物となっていく。
彼らの葛藤と苦難が描かれる中で、ひたむきに新選組を信じる相馬の眼差しが輝く。梅津瑞樹はその演技力をもって、相馬の弱さと強さを魅力的に表現している。
さらに千鶴の後輩、という相馬の立場は「薄ミュ」シリーズでは初めて。それ故にこれまでとは違った別の角度からの関係値が描かれており、土方歳三(久保田秀敏)を始めとするキャラクターたちの新たな一面を垣間見ることができる。初登場となる三木三郎(砂川脩弥)も欠かせない存在だ。
美しく切ない、時に懐かしいような旋律を持つ新曲の数々が、それぞれの心情を見事に映し出す。
千鶴を演じる松崎莉沙の確かな歌唱力は観るものを惹きつける。
殺陣はもちろん、障子や階段、照明を効果的に使った新演出も実際目にして欲しい。これは、舞い散る花びらと己の信念を貫いた人々の生き様が胸に刻み込まれる物語である。