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【レポート】ミュージカル『INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~』◆Team RED◆ゲネプロレポートをお届け!

2021年3月24日(水)品川プリンスホテル クラブ eXにて、ミュージカル『INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~』が幕を開けました。
今作は、2016年の初演以来各地で完売続出した話題の韓国ミュージカル「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」の初の日本人キャストによる公演で、「Team RED」と「Team BLUE」によるダブルキャストで上演します。

今回は3月24日に行われたゲネプロ(Team RED)の様子を映像、舞台写真(オフィシャル写真)と共にレポートをお届けします!

Team RED
ユジン・キム役:松本利夫(EXILE)
マット・シニア役:糸川耀士郎
ジョアン・シニア役:伊波杏樹

Team BLUE
ユジン・キム役:丘山晴己
マット・シニア役:小野塚勇人(劇団 EXILE)
ジョアン・シニア役:山口乃々華

【ストーリー】
愛する人に裏切られたショックから殺人を犯した一人の少年。
彼は自らを罰するべく自死を選ぼうとするが、自らも知らないうちに記憶を改ざんし、死を逃れ、生き延びた。
そして10年後。
青年となった殺人犯の少年は記憶が蘇り、罪の意識から今度は連続殺人犯となっていった。
2001 年、ロンドンのとある小さい事務所のドアを叩く音・・・。
ベストセラー推理小説『人形の死』の作家であるユジン・キム(松本利夫/丘山晴己 ダブルキャスト)の事務所へ、作家志望の青年シンクレア(糸川耀士郎/小野塚勇人 ダブルキャスト)が訪ねてくる。
ユジンは、自殺を企てた連続殺人犯が書いた遺書を差し出し、シンクレアに物語を作ってみろと促す。
そこから10年前の殺人事件の真犯人を探す 2 人の男の「インタビュー」が始まる。

【ゲネプロレポート】

幕開け、ジョアン・シニア(伊波杏樹さん)の美しい歌声から始まりました。
幻想的な歌声で、これからどんな舞台が始まるんだろうという期待感が高まります。

連続殺人犯について調べているユジン・キム(松本利夫さん)の元へ作家志望の青年シンクレア(糸川耀士郎さん)が訪れ、シンクレアに物語を作ってみろと言うユジン・キム。
「母親の愛情を受けずに育った子供はその孤独から『友達が欲しい』と神に願い、鏡に映った自分を『友』とした。そして母親を殺した。『友』とは自分の中の『怪物』だった」
そんな物語を作ったシンクレア。その物語が「経験」に基づいたものなのではとユジン・キムは尋ねます。
否定するシンクレアでしたが、ユジン・キムとのやり取りで少しずつ記憶をつなぎ合わせていきます。


歌(ミュージカル)は初めてだと言っていた松本利夫さんでしたが、歌声からはユジン・キムの真実を追求しようとする情熱を感じました。

その情熱に圧倒されず、更に熱を追加していく糸川耀士郎さんの演技にはひと時も目が離せません。

今回ジョアン・シニア役・母親役を演じ分ける伊波杏樹さんの歌声が凄く幻想的で、世界観をしっかりと支えている感じがありました。




今回の舞台は、360度舞台でなおかつ回転する舞台なので、どの座席に座るかによって役者の見え方や演出の仕方が変わって見えます。
最後のどんでん返しや、様々な角度から観劇できるというのはなかなか味わえないので、この機会に是非ご観劇ください。

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ikaminya