――今回の『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~天晴版』を見にくるお客さんに対して、こういうところを見てほしいとかはありますか。たとえば、僕が演じる中島をこういう風に見て欲しいとか。
納谷:そうですね、ストーリーを見るというより劇場の空気とか雰囲気をとにかく感じてほしいというのがあります。僕の中島に関しては、ストーリーだとか周りを支えサポートする側として機能できたら良いなって思っているので、その中で突然見せる「お前、ボケほしがってるやんけ!」みたいなところを楽しんで欲しいですね。
――じゃあお客さんを徹底的に楽しませるってことですよね。それで、楽しんで楽しんで楽しんで帰ってもらうみたいな
さっきも、いろんな仕事で来てもらって笑顔で帰って欲しいというのがあったと思うんですけど、そういうところですか?
納谷:そうですね、それができなきゃ僕らの責任なので、お金を払っていただいて時間も使っていただいた上で、もう……「面白くなかった」でもいいから「なんか楽しかった」ぐらいは思ってほしいですね。
――とにかく楽しんで帰って欲しい
納谷:そうですね、そのために役作りから頑張っていきたいですね。
「Fate/Zero」は、Fa…