【オフィシャルレポート】「地縛少年花子くん-The Musical-」本日開幕!ゲネプロレポート&キャストコメントが到着!

「地縛少年花子くん-The Musical-」(2021年1月22日(金)~1月24日(日)大阪:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、2021年1月28日(木)〜1月31日(日)東京ドームシティ シアターGロッソ)が初日を迎え、ゲネプロを終えたばかりのキャストからコメントとオフィシャルレポート(写真掲載数:17枚)が到着いたしました。

月刊「Gファンタジー」(スクウェア・エニックス刊)で連載中のあいだいろによる大ヒット漫画のTVアニメを原作とし、本作が待望の初舞台化となります。かもめ学園に伝わる七不思議のひとつ『トイレの花子さん』こと“トイレの花子くん”をヒロインの八尋寧々が呼び出したことがきっかけで、学園に潜む怪異たちが怪しく動き出すハートフル便所コメディを、原作のポップで色彩豊かな世界観をそのまま、舞台ならではの演出と美しいメロディに乗せて描きます。

花子くん(小西詠斗)とヒロイン・八尋寧々(髙石あかり)が出会い、様々な怪異たちとの出来事を経て心の成長や葛藤する様子は年齢・性別問わずお楽しみいただけます。祓い屋の少年・源光(谷水力)や普段は教師でありながら七不思議のひとりでもある土籠(安里勇哉)など、様々なキャラクターたちが本作に彩りを添えます。誰もが一度は耳にしたことがある「トイレの花子さん」。そんな学園七不思議を題材に、学生時代を思い出すような主人公たちの真っすぐな心や葛藤の描写が観ている人の心を動かす作品です。

また、より多くの皆様にご観劇いただけますよう、東京千秋楽日1月31日(日)12:30/17:00の計2公演を「dアニメストア」にてライブ配信することも決定しています。1週間のアーカイブ配信付きで、期間内は何度でもご視聴いただけます。視聴チケットも発売中ですので、おうち時間にぜひお楽しみください。(https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/CP/CP00001221)
総勢14名のキャストが織り成す、情緒豊かでどこか心に染み入る本作をぜひご覧くださいませ!

オフィシャルレポート

楽しい学園のざわめきが一転し、かもめ学園に怪しい影が落ちる。
オカルト好きで夢見がちなヒロイン・八尋寧々(髙石あかり)が、親友・赤根葵(朝倉ふゆな)から聞いた噂話を信じ、両想いになりたいという願いを叶えるために「トイレの花子さん」を呼び出す。目の前に現れたのは男の子の花子くん(小西詠斗)だった…!?
花子くんが落とした「人魚の鱗」という呪いの縁結び。それを拾い、憧れの先輩と両想いになろうとする寧々は花子くんが止める間もなくその鱗を飲み込んでしまう。するとそこに恐ろしい人魚の怪異が現れる。

花子「お代はカラダで払ってもらうよーーー。」
思わぬきっかけで、花子くんとの“縁”が結ばれ助けられた寧々。
そして心躍るオープニングソングで「地縛少年花子くん-The Musical-」の幕が上がった。
花子くんの助手としてトイレ掃除をする寧々。そこに花子くんを祓うためにやってきた祓い屋の少年・源光(谷水力)も乱入し、共に怪異たちの暴走を止めるため奮闘することになる。そんなある日、葵や光のクラスメイトが姿を消してしまった。みんなが消えたという七不思議のひとつ、「ミサキ階段」を目指し、噂の階段へと足を踏み入れる。するとそこにはヤコ(佐倉花怜)という和服に身を包む女性が現れる。寧々が垣間見たヤコの過去。その悲恋の歌声に観る人の胸が締め付けられることだろう。ヤコと戦う花子くんと光のアクションにも注目してほしい。

怪異たちにも生前の物語があることを知った寧々は、もっと花子くんのことを知ろうとする。謎のイケメン・日向夏彦(黒田昊夢)に促され、学園内の人物の過去と未来について書かれた本が集められた「16時の書庫」へと向かう。そこで出会った管理人の土籠(安里勇哉)は花子くんの過去を知る人物だった。初めて明かされる花子くんの過去と、彼を見守る土籠の想いを月明かりが照らし出し、幻想的な世界が広がる。教師でありながらも、親のような温かくどこか切ない眼差しを向ける土籠。花子くんは一体どんな過去を背負っているのか…。

2幕が始まり、昇降口で悪さをしていた幽霊・ミツバ(三原大樹)。彼を祓うのではなく、成仏させてあげようとする光は、ミツバの未練を一緒に探し始める。すると突然、花子くんにそっくりの謎の少年・つかさ(設楽銀河)が現れる。「自分のやり方」でミツバの願いを叶えるというつかさ…。その無邪気な言動とは裏腹に、ミツバへの視線には時折狂気が垣間見え、想像もしない「やり方」はまわりを凍り付かせる…。
花子くんと出会ったことで、怪異への感情に変化が生まれた寧々と光。そして光とミツバの生死を越えた友情。心に染み入る感情は年齢・世代を問わず胸を打つこと間違いない。登場キャラクターたちの行方や心の成長をぜひ見届けて欲しい。

演出・吉谷光太郎による緻密な舞台演出により、何度でも観たくなる仕掛や舞台ならではの表現が面白い。
そしてポップな曲から、心が締め付けられるような悲恋の歌、闇が迫るホラーな曲調まで、脚本も手掛ける浅井さやかによる作詞、作曲takによるバリエーション豊かな曲の数々。振付・MAMORUによる、次々と花子くんの世界を作り上げていくアンサンブルキャストによる心躍るダンスシーン、アクション監督奥住英明(T.P.O.Office)による圧巻のアクションシーンにからも目が離せない。
2021年のはじまりをぜひ「地縛少年花子くん-The Musical-」で劇場、そしてご自宅からお楽しみいただきたい。

キャストコメント

花子くん役・小西詠斗

ついに、この日を迎え、無事に開幕できるということを本当に嬉しく思います。キャスト・スタッフ一同、一丸となって頑張って作り上げてきて、皆さんに楽しんでご覧頂ける作品になっていますので、是非、一緒に楽しい時間を過ごせたらと思います。こんな状況ですが、お芝居をさせて頂けることに感謝し、僕自身、全公演を全力で頑張ります。劇場やライブ配信の向こう側でお待ちしています!

八尋寧々役・髙石あかり

キャラクター一人一人の心情を、お芝居はもちろん、歌や踊りで表現しています。生身の人間から送られるパワーや、繊細さや、そのキャラクターの”想い”を感じて、受け取っていただけたら嬉しいです。皆様を「花子くん」の世界に引き込めるように、寧々ちゃんと一緒に精一杯頑張りますので、どうぞ楽しみにしていてください!!お待ちしています!

源光役・谷水力

まずは、無事に初日を迎えられる事に、安堵と感謝しています。これから大阪公演がはじまりますが、吉谷さんはじめ、キャスト、スタッフ一丸となって作り上げてきたこの作品、誠心誠意、心を込めて皆さんに届けたいと思います。また、今回はミュージカルという事で、地縛少年花子くんという雰囲気とともに、歌やダンスも楽しみにしていてください。今、大変なご時世でございますが、まずは大阪の皆様に笑顔になってもらえるよう、頑張りたいと思います。

つかさ役・設楽銀河

なかなか初日を迎えるのが難しい時期に、こうして誰一人欠けることなく幕が開いたこと、本当に嬉しく思います。アクションシーン、歌、ダンス、「地縛少年花子くん」の世界を皆様にお届けできると思うとワクワクしています。 つかさの無邪気さ、ミステリアスさを皆さんにお届けできたらと思います!
劇場、そして配信でもたくさんの方にお楽しみいただけたら嬉しいです!

ミツバ役・三原大樹

このようなご時世の中、ここまでこうして誰一人として欠けることなく初日を迎えることが出来て本当に嬉しく思います。このように舞台に立てることが決して当たり前ではなくなってしまったご時世ですが、観てくれたお客様がその日一日だけでも日々の辛い出来事を忘れてこの舞台を楽しんでくれたら幸いです。千秋楽まで駆け抜けられることが奇跡のように思い、一公演一公演大切に演じようと思います!

赤根葵役・朝倉ふゆな

稽古開始から開幕まで本当にあっという間でした。毎日の稽古の中で新しい発見や再解釈があり、日を重ねる毎に花子くんの世界がより立体的になっていく感覚です。同年代のキャストが多いからこそお互いにアドバイスをしたり切磋琢磨し合うことが出来て、一体感のある素敵なカンパニーになりました。不気味だけど明るく楽しくて、少し切なくほろ苦い物語をどうぞお楽しみに!

ヤコ役・佐倉花怜

ヤコ役を務めさせて頂きます、佐倉花怜です。まずは、この作品を皆さまにお届けできます事を本当に嬉しく思います。どのキャラクターも魅力的で、きっと皆さまそれぞれで心を重ね合わせながら観て頂けると思います。笑って泣ける、アクションも満載の作品です。ヤコちゃんも戦います!ご視聴、ご観劇それぞれの形で、花ミュの世界を是非ともお楽しみ下さい!

七峰桜役・関根優那

花子くんの世界観をミュージカルで表現することで、よりそれぞれのキャラクターの個性が際立っているし、ワクワクしながら観ていただける展開になっています。見ていてキュンキュンするシーンも沢山あります。桜ちゃんとしてはクールでミステリアスで謎が多いので、シーンごとのアクセントになるように、演じ、歌い、届けていけたらと思います!

日向夏彦役・黒田昊夢

大変な状況の中無事幕を開けることができ、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
今回は地縛少年花子くんの舞台化という事で、ご来場頂いたみなさまに地縛少年花子くんの世界を直接肌で堪能し満足して頂けるよう精一杯頑張ります!そして、その中でも僕が務めさせて頂く『日向夏彦』という原作でも未だ謎の多いキャラクターをより注目し愛して頂けたら幸いです!

土籠役・安里勇哉

2021年一発目の舞台。『地縛少年花子くん-THE Musical-』大阪初日がやってまいりました。無事に幕が開くことを本当に嬉しく思います!劇場に入って更にこの作品がパワーアップしてるのを体感中です。劇場に来られる方々も配信でご覧になる方々も、楽しみにしてて下さい!

演出・吉谷光太郎

怖い世界、可愛い世界もあり、バラエティー豊かな作品に仕上がっています。おもちゃ箱のように色々なものが出てきますし、様々な感情も揺れ動いていくのではないかなと。「花子くん」をご存知の方もそうでない方もお楽しみいただけると思っています。若い子たちがとてもひたむきに頑張ってくれているので、そういう点も注目していただけると嬉しいです。自信作に仕上がっていますので皆さまにも届くかなと思っています。ぜひお楽しみください!

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Rie Koike