今回の主演は平野 良、この船で働いているクルー・葉上良一という役どころである。このキャラクターがなかなかコミカルでど近眼のくせにメガネもコンタクトレンズも使用していない、その理由も「(メガネ)似合わない、(コンタクト)かゆくなる」で、コケたり、やたら目を近づけたり、とファニーな動作がちょっとキュート(こっちに気をとらえれないように!)。財閥の令嬢・すみれはとにかく元気で可愛いが、継母との関係は微妙。すみれの同級生、遊び上手な藤堂、理科系の真部、幼馴染みのミカも一緒に客船に乗り込んでいる。さて、劇場の客席に座っている観客は……さしずめ同じ船に乗っている乗客という趣向となっている。