キャバッローネファミリー10代目ボス・ディーノ(山田ジェームス武)が、かつてリボーンのもとで修業を積んでいた頃を描く。
“究極のボス体質”であるディーノは、ボンゴレファミリー10代目ボスとして修業中の沢田綱吉=ツナの兄貴分であり、「ボンゴレリング争奪戦」では雲雀恭弥を家庭教師として鍛えた実績を持つ。
しかし、この時期のディーノは才能開花前。羊の扮装でオオカミに襲われるわ、学校に馴染めずに逃げ出すわと“へなちょこ”ぶりを大いに発揮している。
そこに割って入ってくるのが新興勢力のイレゴラーレ・ファミリー。ボス・ティグレ(汐崎アイル)の“マフィア感”も必見だ。
ティグレとロマーリオ、そしてリボーンとキャバッローネ9代目の過去を感じさせるやり取りは、映画の一コマのような渋みがあった。
た大立ち回りは圧巻の格好良さ! 鞭という扱いが難しい武器を存分に使いこなし、爽快感あふれる見せ場にしている。