2.5次元に存在する架空の芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」に所属する「SOARA(ソアラ)」と「Growth(グロース)」。この2つのユニットがメインに綴られる物語「ALIVE(アライブ)」シリーズ舞台版が、2.5次元ダンスライブ「ALIVESTAGE(アライブステージ)」(通称:イブステ)だ。
全3部作の舞台が制作される本作の第3弾にあたるEpisode3『SCHOOL REVOLUTION Hello 神さま 僕はここにいる!』は、2020年4月に同会場にて開幕予定だったが新型コロナウイルスの影響で残念ながら公演中止となっていた。
そしてこの度、最大限の感染拡大予防を行なった上で、振替公演が遂に開幕を迎えた。
本作ではSOARA中心の【Ver.BLUE】、Growth中心の【Ver.GREEN】と、公演が2パターン用意されている。
本編物語の大きな流れは共通で、各ユニットごとのやり取りがそれぞれ追加される。また、ダンスライブも各ユニット中心のセットリストとなるので、どちらの公演が行われるのかは公式サイトにて確認していただきたい。
10月30日(金)のゲネプロでは【Ver.BLUE】が行われ、その様子を写真(掲載数46枚)と共にお届けしよう。
※本稿ではストーリー前半のネタバレがあるので、苦手な方はご注意ください。
※【Ver.BLUE】ゲネプロレポートの為、SOARAメインで写真を掲載させていただいております。Growthメインの写真は【Ver.GREEN】のゲネプロレポートに掲載させていただきます。
物語の大まかな流れは【Ver.GREEN】と同様で、【Ver.BLUE】ではSOARAメンバーが『あらいぶらじお』(通称:いぶらじ)のラジオ生放送をしているところから始まる。メンバー宛に届いたお便りを読んでいると、その中に写真付きのメッセージが。その写真にはなんと、男子高校生の幽霊が写っていた。
送り主は、とある学校の学生。うっかりこの写真を撮ってから、写っている幽霊が話しかけてくるようになってしまった。先生たちには見えないので話を信じてもらえず、助けてほしいと書かれていた。
空森学園では、幽霊は居る、見えるし会話も出来ると主張する生徒と、誰かのイタズラだと考える教員とで対立していた。双方の話を聞いて、話し合う両メンバーたち。
その様子を見た生徒が、百聞は一見に如かずと、この場に幽霊を呼び出してみることに。
そんな「宅配アイドル」たちの様子を見た教員らも、流石に幽霊の存在を信じざるを得ない状況に。
男子高校生の幽霊は、心残りを解消すれば成仏出来るようになるとのことだった。
「全力で青春をしてみたい!」
彼の要望に応えるべく、空森学園の教員生徒、SOARAとGrowth、そしてGrowthのライバルユニット「ZIX」の2人も加わり、全員で青春を体験することに。
勉強や部活、ライバルとの友情…全力で青春を楽しみ、男子高校生の幽霊は無事に成仏できるのか…。
男子高校生の幽霊や、生徒たちと共に青春を謳歌する彼らの姿を、是非とも劇場で見ていただきたい。