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新進気鋭の演出家・劇団「柿喰う客」の代表、中屋敷法仁の原点『露出狂』

新進気鋭の演出家・劇団「柿喰う客」の代表、中屋敷法仁の原点『露出狂』、
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日本の現代演劇界の大きな存在、寺山修司、井上ひさし、つかこうへいといった才人たちの発信の場であったパルコ劇場はその後も、三谷幸喜をはじめ、長塚圭史、本谷有希子、前川知大など、演劇界を牽引する新しい才能を次々と発掘し育ててきました。そのパルコ劇場が、次世代を代表するクリエイターの一人として注目するのが、劇団「柿喰う客」代表の中屋敷法仁です。

いち早く中屋敷法仁の才能に惚れ込んだパルコ劇場は、彼が注目されるきっかけになった作品『露出狂』(2010年上演)を、パルコ・プロデュースとして2012年にリニューアルして上演いたしました。劇団での初演では14名の登場人物すべてが女優だったものを男優のみに変え、キャストの約半数をオーディションで選抜。若い才能のぶつかり合いが昇華し、新しい感覚の芝居として話題となりました。

パルコ劇場での初演から4年。ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』の脚本や、舞台『黒子のバスケ』の脚本・演出など、劇作家・演出家として劇団外部でも数々の経験を重ね、研ぎ澄まされたその才能がより注目されてきた中屋敷法仁が、再びパルコ・プロデュースのもとで新生『露出狂』を創りだします。

若手実力派俳優を次々輩出した登竜門的作品。 今回飛び出すのは誰だ!

今回の『露出狂』は、14人×3チームでの上演となります。市川知宏・陳内将らの人気若手キャストのほかに、オーディションで選ばれたのは28名。総勢32名が、14名×3チームをつくり、それぞれ若手俳優同士たちが舞台で互いにぶつかり合います。2012年での作品からは当時無名に近かった若手俳優たちが何人も、本作出演をきっかけに俳優として大きく羽ばたき、まさに本格派俳優としての登竜門となっています。
さらに本作では、3チームのうち1チームはU-23、つまり23歳以下の俳優だけによる上演となり、このチームからも誰かが飛び出してくるかもしれません。新しい世代の新しい才能たちが絡み合う、熱い男たちの物語。ご期待ください!

舞台からコミックへ。逆2.5次元舞台となった『露出狂』
pixivコミック内『クロフネZERO』では、7月28日から『露出狂』がコミカライズされ公開されています。コミックの作画家は『ラブホの上野さん』で知られる作家、博士。もちろん原作ストーリーは中屋敷法仁です。コミックから舞台へ、の流れが演劇界に波及していく中、本作はまさに“逆2.5次元舞台”となりました。
その世界観は、まさにコミックファンにもアピールできる作品。コミックの見出しは「男14人のプライドと愛&欲望が絡み合う、爽やかさゼロ・えげつなさMAX♂な青春演劇コミカライズ!!」です。

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2.5news(編集部)

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