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【レポート】Identity V STAGE Episode3『Cry for the moon』◆ハンター編◆ゲネプロレポートをお届け!

フォトセッション(オフィシャル写真)

2020年9月10日(木)TACHIKAWA STAGE GARDEN(立川ステージガーデン)にて、Identity V STAGE Episode3『Cry for the moon』が開幕を迎えた。
「Identity V STAGE」は、大人気の非対称対戦型マルチプレイゲーム「IdentityV 第五人格」の舞台版。逃亡者「サバイバー」は、追跡者「ハンター」から逃げ、追跡者「ハンター」は逃亡者「サバイバー」を捕え、それぞれの勝利のために“逃げ(追い)続ける”…。
2019年11月に初演となるEpisode1『What to draw』が上演され、2020年6月に公演予定だったEpisode2『Double Down』は新型コロナウイルスの影響で残念ながら公演中止となったが、この度、最大限の感染拡大予防を行なった上でEpisode3『Cry for the moon』の公演がスタートした。

「Identity V STAGE」では、4パターンの公演が用意されている。
本編物語の大きな流れは共通で行われる「サバイバー編」「ハンター編」、そして特別衣装でのコメディー特別公演「サバイバー特別公演」「ハンター特別公演」となっているので、どの公演が行われるのかは公式サイトにて確認していただきたい。

また、今作は一般的な「額縁舞台」ではなく、ステージが客席側にも伸びている「張り出し舞台」となっており、様々な角度から舞台を楽しめる。これに合わせて、劇場のステージ上に設置された特別席【ロイヤルクイーンシート】も登場。普段は上がれないステージ上から、いつもと違った臨場感を体感しながら物語を楽しむことが出来る。
そして、新キャラクターとして<サバイバー>祭司(演:Peach.)、呪術師(演:音羽美可子)、野人(演:クラウス)、曲芸師(演:瀬戸啓太)、<ハンター>血の女王(演:大湖せしる)、狂眼(演:山谷勝巳)、復讐者(演:森 一平)が今作より加わったので、彼らの活躍にも注目していただきたい。

11日(金)のゲネプロでは「ハンター編」が行われ、その様子を写真(掲載数46枚)と共にお届けしよう。
※本稿ではストーリー前半のネタバレがあるので、苦手な方はご注意ください。
※「ハンター編」ゲネプロレポートの為、ハンターメインで写真を掲載させていただいております。サバイバーメインの写真は「サバイバー編」のゲネプロレポートに掲載させていただきます。

尚、舞台版ではゲーム原作「Identity V」の世界観をベースに、舞台化のための独自のアレンジがされている。原作ゲームの設定、ストーリーとは異なる部分もある事を念頭に置いて楽しんでいただきたい。


【ゲネプロダイジェスト映像】


Episode3でお当番を務めるのは、【血の女王】マリー(演:大湖せしる)と、【占い師】イライ・クラーク(演:千葉瑞己)。
「ハンター編」では、荘園に新人ハンターとしてやって来たマリーを中心に物語が展開される。
高慢な態度のせいで、他のハンター達とは相容れないマリー。サバイバーとのチェイス(“鬼ごっこ”ゲーム)では、自身が優勢にも関わらず途中でやる気をなくし、チェイスを放棄することも少なくなかった。

そこでチェイスに参加していたサバイバーのイライが、マリーを気に掛けて話しかけた。
会ったばかりの2人だったが、イライの歌の上手さに共感したマリーが心を開き、自身の過去を語り始める。
しかし、イライのある発言で気分を害したマリーは、突然イライに攻撃をしかけた。そして、マリーが自身の能力で出した鏡と湖面に映った満月がちょうど重なり、2人は別世界へと落ちてしまう…。

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Rie Koike