インタビューのためのマイクのセッティング中から、あふれ出る作品への愛と熱とともにお２人の話が始まりました。
佐渡島：桜庭さん、いま練習中ですか？
桜庭：昨日とか一昨日とかも設定ディスカッションをして、オリジナルのキャラクターと舞台だけのキャラクターとそれぞれ宇宙飛行士になりたい理由とかもみんなで作ってやってますね。あとモデルのキャラが居る・居ないとか。後は原作漫画を読む時間を作ってます(笑)
佐渡島：今回何パターンやるんでしたっけ？ 夏の間に。
桜庭：『宇宙兄弟』含めて３つですね。
佐渡島：全部練習していってます？
桜庭：平行してやってる感じです。
佐渡島：役者は、かなり被っているんですか？
桜庭：半分ぐらい被ってますね。でも『宇宙兄弟』しか出ない人もいますよ。
佐渡島：『宇宙兄弟』とのコラボ、全部売れましたか？
桜庭：もう完売です
佐渡島：すごいですね。
桜庭：原作の絵を使ってもいいということだったので、お客さんの期待にこたえられるオープニングになると思いますね。それから今回、初の本読みで割りと泣いている役者とかいて。
佐渡島：この脚本で？ それともアドリブの部分で？
桜庭：脚本の方です。
佐渡島：ほんとに！
桜庭：音とか合わせて、みんなが本気の台詞を言って、なんかすごく盛り上がってしまって。あといま、六太の髪がすごく大変なんです。六太役の俳優さんが別の舞台で野球の芝居をすることになって……
佐渡島：じゃあ坊主ですよね、カツラですか。
桜庭：そうなんですけど、別にアフロじゃないじゃないですか、六太は。カツラを美容師にセットしてもらうんですけど……
佐渡島：カツラをセットしてもらうんだ。すごいね。
桜庭：アフロじゃないっていうのが、ポイントなんです。
佐渡島：あれ、癖毛っていう設定ですものね。
桜庭：美容師さんに頼んでも、おしゃれパーマはあるけど、癖毛になりたい人は居ないから難しいんですよ。ところで、話変わりますが、佐渡島さんも、見にいらっしゃいますか？
佐渡島：何回か行くつもりで居ますから。見ないと、僕も舞台のイメージ、まだ沸いてないですからね。
桜庭：今回のコラボ、佐渡島さんのほうからお話をくださったって聞くとみんな驚きますよ。みんなわたしに「未那さん！ 宇宙兄弟さんとのコラボ、アタックありがとうございます」ってなんかわたし猛アタックしたみたいになってて、感謝されて……。（インタビュアーに）あ、もう、はなし始めちゃってますけど……
――あとでもう一度最初からお願いしますから、大丈夫ですよ。
