【オフィシャルレポート】リアルファイティング「はじめの一歩」The Glorious Stage!! 開幕!!

2020年1月31日(金)に品川プリンスホテル ステラボールにて、リアルファイティング「はじめの一歩」The Glorious Stage!!が開幕いたしました。
初日公演に先立って行った舞台稽古の模様と、会見に登壇した作・演出の喜安浩平、およびキャスト7名のコメントをお届けいたします。
30周年を迎えた大人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の初の舞台化となる本作品。
劇場で繰り広げられる男たちの「本気の闘い(リアルファイト)」にどうぞご期待ください。

【登壇キャストによるコメント】

幕之内一歩役:後藤恭路
今の気持ちは、まだ初日という実感がなく緊張はあまりないんですが、この会見に対してはすごく緊張しています……。
稽古でやってきたことをうまく出せればと思っています。一歩は、最初はいじめられっ子で意気地なしな子なんですが、試合を経験してどんどん成長していく姿をぜひ観ていただきたいです。よろしくお願いいたします!

宮田一郎役:滝澤 諒
遂に来たな!という気持ちでいっぱいです。
これまでも舞台に出演させていただいてきて毎回初日は不安の方が大きいんですが、今回は、今日の初日に向けてみんなで一丸となって、お芝居だけでなく、ボクシング練習、トレーニングをしてきて、家に帰ってからも、ボクシングというものに対してずっと夢中になって、日々稽古に励んできました。
そういったボクシングに対する熱量もこの作品にのせてお客様にぶつけていきたいと思っています。

千堂武士役:松田 凌
この作品に携わらせてもらってから、恐らく各々がいろんな葛藤があり、自分ももちろんそうで、見えないものと戦ってきたんですが、それを補っていくのは私たちの影の努力といいますか、身体づくりから色々準備を重ねてきました。
今の心境としては、もうやるしかないなと。千堂武士の言葉を借りると、ご来場いただいた皆さまに「こんなもんや!」と大口叩けるくらい、そして楽しんで帰っていただけよう、全身全霊で毎公演務めたいと思っています。
まずは初日しっかりと勢いよく切れるように頑張りますので、よろしくお願いいたします!

鷹村 守役:滝川広大
「本日は俺様のために集まってくれてありがとう!」(会場笑い。「違う違う!」、と他キャストからつっこみがあって)リアルファイトはもちろんなんですけど、人それぞれの人間模様というか、それぞれの物語がすごく詰まっているのを観てほしいですし、やはり鴨川軍団の熱量であったり、箸休めじゃないんですけど、自分たちの流れやリズムを作っていって、皆さまに「はじめの一歩」の面白さが伝わっていったらうれしいです。

青木 勝役:塩田康平
「はじめの一歩」はすごく熱い漫画なんですが、面白い部分もたくさんあるので、そういった面白い部分も凝縮して届けつつ、一歩の成長を見守っていく先輩として、この舞台を支えていきたいと思っています。

木村達也役:高橋奎仁
あっという間の稽古期間で、こうして怪我や病気なく初日を迎えられたということにまず一安心しています。各々、芝居、ボクシング、身体づくりなどをやってきたと思うので、準備できることはしてきたので、あとは本番に、舞台という名の試合に臨むだけだと思っています。よろしくお願いします!

鴨川源二役:高木 渉
本当に稽古をみんなと一緒にやっていて、すごくまとまっているというか、すごく協力し合って濃い稽古をやってきました。
初日を迎えて、緊張と楽しみとが入り混じってほどよい緊張感を今纏っています。とにかく皆さまに楽しんでいただけるように精いっぱい頑張ります。
今の気持ちは鴨川源二のことばで「前へ前へ!」。そういう気持ちで本番に臨みたいと思います。

作・演出:喜安浩平
奇しくも後藤くんと同じような気持ちで、私も今日が初日というのがまだ信じられないといいますか、稽古に入る前からみんなに身体づくりに取り組んでもらったり、プロデューサー陣と台本のことを話し合ったり、いろんなことをしてきましたので、この戦いがずっと続くような気がしていました。それが遂にこの日を迎えることになるとは、と、まだちょっとふわふわしています。
ゴングが鳴ったらきっと、今ここに立っているんだな、という気持ちになるんだと思います。そこまでに出来る限りのことをキャストやスタッフの皆さんにまだまだ伝えていけたらと思っています。
作品の見どころはたくさんあって、ちょっと変な例えになりますが、やっている競技はボクシングですが、大縄跳びを飛んでいるような感じなんです。誰か一人がちょっとでも邪なリズムを加えるとつまずくというか。
ボクシングって一対一で向き合っていて、周りに応援している人たちもいるんですけど、この作品は、誰もが大きな大きな渦の中で、寸分違わず、その時必要な仕事を、的確な位置で、的確なパンチを、的確な声を、的確なニュアンスを、打ち続けるという作品になっています。
その回転している中にどんどん人が入ってくるんです。止めてなるものか!とずっと続いていく。
抽象的な見どころで恐縮なんですが、そのキャストたちの一挙手一投足、スタッフも含め、大きな渦の中できっかけを逃すまいと飛び込んでいく姿勢を、ぜひ見逃さずに楽しんでいただけたらと思っています。

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Rie Koike