2019年12月19日(木)日本青年館ホールにて、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs立海 後編の幕が上がった。
ミュージカル『テニスの王子様』は、人気漫画『テニスの王子様』の舞台版。2003年の初演から17年目に突入し、累計動員数は280万人を超える驚異的な人気を誇る作品だ。
また、本作品の卒業生は300人を超えており、多くの実力派俳優を輩出し若手俳優の登竜門ともいわれている。
そして1stシーズン、2stシーズンを経て、2014年11月に始動した3rdシーズンは、ついに最後の本公演を迎える。
本舞台では今年の7月に行われた、全国大会 青学(せいがく)vs立海 前編の続きで、後編の公演が行われる。 ここではゲネプロの様子を、写真(掲載数5枚)と共にお届けしよう。
全国中学生テニストーナメント全国大会決勝もいよいよ、【青学(せいがく)】1年生ルーキー・越前リョーマ(演:阿久津仁愛)vs【立海】神の子・幸村精市(演:立石俊樹)によるシングルス1を残すのみ。
試合開始の時が迫る中、いまだ記憶を取り戻せないでいるリョーマを救うべく、かつてリョーマと対戦した他校のライバルたちが集結。
伊武深司(演:健人)、不二裕太(演:大原海輝)、亜久津 仁(演:川上将大)、日吉 若(演:内海啓貴)、田仁志 慧(演:高田 誠)、真田弦一郎(演:田鶴翔吾)と対戦し、その中で少しずつ記憶を取り戻してゆくリョーマ。そして、最後に跡部景吾(演:三浦宏規)と対戦し、無事に全ての記憶を取り戻すことが出来た。
そんな彼らとの試合のシーンでは、選手たちの華麗なラケット使いとスクリーンを使用した映像演出や照明・音響が組み合わさり、必殺技に迫力が増しているので注目していただきたい。
リョーマは青学(せいがく)メンバーとライバルズらのおかげで全てを思い出し、幸村との試合にギリギリ間に合った。遂に始まる最後の試合。
決勝戦では、どんな試合を見せてくれるのか。どんな逆境でも諦めない精神力を持つリョーマと、「神の子」の異名を持つ幸村との、勝負の行方はどうなるのか。
そして日本一の座を手にするのはどちらか、是非その目で見届けていただきたい。
休憩の前にはライバルズと一年トリオによる日替わりコーナーがあり、ゲネプロでは亜久津と堀尾聡史(演:琉翔)が担当した。モンブランに目がない亜久津と、そんな彼の行動に絶妙なツッコミを入れる堀尾とで、笑いで会場を盛り上げた。
また、3rdシーズン最後の本公演では新曲が5曲披露されるので、こちらも楽しみにしてほしい。
文・写真:小池理恵
写真:志田正和(2.5news)
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