ヨナの見所として生駒里奈は「様々な人との出会いを通じて成長していくところをみてほしい」と話していたが、その通り今作では冒頭からヨナの仲間や国を守るために強くなりたいと思う決意を感じることができる。ハクや四龍の戦士たちに守られててきたヨナも武器をとり自分も強くなりたいとハクに懇願するのだ。専属護衛であるハクはそれを拒もうとするがヨナの決意は固い。自身の運命に向き合おうとするヨナの姿には心が動かされるものがあった。そのヨナの思いを受け入れるハク。矢部昌暉も「前作では僕1人で敵と戦って姫を守るというシーンが多かった。今回も戦うシーンはありますが人間らしい部分も見せられるのでは」と話していた。
また、ヨナとハクの関係性を見守ることができるのもこの作品の面白さのひとつだろう。ジェハ(演:山中柔太朗(M!LK))にヨナへの気持ちを伝えればいいと言われても、自身の立場からそう簡単にはできないと答えるハク。そんなハクが「好きなことさせてもらいました」とヨナを抱きしめるシーンには思わずときめいてしまう観客も多いのではないだろうか。