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【レポート】斬劇『戦国BASARA4 皇』本能寺の変

 

なお、ゲネプロ前にフォトセッションと囲み会見があった。
「戦国BASARA」はとにかく”派手な殺陣とアクション”がウリ、ほとんどのキャストから「怪我なきように千秋楽まで」というコメントが目立った。稽古の成果か、一糸乱れぬフォーメーションは流石、また客席を走り抜ける演出もあり、迫力満点。ヨリコ・ジュンは「「戦国BASARA」は初めてなのですが、先輩方、スタッフ、役者の方々に支えられてここまで頑張りました。物語を創りたいな、と……楽日までどんどん進化していきたいです」と挨拶。小林からは新作ゲームのPR「最新作は8月25日です!」、こちらも楽しみである。さらに「”斬劇”はウチの山本がつけました。7年やってきましたが、”舞台”をやめて”斬劇”にしました、新しい”斬劇”として幕を開けます、スタッフ、役者の力で素晴らしい舞台にしていきます!」と意気込んだ。”斬る”、”劇”……”劇”という言葉には”激しい”や”はなはだしい”という意味もあるようで、”斬劇”というネーミング、いかにも「戦国BASARA」の舞台版にふさわしい。真田幸村を演じる松村は「一振り、一振りの中で自身の(演じる)キャラクターがあります。心に残る何かがあると思うので、殺陣の先にあるストーリーや世界観を楽しんで欲しい」と語る。また、伊達政宗演じる塩野は「ひとつの着地点が見える舞台、どこに向かっていくのかわかりやすい舞台です」とコメントしたが、伏線が大きくうねってラストに突入する展開は見応えあり、であろう。さらに塩野は「(幸村とは)お互い刺激し合いながら対峙するところは燃える」とコメントし、それに対して松村は「伊達政宗はやっぱりカリスマ性、ないものをいっぱい持っているキャラクター、親方様、心の拠り所、魅力を持った、自分の道を行くキャラクター」と伊達政宗演じる塩野に向かって語り、対する塩野は「ありがとうございます!」と返し、和やかに会見は終了した。

 

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2.5news(編集部)

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