【オフィシャルレポート】山本亮太(宇宙Six/ジャニーズJr.)、と原嘉孝(宇宙Six/ジャニーズJr)がW主演舞台

第7弾舞台「桃山ビート・トライブ~再び、傾かぶかん~」
京都劇場にて初日(6/14)開演!

自由を求めるために音楽を武器に、“ちほ一座”が立ち向かう!
2019年6月14日(金)~6月16日(日)@京都劇場
2019年6月21日(金)〜7月1日(月)@EXシアター六本木

山本亮太(宇宙Six/ジャニーズJr.)、と原嘉孝(宇宙Six/ジャニーズJr.)がW主演を務める舞台『桃山ビート・トライブ~再び、傾かん~』の初日公演が、京都劇場にて上演された。

今作は2017年の11月に大成功を収めた舞台の再演。初演から引き続き、水野絵梨奈、副島淳、冨岡健翔(MADE/ジャニーズJr.)、星野真里、山崎樹範などが出演。今回から原嘉孝を迎え、新たな空気をまとっての再演となった。
今作の舞台は安土桃山時代。生きていくために盗人となり、偶然盗んだ三味線を手にしたことから才能を発揮する藤次郎(山本)と、笛職人の家に育ちながらも、笛役者を目指し家を飛び出した小平太(原)、奴隷として日本に連れてこられ、黒人として初めて織田信長の家臣となった、母国アフリカの太鼓をこよなく愛す弥介(副島)、そして類まれなる感性で圧倒的な舞を踊るちほ(水野)がそれぞれ運命的な出会いを果たし、“ちほ一座”を結成することから始まる。

今作のために空き時間はほぼ楽器練習に没頭したという山本と原、そして副島が演奏する姿はとても力強く、よりしなやかに、躍動感を増した水野の“舞”は圧倒的だ。この4人がステージの上で楽器を鳴らした瞬間、一気に空気が変わるのを感じることができる。それだけ、彼らの姿はとても鮮やかで、美しく、惹き付けるのだ。さらに、冨岡健翔(MADE/ジャニーズJr.)と奥谷知弘(Candy Boy)によるコミカルなコンビ芸と、パワフルなアクロバットを含めたパフォーマンスとアクションシーンは見もの。そこに華麗で艶やかな舞を見せてくれる出雲のお国(星野)からも目を離せない。

時代は戦国乱世にありながら、自由な気風へと変化する過渡期。文化芸術をこよなく愛し、ちほ一座を庇護する豊臣秀次(八神蓮)と、民衆の自由を快く思わない石田三成(佐野瑞樹)が弾圧の力を強め、対立していく。三成の策略による秀次一族の処刑に抗うため、音楽と舞で必死に民衆へ訴えかけ、情熱的に、泣きじゃくりながら舞を演じるちほ一座の演奏は、目に、胸に焼き付いて離れない。そして、音楽を通じて、自由を求めた彼らを待つのは、正義なのか、それとも――。

しっかりとした時代背景を持つ物語の重さがありながらも、圧倒的なパフォーマンスと時折混じるコミカルなアドリブ、そして誰もが共感できるエンターテイメント性を持つ今作は、より多くの人の心をつかみ、涙を流させるはずだ。

舞台『桃山ビート・トライブ~再び、傾かん~』は、6月14日から16日まで京都劇場にて、6月21日から7月1日までEX シアター六本木で開催される。なお、スペシャルカーテンコールのある公演は、ちほ一座とお国一座が競演する圧巻のダンスパフォーマンスを観ることができ、さらに出演者によるお見送りが実施される公演もある。上演後にキャストを目の前にして感想を述べられることは嬉しい。観るたびに感動が深まる今作をもう一度観たいという人たちのために、リピーターチケットの発売も決定。
ぜひ、心を射抜く“ちほ一座”のパフォーマンスを生でその目で見てもらい。

ライター:吉田可奈

Page: 1 2 3 4

2.5news(編集部)

2.5news(編集部)