山岸に「緊張している?」と問いかけられた赤澤は「緊張しています」と答え、自身の緊張をほぐすように「今日のこの衣装めちゃくちゃかっこよくないですか!? ですよね!?」と会場へ呼びかけ。「かっこいいー!」というファンからの声援に、満足げな表情を見せ「いいっすね、日比谷。最高!」と会場を盛り上げた。
続いて、稽古中に苦労した点を聞かれた久保田は「モリアーティの3兄弟は実は血が繋がっていないんです。僕(アルバート)が養子で二人を迎え入れたので、実の兄弟ではない3人の絆の作り方に苦労しました」とコメント。
他のキャストがエピソードを話すなかで、「一慶くんはどこを見ているの?」と山岸にツッコまれた山本は「タンポポのタネが飛んで行ったんです」と天然な一面を見せた。開幕1週間前である当日はキャストの仲も深まっているようで、和気あいあいとした雰囲気のなかトークが進められた。
歌唱コーナーでは、一曲目にミュージカルのテーマ曲である『憂国のモリアーティ』を全員で、二曲目はシャーロック(演:平野良)がワトソン(演:鎌苅健太)を軍医だと推理する様子を描いた楽曲が、最後にはモリアーティ兄弟の長男であるアルバート・ジェームズ・モリアーティ(演:久保田秀敏)、次男であるウィリアム・ジェームズ・モリアーティ(演:鈴木勝吾)、三男であるルイス・ジェームズ・モリアーティ(演:山本一慶)、モラン大佐(演:井澤勇貴)、フレッド・ポーロック(演:赤澤遼太郎)による誓いの歌が披露された。
30分という短い時間ではあったが、会場には多くのファンが集まり、全員がミュージカル『憂国のモリアーティ』の公演へ向けて気持ちを高めていくイベントとなった。
ミュージカル『憂国のモリアーティ』は東京公演が2019年5月10日(金)~19日(日)東京・天王洲 銀河劇場にて、大阪公演が5月25日(土)~26日(日)柏原市民文化会館リビエールホール 大ホールにて上演。詳細は舞台公式サイト(https://www.marv.jp/special/moriarty/)にて。